クレジットカードの審査基準は?落ちないためのポイントを解説

公開日:2023-12-18 更新日:2026-05-07
クレジットカードの審査基準は?落ちないためのポイントを解説

クレジットカードを発行するなにはら、申込後にクレジットカード会社による審査に通過しなければなりません。

カード会社の審査基準は原則として公表されていないため、たとえ審査に落ちた場合でても明確な原因を知ることはできません。ただし、クレジットカードの仕組みから審査で重視される項目や審査に落ちる原因をある程度は予測できます。

本記事では、クレジットカードの審査基準、や審査の流れ、審査落ちにつながりやすい原因、や審査に通過でき通らなかったときの対処法を紹介します。

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審査がない・甘いクレジットカードはない

クレジットカードは、クレジットカード会社が利用者に代わって一時的に代金を立替える「後払い」のシステムです。

利用者の支払能力に対する信用をもとにクレジットカード会社との間で成り立つ契約です。そのため、のであるため、発行する際にはクレジットにあたってカード会社は利用者の支払能力信用を正しく判断する必要があります。

クレジットカード会社は独自の基準を設けて審査を実施します。割賦販売法や貸金業法により、審査が義務づ付づけられている項目もありますが、カード会社各社の審査基準は原則として公表されておらず、審査に落ちた場合でも理由を知ることはができません。

審査に対して不安を感じる方もいるかもしれませんが、審査がないカードや審査が甘いクレジットカードは存在しないと理解しておきましょう。

クレジットカードの審査の流れ

カード会社や申込者の状況によってり異なりますが、クレジットカードの発行までに実施さ行われる審査の流れは次のとおりです。

  1. 申込書や添付書類の審査:名前や住所、勤務先などの記入項目を審査
  2. 申告内容の確認:勤務先への在籍確認などを実施
  3. 過去の取引履歴の確認:申込者とカード会社との過去の取引状況を把握
  4. 信用情報のチェック:信用情報機関に照会して、自社以外のカード利用状況を確認
  5. 審査の可否を決定:すべての情報をもとに総合的に審査の結果を判断

クレジットカードの審査では、申込者の属性や信用情報などが確認されます。また、審査の一環として勤務先への電話連絡による在籍確認が実施される場合もあるため、覚えておきましょう。

審査の結果、各クレジットカード会社が定める基準を満たしていれば、クレジットカードが発行されます。

クレジットカードの審査時間

クレジットカードの審査にかかる期間は、数日から1~2週間ほどです。ただし、クレジットカード会社の審査方針や書類の不備などによって日数は変動します。

審査に通過すれば、数日~1週間程度で登録先住所へクレジットカードが届きます。特に急ぎの場合は専用カウンターで受取れる場合もあるので、申込先のクレジットカード会社に確認してみましょう。

なお、近年では、物理的なプラスチックカードを発行しないデジタルカードも普及しています。デジタルカードは、一般的に申込当日に審査結果がわかり、審査に通過できればすぐにオンラインストアや電子マネーに登録して利用が可能です。

クレジットカードの審査項目

クレジットカード会社は独自の基準や経験をもとに、審査の可否を判断しています。

具体的な審査基準は公表されていませんが、法律が義務づける審査項目やクレジットカード協会が示す指針などから、どのような内容が審査されるのかをある程度予測することができます。

そこで、クレジットカードの審査項目として予測される内容を解説します。

属性情報

属性情報とは、勤務先、年収、家族構成など、申込者本人に関わる情報です。カード会社は申込者の属性情報から、支払能力に問題がないかどうかを判断します。審査の対象となる属性はカード会社によって異なりますが、主に次のようなものがあります。

  • 職業、勤務先
  • 雇用形態(正規雇用あるいは非正規雇用)
  • 勤続年数
  • 年収
  • 住居の状況(持ち家あるいは借家)
  • 家族の有無や家族構成

