税金をクレジットカードで納付するときの払い方などを解説

公開日:2025-02-13 更新日:2026-09-08
税金をクレジットカードで納付するときの払い方などを解説

所得税や住民税、自動車税など、多くの税金はクレジットカード払いで納付できます。クレジットカード払いによる税金の納付にはさまざまなメリットがありますが、注意点も把握したうえで検討することが大切です。

本記事では、税金をクレジットカード払いで納付する方法やメリット、注意点を解説します。また、クレジットカード払いで納付できる税金の種類も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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この記事で学べるポイント

  1. クレジットカード払いに対応している国税・地方税の種類や、専用サイトを利用した納付方法を紹介
  2. オンライン納付や支払い時期の調整、利用明細による管理など、クレジットカード納付の主なメリットを解説
  3. 決済手数料やご利用可能枠への影響、領収書の発行有無など、納付前に押さえておきたい注意点を整理

税金の納付に対応しているクレジットカードの種類

クレジットカードには国際ブランドがあり、各国際ブランドに加盟している店舗やサービスでクレジットカード払いが可能です。

税金の支払いに対応しているクレジットカードの国際ブランドは以下のとおりです。

  • Visa
  • Mastercard
  • JCB
  • American Express
  • Diners Club

クレジットカードで納税する際、国税は「国税クレジットカードお支払サイト」、地方税は「地方税お支払サイト(eL-QR)」などの専用サイトを利用します。上記の国際ブランドのクレジットカードは、どちらのサイトでも利用可能です。

クレジットカード払いできる税金の種類

税金には、国に納める「国税」と都道府県や市町村に納める「地方税」があります。どちらも納税専用のサイトを利用してクレジットカード払いが可能です。ただし、すべての税金が対応しているわけではないため注意しましょう。

以下では、「国税クレジットカードお支払サイト」「地方税お支払サイト」で納付できる税金の種類を紹介します。

クレジットカードで納付できる国税

「国税クレジットカードお支払サイト」でクレジットカード払いできる税金の種類は以下のとおりです。

  • 申告所得税および復興特別所得税
  • 消費税および地方消費税
  • 法人税
  • 法人税(連結納税)
  • 地方法人税
  • 地方法人税(連結納税)
  • 相続税
  • 贈与税
  • 源泉所得税および復興特別所得税(告知分)
  • 源泉所得税(告知分)
  • 申告所得税
  • 復興特別法人税
  • 復興特別法人税(連結納税)
  • 消費税
  • 酒税
  • たばこ税
  • たばこ税およびたばこ特別税
  • 石油税
  • 石油石炭税
  • 電源開発促進税
  • 揮発油税および地方道路税
  • 揮発油税および地方揮発油税
  • 石油ガス税
  • 航空機燃料税
  • 登録免許税(告知分)
  • 自動車重量税(告知分)
  • 印紙税
  • 国際観光旅行税
  • 国際観光旅行税

クレジットカード納付に関するよくある質問については、国税庁のサイトで確認できます。

クレジットカードで納付できる地方税

地方税には、都道府県に納める税金(都道府県税)と市区町村に納める税金(市区町村税)があり、クレジットカード払いで納めることが可能な税金に関しては、自治体によって異なります。

たとえば、東京都の場合、「地方税お支払サイト」でクレジットカード払いできる税金の種類は、以下のとおりです。

  • 自動車税
  • 固定資産税・都市計画税※1
  • 固定資産税(償却資産)※1
  • 不動産取得税
  • 個人事業税
  • 法人都民税※2
  • 法人事業税※2
  • 特別法人事業税※2
  • 事業所税※2
  • 宿泊税※2
  • 軽油引取税※2
  • ゴルフ場利用税※2
  • 都たばこ税※2
  • 地方法人特別税※2

※出典:

東京都は、自治体のなかでもクレジットカード払いに対応している税金の種類が多いです。自治体によっては対応している税金の種類が少ないこともあるため、詳細は各自治体の公式サイトで確認しましょう。

※1

クレジットカード払いに対応しているのは、23区のみです。

※2

「地方税お支払サイト」で納付するには、都税事務所で納付書の発行が必要です。

税金をクレジットカードで納付する4つのメリット

クレジットカードで税金を納めるメリットは以下のとおりです。

  • オンラインでいつでも納付できる
  • 支払いのタイミングを遅らせることができる
  •  あとから分割払いやリボ払いに変更できる場合がある
  • 利用明細で納付日や金額を確認できる

それぞれを解説します。

オンラインでいつでも納付できる

クレジットカード払いによる税金の納付は、時間を気にせずオンラインで手続きできる点がメリットです。「国税クレジットカードお支払サイト」「地方税お支払サイト」の利用時間は以下のとおりです。

