学生がクレジットカードを払えないときはどうする?リスクと対処法を解説

公開日:2026-05-19
学生がクレジットカードを払えないときはどうする?リスクと対処法を解説

クレジットカードは、キャッシュレス決済や公共料金の支払いなど、学生生活のさまざまなシーンで利用できます。ポイントによるおトクさや海外旅行での便利さもあり、多くの学生が利用する決済手段です。

ただし、クレジットカードの利用代金が払えないと、クレジットカードが利用できなくなり、最終的には強制解約となる場合もあります。

本記事では、クレジットカードを払えないときのリスク、学生生活への影響、対処法を解説します。

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学生がクレジットカードを払えないとどうなる?

クレジットカードの利用代金が支払えないと、クレジットカード会社によって利用停止や支払いの督促などの手続きが進められます。具体的な流れは以下のとおりです。

  1. クレジットカードの利用停止
  2. 遅延損害金の発生
  3. クレジットカード会社からの支払依頼・督促
  4. 滞納に関する信用情報の登録
  5. クレジットカードの強制解約と滞納分の一括請求

支払いができない状態が続くとさらに状況が悪くなるため、早急な対応が必要です。以下では、各段階の内容を解説します。

①クレジットカードの利用停止

クレジットカードの支払いが遅れると、一時的に利用停止されます。利用停止は滞納した利用代金を支払うまで続き、通常、入金をクレジットカード会社が確認した後に利用が再開されます。

②遅延損害金の発生

遅延損害金は滞納した期間に対して発生する損害金で、利用代金に一定の利率と滞納日数を掛けて算出することが契約書に記載されています。

利用代金を払えない状態が続くと遅延損害金も増え、最終的な支払額が大きくなる点に注意してください。

③クレジットカード会社からの支払依頼・督促

支払いを滞納すると、クレジットカード会社から書面、電話、メールなどで支払依頼が届きます。振込依頼書での入金や口座への振込みなど、依頼の内容を確認して、速やかに対応することが大切です。

④滞納に関する信用情報の登録

滞納する期間が長くなると、信用情報機関(クレジットカードやローンの取引情報などを保管する機関)に滞納した事実が登録される場合があります。一般的には、滞納が61日(または3ヶ月)以上続くと登録され、信用情報機関に一定期間保存されます。

また、支払いの遅延が繰り返される場合も、信用情報に登録される可能性があります。

なお、信用情報には登録されなくても、クレジットカードの増額審査や更新時の審査などに影響を及ぼすことがあります。

⑤クレジットカードの強制解約と滞納分の一括請求

滞納が長期間にわたり、クレジットカード会社からの依頼や督促にも対応しなかった場合、クレジットカードが強制解約される可能性があります。

強制解約されると、滞納した利用代金だけでなく、支払日が先のリボ払い分や分割払い分まで一括請求される場合があるため、注意が必要です。

クレジットカードを払えない場合の学生生活への影響

クレジットカードの利用代金を滞納すると、「学生生活に影響が出るのではないか」と心配になるかもしれません。以下では、クレジットカードの滞納による影響が出やすいことと、出にくいことを紹介します。

滞納の影響が出やすいこと

学生生活では、クレジットカード利用代金の滞納が以下の場面に影響を及ぼす可能性があります。

  • 公共料金やサブスクリプションの支払い
  • スマホや家電製品購入時の分割払い
  • 引越し時の審査

クレジットカードの利用代金を払えないと、一時的に利用が停止されます。特に、一人暮らしで公共料金や携帯電話料金をクレジットカード払いにしている方は、カードの利用停止により支払えなくなるおそれがあるため注意しましょう。

また、滞納の事実が信用情報機関に登録されると、各種ローンや賃貸契約などの審査に不利に働く可能性があります。スマホやPCの購入時に分割払いができなくなる可能性があるほか、賃貸住宅を申込んだ際に、家賃保証会社の審査により不可と判断され、希望の物件に入居できない場合もあります。

滞納の影響が出にくいこと

クレジットカードの滞納は学生生活に影響を及ぼしますが、生活のすべてに影響が出るわけではありません。特に、以下のような場面では影響を受けにくいと考えられます。

  • 学校での生活や勉強
  • 奨学金の受給
  • 就職活動

クレジットカードの支払いが遅れているからといって、授業への出席や成績などに直接的な影響はありません。奨学金は学業成績や学修状況などで支給の停止や警告がなされる場合がありますが、クレジットカードの支払状況は判断基準の対象外です。

また、信用情報機関に登録された情報は、就職活動で応募した会社などが確認することなどはできない仕組みです。そのため、クレジットカードの滞納が就職活動に直接影響することは基本的にないでしょう。

なお、日本でも個人の信用力を数値化して評価する「スコアリング」の動きが出てきています。将来的には信用情報がより幅広い場面で活用される可能性もあるため、意識しておくことが大切です。

学生がクレジットカードを払えない場合の対処法

思わぬ出費などでクレジットカードの利用代金が払えないときは、早めの対処を心がけましょう。主な対処法は以下のとおりです。

  • リボ払いまたは分割払いへの変更
  • クレジットカード会社への問合せ
  • 親や信頼できる方への相談

各対処法の内容を解説します。

リボ払いまたは分割払いへの変更

クレジットカード会社によっては、あとから1回払いをリボ払いや分割払いへ変更できます。「支払日の○○日前」といった受付期間があり、期間内であれば会員ページや電話などで変更が可能です。