クレジットカードの申込みでは、属性を確認するために、申込者の名前、生年月日、住所などが記載されている本人確認書類を提出することが一般的です。

また、キャッシング枠で希望するご利用可能枠や他社からの借入状況によっては、追加で書類の提出を求められる場合もあります。

信用情報

信用情報とは、クレジットカードや各種ローンなどの申込履歴、契約内容、支払状況など取引に関する個人情報であり、信用情報機関によって厳密に管理されています。

クレジットカード会社は、申込みを受付けると、信用情報機関に照会をかけて申込者の信用情報を確認します。

クレジットカードの審査では、次のような履歴が確認されると考えられます。

  • クレジットカードや各種ローン新規申込や契約内容
  • クレジットカードや各種ローンの支払状況
  • 金融機関からの借入金額
  • 金融機関からの借入件数
  • 支払いの遅延や延滞など過去のトラブル

信用情報は、カード会社が申込者の支払能力を判断するうえで非常に大切な情報となります。

クレジットカードの審査に必要な提出書類

クレジットカードに申込む際は、書類の提出が求められます。主な必要書類は次の2点です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書

それぞれ具体的に解説します。

本人確認書類

クレジットカードの申込みには本人確認書類の提出が欠かせません。一般的に、本人確認書類として認められるのは、氏名・生年月日・現住所が確認できる次のような書類です。

  • 運転免許証
  • 個人番号(マイナンバー)カード
  • 特別永住者証明書・在留カード
  • 住民票または印鑑登録証明書

なお、学生証や個人番号通知カード(写真なし)は本人確認書類としては認められません。詳細はクレジットカード会社によって異なるため、事前に確認しましょう。

収入証明書

クレジットカードのキャッシング枠を設定する場合、収入証明書の提出を求められることがあります。収入証明書の提出が必要となるケースは次のとおりです。

  • 50万円を超えるキャッシング枠を設定する場合
  • 他社からの借入れとキャッシング枠の希望金額が合計で100万円を超える場合

上記に該当していない場合でも、クレジットカード会社から収入証明書の提出を求められる場合があります。

一般的に、収入証明書として認められる書類には次のようなものが挙げられます。

  • 給与所得の源泉徴収票(毎年12月~1月ごろに発行される最新のもの)
  • 給与の支払明細書
  • 確定申告書・青色申告決算書・収支内訳書
  • 住民税特別徴収税額の決定・変更通知書
  • 所得証明書(課税証明書)
  • 年金証書・年金通知書

詳細はカード会社によって異なるため、事前に確認しましょう。

クレジットカードにおける審査の難易度が決まる要素

クレジットカードにおける審査の難易度を決める要素は、主に次の2つが挙げられます。

  • クレジットカード会社ごとの基準
  • クレジットカードのグレード

クレジットカードの審査基準は公表されていませんが、特定のクレジットカード会社のみ審査が甘いということはありません。

ただし、クレジットカードの審査基準は各社で異なるため、「A社では審査に落ちてもB社では通過できた」ということがあります。

また、クレジットカードには一般カード、ゴールドカード、プラチナカードなどのグレードが存在します。

一般的に、グレードの高いクレジットカードほどサービスや特典が充実するため、審査基準は高くなる傾向があります。

たとえば、ゴールドカード以上は「本人に安定した継続的な収入があること」のように、申込条件として収入に関する記載がある場合が多いです。

クレジットカードの審査に落ちる原因

審査基準が公表されていないため、クレジットカードの審査に落ちてもカード会社は理由を教えてくれません。

しかし、これまで紹介した情報をもとに審査項目を想定し、ご自身の現状と照らし合わせれば、審査に落ちる可能性や原因を探れます。

それでは、クレジットカードの審査に落ちる主な原因を解説します。

支払能力が疑問視されている

利用料金の「後払い」が基本のクレジットカードでは、申込者の支払能力が重視されます。クレジットカード会社は申込者の支払能力を超える契約は結ばないため、支払能力に不安があればクレジットカードの審査は難しくなるでしょう。

たとえば、次のような項目で支払能力が判断される可能性があります。

  • 継続的に安定した収入を得られる仕事に就いているかどうか
  • 持ち家あるいは長く暮らしてきた賃貸物件に暮らしているかどうか
  • 扶養する家族がいるかどうか
  • 過去のクレジットカードの利用実績に問題がないかどうか

支払いの延滞など信用情報に問題がある

信用情報に過去や現在の支払いの遅延や延滞の事実が記載されていると、クレジットカードの審査に落ちてしまう場合があります。

信用情報機関には、過去のネガティブな取引情報も記録されています。クレジットカード利用中の支払遅延、強制解約、自己破産、債務整理などを経験していると、信用情報に問題があると判断される可能性が高まります。