  • 国税:原則24時間いつでも利用できる
  • 地方税:12月29日~1月3日を除き24時間いつでも利用できる

また、現金を引き出したり、窓口に足を運んだりする必要がないのも、クレジットカード払いの大きなメリットです。

支払いのタイミングを遅らせることができる

クレジットカードは、毎月の締め日までの利用金額(クレジットカード会社にデータが届いている分)を支払日に支払う仕組みです。そのため、決済のタイミングと実際に支払いが発生するタイミングにラグがあります。

決済のタイミングによっては、実際の支払いが発生するまで約1~2ヶ月程度の時差があるため、納付時に手持ちの現金がなくても税金を納めることが可能です。

ただし、引落し日に支払えなければ、遅延損害金が発生するなどの影響が生じるため、計画を立てたうえで利用しましょう。

あとから分割払いやリボ払いに変更できる場合がある

税金は原則、期日までに一括で納付しなければならないため、納める税金の金額によっては負担が大きくなることがあります。

ただし、クレジットカード払いでは、納付時に1回払いを選択した場合でも、あとからリボ払いや分割払いへの変更ができることがあります。

このようなサービスが利用できるクレジットカードであれば、状況に合わせて無理のない計画的な利用が可能です。ただし、変更できる期間は決まっているため、サービスを利用する前に確認しておきましょう。

なお、クレジットカード払いが可能な税金は、納付時に分割払いやリボ払いを選択することも可能です。分割払いやリボ払いには、クレジットカード会社ごとに定められた手数料が発生するため注意しましょう。

利用明細で納付日や金額を確認できる

クレジットカードで納付すると、利用明細で納付日や金額を確認できます。また、税金以外の支払いもまとめて管理できるため、支出状況の把握や家計の見直しに役立ちます。

特にWEB明細では、過去の利用履歴もかんたんに確認できて便利です。

なお、クレジットカード会社によっては独自のスマホアプリを提供しています。スマホアプリを利用すれば、いつでもスマホから利用明細を確認できるためおすすめです。

ライフカードでもスマホアプリ「LIFE-Web Deskアプリ」をご利用いただけるため、家計管理にお役立てください。

クレジットカード納付の「手数料」と「ポイント還元」を比較

税金をクレジットカードで納付すると、ポイントが進呈される場合があるいっぽうで、決済手数料がかかります。そのため、クレジットカードで納付する際には、決済手数料とポイント還元を確認したうえで検討するとよいでしょう。

たとえば、ポイント還元率0.5%のクレジットカードで、1万円・3万円・5万円・10万円の税金(国税)を納付した場合、決済手数料と進呈されるポイントは以下のとおりです。

納付額 決済手数料 進呈されるポイントの価値
1万円 99円 50円相当
3万円 297円 150円相当
5万円 495円 250円相当
10万円 990円 500円相当

※出典:

 

上記は試算結果であり、実際の決済手数料・ポイントとは異なる場合があります。

ただし、決済手数料とポイント還元だけで決めるのではなく、クレジットカード全体の特典やメリットも含めて総合的に判断することが大切です。

たとえば、クレジットカードによっては、年間利用額特典を設けている場合があります。税金は一度にまとまった金額を納付することも多いため、クレジットカード払いにすることで、年間利用額特典の達成条件を満たしやすくなることがあります。

税金をクレジットカードで納付する方法

以下では、「国税クレジットカードお支払サイト」「地方税お支払サイト」それぞれの納付方法を紹介します。

「国税クレジットカードお支払サイト」での納付方法

基本的に国税をクレジットカード払いで納める場合は、「国税クレジットカードお支払サイト」から手続きをします。

大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 注意事項を確認する
  2. 納付情報を入力する
  3. クレジットカード情報を入力する
  4. 内容を確認する
  5. 納付手続きが完了する(最終確認)

「地方税お支払サイト」での納付方法

基本的に地方税をクレジットカード払いで納める場合は、「地方税お支払サイト」から手続きをします。

大まかな流れは以下のとおりです。

  1. eL-QRの読取り画面にアクセスする
  2. 納付書のeL-QRを読取る
  3. 納付額を確認する
  4. 支払方法を選択する
  5. 納付手続きが完了する

クレジットカード払いによる地方税の納付は、納付書に記載されているeL番号の入力でも手続きが可能です。

税金をクレジットカードで納付する際の注意点

税金をクレジットカード払いで納付する際は、いくつかの注意点があります。以下では、主な注意点を紹介します。

クレジットカードでの納付に対応していない自治体がある

クレジットカード払いは、すべての自治体や税目で利用できるわけではありません。

そのため、クレジットカード払いでの納税を検討している方は、事前にご自身が住んでいる自治体がクレジットカード払いに対応しているか確認しておくとよいでしょう。

なお、クレジットカード払いによる納付に対応していない場合は口座振替やコンビニ納付など、ほかの方法で税金を納めなければならないため、早めに確認することをおすすめします。

税金の納付に手数料が発生する

クレジットカード払いによる税金の納付は、国税・地方税ともに手数料が発生します。たとえば、国税の場合は以下の手数料が必要です。

納付金額 決済手数料(税込)
1円~10,000円 99円
10,001円~20,000円 198円
20,001円~30,000円 297円
30,001円~40,000円 396円
40,001円~50,000円 495円
以降10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます

