ETCカードは利用可能枠を超えても使える?

公開日:2026-06-09
ETCカードは利用可能枠を超えても使える?

ETCカードは、クレジットカードごとに設定されたご利用可能枠の範囲内で利用できます。

「ETCカードが使えなくなるのでは」と不安を抱えながら運転するのを避けるためにも、ご利用可能枠に余裕をもたせておくことが重要です。

本記事では、ETCカードのご利用可能枠の仕組みと、ご利用可能枠が足りない場合の対処法を解説します。あわせて、クレジットカードがない方でも発行できる「ETCパーソナルカード」のご利用可能枠についても紹介します。

<この記事のポイント>

  • ETCカードがいくらまで利用できるかをわかりやすく解説
  • ご利用可能枠を超えるリスクとは
  • ご利用可能枠が足りない場合の対処法まで紹介

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ETCカードの利用可能額(限度額)はいくら?

個人向けのETCカードには主に「クレジットカード付帯のETCカード」と「ETCパーソナルカード」があり、利用可能額(限度額)の仕組みが異なります。

クレジットカード付帯のETCカード

クレジットカードに付帯するETCカードは、本カード(クレジットカード)のショッピング利用分と合算され、利用可能枠の範囲内で利用できます。「利用可能枠」とは、お持ちのクレジットカードで利用できる上限金額のことです。

ETCの通行料金もショッピングの利用残高に含まれるため、利用可能枠を超えての利用はできません。

そのため、利用可能額が利用区間の通行料金に満たない、または0円の場合は、ETCカードは利用できません。なお、「利用可能額」とは、利用可能枠のうち、現時点で利用できる金額を指します。

ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカードとは、高速道路会社6社が共同で発行するETCカードです。あらかじめデポジット(保証金)を預けることで、クレジットカードを持っていない方でも発行できる仕組みです。

ETCパーソナルカードは、「預託したデポジット額」まで利用できます。利用料金がデポジット額を超えると、一時的にETCカードが使えなくなるため、余裕をもってデポジット額を設定する必要があります。

なお、預託するデポジット額は、発行時に申告する「平均利用月額」を4倍した金額(最低3,000円)です。カード発行後、実際の利用実績に応じてデポジットの増額を求められる場合もあります。

利用可能枠を超えてETCカードを使うとどうなる?

利用可能枠に達すると、本カード(クレジットカード)やETCカードを利用できなくなります。

ETCカードが利用できない状態で走行すると、高速道路の料金所で開閉バーが開かず、ETC無線走行ができない可能性があります。事故を防ぎ、あんしんして走行するためにも、利用可能枠には余裕をもたせておくことが大切です。

なお、料金所でバーが開かない場合は係員の案内に従いましょう。事故につながりかねないため、無理に後退してはいけません。

ETCカードの利用可能枠が不足する場合の対処法

ETCカード(クレジットカード)の利用可能枠が足りなくなるのを防ぐには、あらかじめ利用可能枠を把握しておき、こまめに会員専用WEBサービスやスマホアプリなどで利用状況を確認することが重要です。

また、利用可能枠が不足する場合は以下の対処法も検討しましょう。

  • 利用可能枠を増額する
  • クレジットカードをランクアップする
  • 新たにクレジットカードを発行する

利用可能枠を増額する

増額とは、クレジットカードの利用可能枠を引き上げる手続きのことで、「継続的な増額」と「一時的な増額」があります。

継続的な増額 契約時に設定された利用可能枠を引き上げること
一時的な増額 特定の用途や期間に応じて、利用可能枠を一時的に引き上げること

毎月のようにクレジットカードの利用可能枠に余裕がなく、「ETCカードが使えなくなるのでは」と不安な場合は、継続的な増額を検討するとよいでしょう。クレジットカードによって異なりますが、一般的に会員ページや電話などで申請できます。

ただし、いずれの増額にも審査が必要であり、数日~2週間程度かかる場合があります。また、必ずしも増額できるとは限りません。

クレジットカードをランクアップする

ゴールドカードやプラチナカードなど、お持ちのクレジットカードをよりランクの高いものに切り替えることで、利用可能枠が上がる可能性があります。一般的に、ランクが高いクレジットカードは、利用可能枠の上限が高めに設定されています。