また、スマホの購入代金の分割払いも、支払いが遅延すれば問題視されるので注意が必要です。

他社から多額の借入れをしている

すでに契約済みの他社のクレジットカード、消費者金融など各種ローンからの借入状況も、クレジットカードの審査に影響します。

クレジットカードの審査では、年収や他社からの借入状況などに応じて、申込者の支払能力を判断します。新しくクレジットカードを作ることで家計への負担が大きくなると見込まれる場合、審査に落ちる可能性が高まります。

申込書類に虚偽の内容がある

クレジットカードの申込書類の内容に誤りがあると、虚偽の申告をしたとして信用を失い、審査に落ちる可能性があります。

書面上で実際よりも年収を多く記載する、勤続年数を長く記載する、他社からの借入額を少なく記載するなどの細工をしても、クレジットカード会社の調査や信用情報機関への照会ですぐに発覚するため、絶対にやめましょう。

勤務先での在籍確認が取れない

クレジットカードの審査のひとつに、申込者が申告した勤務先に在籍しているかどうかを確認する「在籍確認」があります。在籍確認が取れない場合、虚偽の申告を疑われる可能性があります。

在籍確認は申込みの際に申告した勤務先への電話連絡が一般的です。本人が電話に出なくても、在籍していることが確認できれば問題ありません。

すべての申込みで必ず実施されるわけではありませんが、確認される可能性がある点に留意しましょう。

ワンランク上のクレジットカードを申込んでいる

クレジットカード会社によっては、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、エグゼクティブカードのように、クレジットカードのランクが設けられている場合があります。ランクが上がるとご利用可能枠が増え、受けられるサービスや特典も充実します。

ランクが上がるほど、クレジットカードの審査は厳しくなります。支払能力を超えたご利用可能枠が設定されているカードに申込むと、審査に落ちる可能性があります。

クレジットカードの審査に落ちた場合の対処法

クレジットカードの審査に落ちた場合、次の審査に向けて対策を取っておきましょう。ここでは、審査落ちを繰り返さないための対処法を紹介します。

一定期間を置いてから再度申込む

一度クレジットカードの審査に落ちたからといって、すぐに別のクレジットカードに申込んでも、審査に通過できない場合があります。信用情報機関には、クレジットカードの申込履歴が6ヶ月間保存されるからです。

クレジットカード会社ごとに審査基準は異なりますが、申込んだ履歴が消えるまで6ヶ月間待ってから申込むほうがよいでしょう。

支払いの遅延などの金融トラブルの記録は、契約継続中または契約終了から5年間~10年間程度保存されるといわれています。

クレジットカード会社は、信用情報機関に登録されている情報を参考にしながら自社の基準に基づいて審査を実施するため、まずは信用情報機関に登録されている内容に問題がないか確認することも大切です。

他社からの借入れを返済しておく

クレジットカードのリボ払いやキャッシング枠の利用、カードローンによる多額の返済などが残っている場合は、返済を終えてから申込むようにしましょう。

カード会社が避けたいのは、利用者が支払不能に陥る状態です。カード会社に疑念を持たれないように、懸念材料は極力なくしておきましょう。

家族カードを申込む

クレジットカードを持つ家族がいるなら、家族カードを申込むのもおすすめです。家族カードは本会員の信用をもとに発行されるカードです。

家族カードの発行条件はカード会社によって異なりますが、国内在住の高校生を除く18歳以上であれば発行できる可能性があります。専業主婦や大学生の子どもなどでも、本会員と同じ条件のクレジットカードを持つことができます。