※出典:

2026年7月時点の情報です。

また、地方税に関しては自治体によって加算額が多少異なる場合がありますが、10,000円まで40円(税込)の決済手数料がかかり、以降10,000円ごとに約82.5円(税込)の手数料がかかります。

クレジットカード払いによる税金の納付は、納税額が高額になるほど手数料も増える点に注意が必要です。なお、手数料の詳細は各納税サイトで確認できます。

領収書が発行されない

税金をクレジットカードで納付した場合、領収書は発行されない点に注意が必要です。

ただし、納税証明書は発行が可能です。納税証明書の発行手続きは税金の種類によって異なりますが、主な窓口は管轄の税務署や自治体窓口となるため、必要な方は覚えておきましょう。

金融機関やコンビニでのクレジットカード払いはできない

クレジットカード払いで税金を納付する場合、国税庁や自治体が指定する専用サイトで手続きが必要です。

納付書を利用して金融機関やコンビニなどで支払う場合、クレジットカードは利用できないため注意しましょう。

納付のたびに手続きを行う必要がある

クレジットカード払いで税金を納付する場合、その都度手続きが必要です。公共料金や携帯電話料金の支払いのように継続的なクレジットカード払いではないため注意しましょう。

継続的に自動で税金を納付したい場合、指定の銀行口座から自動で引落しされる振替納付があるため、ご自身の状況に応じて選択することをおすすめします。

クレジットカードのご利用可能枠を圧迫する可能性がある

クレジットカードはご利用可能枠の範囲内で支払いが可能です。人によっては税金の支払いが重なったり、金額が高額になったりする場合があります。このような場合、クレジットカードのご利用可能枠を圧迫する可能性があります。

税金の支払いによってご利用可能枠が埋まると、普段のお買い物や公共料金の支払いなどでクレジットカードを利用できなくなるため注意が必要です。

税金の支払いに限ったことではありませんが、クレジットカードを利用する際は、小まめに利用状況を確認しましょう。

なお、クレジットカードの利用状況は、会員専用サイトやスマホアプリで確認できることが多いです。

たとえば、ライフカードの場合、会員専用サイト「LIFE-Web Desk」やスマホアプリ「LIFE-Web Deskアプリ」で利用状況を確認できます。

ふるさと納税もクレジットカード払いがおすすめ

ふるさと納税とは、ご自身が住んでいる自治体以外のふるさとやご自身が応援したい自治体に寄付できる制度です。

ふるさと納税で自治体に寄付することで、住んでいる自治体に納める住民税からの減額(控除)や税務署から所得税の払い戻し(還付)を受けることができるほか、寄付先の自治体から返礼品として特産品などを受取ることができます。

自治体によっては、クレジットカード払いでふるさと納税が可能です。ふるさと納税をクレジットカード払いで行えば、税金を納めるときと同様のメリットがあるため、ふるさと納税もクレジットカード払いがおすすめです。

なお、ふるさと納税のポータルサイトは、基本的にクレジットカード払いに対応しています。

クレジットカードで税金を納付するならライフカードがおすすめ

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クレジットカード払いで税金を納付したい方には、ライフカードがおすすめです。ライフカードは税金の納付に対応しており、納付額に応じてポイントもたまります。

通常は1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当)がたまるほか、ステージ制プログラムにより年間利用金額に応じてポイントの倍率が上がるため、クレジットカード払いするほどおトクです。

ポイントの価値は、交換いただく商品・サービスにより変動します。

たとえば、年間利用金額が50万円以上であれば、翌年度のポイントの付与率が1.5倍になります。ポイント付与率は最高2倍(年間利用金額が200万円以上)まで上昇します。

さらに、ライフカードでは、条件達成でキャッシュバックを受けられる魅力的な特典も用意しており、おトクにご利用いただけます。これからクレジットカードを作る場合は、ぜひチェックしてください。

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税金の納付にクレジットカードを活用しよう

税金の納付は、現金のほかにクレジットカード払いも可能です。クレジットカード払いには、いつでも納付できることや手間がかからないことなどのメリットがあります。

ただし、手数料がかかる、領収書が発行されないといった注意点もあるため、メリットと注意点をよく把握したうえで利用を検討することが大切です。

また、地方税に関しては自治体によって異なり、なかにはクレジットカード払いに対応していない場合もあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

ライフカードは、税金の納付に対応しています。税額に応じてポイントもたまるため、クレジットカード払いで税金の納付を考えている方は、この機会にライフカードをご検討ください。

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この記事の監修者

竹下 昌成

竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。兵庫県西宮市在住、昭和46年生まれ。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート、それだけで生活できるようになったので卒サラ。現在は大家業をメインに講師や執筆活動、相談業務でのんびりと過ごしています。得意分野は不動産投資や住宅購入など。お気軽にご相談ください。

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更新日:2026-09-08