ただし、リボ払いや分割払いは原則として手数料が発生します。残高がなくなるまで支払いが続くため、完済までの期間が長期化する可能性がある点に注意が必要です。

クレジットカード会社への問合せ

支払日の直前または過ぎてしまったときは、クレジットカード会社に問合わせて対応を相談しましょう。

窓口はクレジットカード会社によって異なりますが、クレジットカードの裏面に記載された電話番号、会員ページ、公式サイトのチャットなどが一般的です。口座からの再引落や振込みでの支払いをはじめ、対応方法を相談できます。

親や信頼できる方への相談

支払いが難しいとわかったら、親や信頼できる知人・友人に正直に相談しましょう。一時的な立て替えを含め、アドバイスや支援を受けられる場合があります。

そのほか、公的な窓口での相談も選択肢のひとつです。たとえば、学校の学生相談窓口、消費者ホットライン(電話番号188)、日本クレジットカウンセリング協会の電話相談などが挙げられます。

学生がクレジットカードを払えない場合に避けるべき行動

クレジットカードの支払いに困った場合、以下の行動は避けましょう。

  • 払わないまま放置する
  • クレジットカード会社や家族に相談しない
  • カードローンやキャッシングでお金を借りる

滞納が続くと、クレジットカードが利用停止されるだけでなく、遅延損害金が発生します。クレジットカード会社や家族への相談で対応策が見つかる場合もあるため、放置せずに早めの相談が大切です。

また、カードローンやキャッシングなどの新たな借入れで返済すると、借入先や金額が増え、多重債務に陥る可能性があります。特に学生は収入がアルバイトや仕送りなどに限られる方が多いため、安易な借入れは避けてください。

クレジットカードを払えない状況を防ぐためのポイント

クレジットカードはネットショッピングや店舗での決済に便利ですが、利用代金はあとで支払う必要があります。以下では、支払いができない状況を防ぐためのポイントを解説します。

利用状況の定期的な確認

クレジットカードの利用状況を定期的に把握すると、支払日に残高不足で引落しができなくなる事態を防ぎやすくなります。

スマホアプリや会員ページを活用して、支払金額や支払日をこまめに確認しましょう。特にスマホアプリは、支払金額や支払日だけでなく、利用明細も確認できるため、とても便利です。

ご利用可能枠の引き下げ

ご利用可能枠は、クレジットカードを利用できる上限額です。上限に達するとクレジットカードが利用できなくなるため、事前に引き下げておくことで使いすぎを防げます。「つい利用しすぎてしまう」という方にとって、有効な選択肢のひとつです。

ご利用可能枠を引き下げる方法はクレジットカード会社によって異なりますが、スマホアプリや会員ページで手続きできる場合が多いです。

クレジットカードの利用シーンの限定

クレジットカードを利用するシーンを限定すれば、利用代金が増えて支払いができなくなる状況を回避しやすくなります。

たとえば、クレジットカード払いのみ対応するサービス(レンタカーや格安SIMなど)や急な出費のときだけ利用すれば、最小限に抑えられます。

クレジットカードをあんしんして利用するなら学生専用ライフカードがおすすめ

学生専用ライフカードは、特典が充実した年会費無料のクレジットカードです。在学中の海外ショッピング利用総額の4%がキャッシュバックされます。

満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に在学中の方を対象としたクレジットカードです。進学予定で満18歳以上の高校生の方も、卒業される年の1月以降に申込みいただけます。

キャッシュバック金額の上限は、年間累計10万円となります。

事前エントリーが必要です。

インターネット海外サイト、国内免税店、機内販売は対象外となります。

また、ライフカードのスマホアプリ「LIFE-Web Deskアプリ」では、クレジットカードの利用明細、支払金額、支払日を好きなタイミングで確認でき、日々の管理に役立ちます。支払方法の変更もスマホアプリから可能です。

さらに、ライフカードの「カード利用通知サービス」では、クレジットカード利用時に利用日時、利用金額、利用先がメールで通知されます。ご自身の利用金額をリアルタイムで把握でき、使いすぎの防止や不正利用の発覚に役立ちます。

クレジットカードは利用状況を確認して払えない事態を避けよう

クレジットカードの利用代金を期日までに払えないと、一時的に利用停止されるだけでなく、遅延損害金が発生します。利用状況を定期的に確認し、支払日を守って利用しましょう。

利用代金の支払いが難しいとわかったら、一人で抱え込まずにすぐにクレジットカード会社に連絡しましょう。家族や信頼できる方への相談も有効な対処法のひとつです。

なお、学生専用ライフカードは卒業後も年会費無料で利用でき、「LIFE-Web Deskアプリ」で利用明細をかんたんに確認できます。この機会にぜひ学生専用ライフカードをご検討ください。

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竹下 昌成

この記事の監修者

竹下 昌成

竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。兵庫県西宮市在住、昭和46年生まれ。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート、それだけで生活できるようになったので卒サラ。現在は大家業をメインに講師や執筆活動、相談業務でのんびりと過ごしています。得意分野は不動産投資や住宅購入など。お気軽にご相談ください。

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更新日:2026-05-19