ご利用可能枠は本会員の枠内で、支払いは本会員の引落口座で一括管理できるため、家計管理がしやすいというメリットもあります。

属性を上げる

アルバイトやパートから正社員になる、収入を増やすなど、本人の属性をブラッシュアップすると審査に通過しやすくなります。

収入を増やすのはかんたんではありませんが、同じ会社で勤続年数を重ねる、出世して役職に就くなど、日々の積み重ねが大切です。

クレジットカードの審査に通過するためのコツ

クレジットカードの審査に不安があるなら、審査に通りやすくなるコツを押さえたうえで申し込むようにしましょう。

一度に複数のカード会社に同時に申込まない

一度に複数のクレジットカードを申込むと、その記録は信用情報機関からクレジットカード会社に伝わり、審査がいつもより慎重に実施される傾向があります。

慎重になる理由は、複数のカードを保有すると使い過ぎにより支払不能に陥りやすくなると懸念されることです。また、利用予定のない入会特典を目的とした申込みではないかと疑われ、クレジットカード会社にメリットがないと判断されることなども考えられます。

先述のとおり、クレジットカードの申込履歴は信用情報機関に6ヶ月残ります。その点も考慮して申込むようにしましょう。

転職や退職をする前に申込む

クレジットカードの審査では、申込者の支払能力が重視されます。そのため、継続的に安定した収入があるかどうかを判断できる年収と勤続年数は、大切な審査項目です。

転職や退職をすると、たとえネガティブな行動ではなくても、安定かつ継続した収入があるかどうかを判断する材料が乏しくなり、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

クレジットカードを作りたい方は、転職や退職の前に申込みましょう。

申込書の記入ミスや記入もれに気をつける

故意による虚偽申告だけではなく、記入ミスや記入もれなどうっかりミスによる申込書の申告内容の誤りも、審査落ちにつながる原因になります。本人確認書類の更新忘れで現住所が違う、勤務先の電話番号を間違えるなどのミスに気をつけましょう。

審査結果には影響しなくても、記入ミスや記入もれがあれば審査が長引きます。また、書き間違いによる修正は新しい書面に書き直す必要があるため、申込内容は慎重に記入しましょう。

無職や学生でもクレジットカードの審査に通過できる?

クレジットカードの申込条件に本人の収入に関する記載がない場合、配偶者に収入があれば、自身の収入のない専業主婦でも審査に通過する可能性があります。たとえば、ライフカードでは専業主婦でも申込みが可能です。

また、収入のない学生も扶養者の収入で審査が実施される場合があるため、クレジットカードを作れる可能性があります。

学生に関してはアルバイトなどの収入があれば、審査に通過できる可能性が十分にあるため、申込み時にしっかりと申告しましょう。

なお、クレジットカード会社によっては学生向けのクレジットカードを提供している場合があります。ライフカードでも学生専用ライフカードを提供しているため、ぜひご検討ください。

審査が不安な場合はデポジット型ライフカードをチェックしよう

クレジットカードを持ちたいけれど審査が不安な場合は、デポジット型ライフカードをチェックしてみましょう

デポジット型ライフカードは、事前にクレジットカード会社に保証金を預けて、保証金の範囲内で代金の支払いができるクレジットカードです。

ご利用代金は、申込時に登録した金融機関の口座から自動振替となります。通常のクレジットカードと同じように、店頭やオンラインでお支払いできるので、クレジットカードを持ちたいが、の審査に不安がのある方におすすめです。

また、入会初年度はポイント1.5倍、お誕生月は3倍など、おトクなポイントプログラムも用意しているので、おトクに利用できます。

年会費がかかります。初年度は代金引換、2年目以降は口座振替でのお支払いとなります。

クレジットカードの審査が心配ならまずは現状の確認をしよう

クレジットカードの審査で重視されるのは、本人の属性情報と信用情報の2つです。これらの情報から、安定的かつ継続的な支払能力があるかを判断されます。

審査に不安を感じているなら、他社からの借入れを返済しておくなど、不安要素をできるだけ解消してから申込みましょう。

なお、ライフカードではデポジット型ライフカードを提供しています。デポジット型ライフカードは、事前に保証金を預けて保証金の範囲内で利用できます。

通常のクレジットカードと同様に、月々の利用料金は金融機関の口座から自動で引落されます。クレジットカードの審査に不安がある場合は、ぜひデポジット型ライフカードをご検討ください。

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新井 智美

この記事の監修者

新井 智美

マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わっている。現在年間200本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績は3,000本を超える。

資格情報

・1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・CFP® ・DC(確定拠出年金)プランナー ・住宅ローンアドバイザー ・証券外務員

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クレジットカードの審査基準は?落ちないためのポイントを解説

更新日:2026-05-07