ただし、ランクアップするには審査が必要であり、切り替えられない場合や、希望どおりの利用可能枠が設定されない場合もあります。

また、ランクが高いクレジットカードは特典や付帯サービスが充実するいっぽうで、年会費も高くなる傾向があるため、年会費と特典のバランスをみて総合的に検討しましょう。

新たにクレジットカードを発行する

新たにクレジットカードを発行するのも選択肢のひとつです。クレジットカードが増えることで利用可能枠が広がるいっぽう、利用総額も増える可能性があるため、請求予定額を把握し、計画的に利用することが重要です。

利用可能枠はクレジットカードごとに設定されるため、手元のクレジットカードが利用可能枠に達していても、もう1枚のクレジットカードを利用すれば決済できます。そのため、各クレジットカードでETCカードを発行しておけば、利用可能枠に余裕をもたせやすくなります。

ただし、同一のカード会社で複数のクレジットカードを発行する場合は、最も高い利用可能枠が全体の利用可能枠となることが一般的です。

たとえば、同じカード会社で利用可能枠が100万円と50万円のクレジットカードを持っている場合、利用できるのは合計100万円までとなります。なお、新たにクレジットカードを発行する際には所定の審査が行われる点も把握しておきましょう。

ETCカードの利用可能枠(限度額)に関するよくある質問

ETCカードの利用可能枠に関して、よくある質問を紹介します。

クレジットカードを滞納していてもETCカードは使える?

クレジットカードの支払いを滞納すると、一時的に本カードの利用が停止され、ETCカードも使えなくなります。一般的に、クレジットカード会社側で支払いが確認できれば再開されますが、数日かかる場合があります。

ETCカードが利用可能枠オーバーになったらいつから使える?

クレジットカードの利用代金(ETCカード利用分を含む)の引落しが完了すると、その分の利用可能枠が回復し、本カードやETCカードを再び利用できるようになります。

たとえば、利用可能額が0円の状態で、支払日に10万円の引落しが完了した場合、利用可能額は10万円に戻ります。ただし、引落しから利用可能額へ反映されるまでにはタイムラグがあり、数日かかる場合があります。

利用する際は会員専用ページなどで利用可能額を確認しましょう。

ETCカードを発行するならライフカードがおすすめ

新たにクレジットカードの発行を考えているなら、年会費永年無料のライフカードがおすすめです。

ライフカードでは、会員専用WEBサービス「LIFE-Web Desk」や公式アプリから、いつでも利用可能枠や利用残高などを確認できます。また、増額のお申込みも可能です。ただし、増額には審査が必要であり、希望に沿えない場合もあります。

さらにライフカードでは、初年度の年会費無料で「ライフETCカード」を発行できます。ライフカード(ETCカードを含む)を年に一度でも利用すれば、翌年の年会費(1,100円)も無料になります※1※2

入会後1年間はポイント1.5倍、お誕生月はポイント3倍にアップするなど、充実したポイントプログラムをご用意しているので、クレジットカードを計画的に利用しながらおトクにポイントをためたい方は、ぜひライフカードをご検討ください※3

※1

ETCカードを追加するカードが年会費有料の場合、あるいはビジネスカードの場合は翌年の年会費が無料です。

※2

一部の提携カードは次年度以降550円(税込)かかります。

※3

ETCカードご利用分は、ポイント付与の対象外です。

ETCカードの利用可能枠(限度額)を把握しておこう

一般的なETCカードはクレジットカードに紐づいており、本カード(クレジットカード)の利用可能枠の範囲内で利用できます。また、ETCパーソナルカードの場合は、預託したデポジット額の範囲内で利用可能です。

利用可能枠を超えると本カードやETCカードが使えなくなるため、こまめに利用状況を確認し、余裕をもたせておきましょう。

クレジットカードの利用可能枠が不足する場合は、増額を申請する、または新しいクレジットカードを申込むのも選択肢のひとつです。利用残高が増えすぎないよう、支払いの見通しを立てたうえで計画的に検討しましょう。

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竹下 昌成

この記事の監修者

竹下 昌成

竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC専任講師。兵庫県西宮市在住、昭和46年生まれ。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート、それだけで生活できるようになったので卒サラ。現在は大家業をメインに講師や執筆活動、相談業務でのんびりと過ごしています。得意分野は不動産投資や住宅購入など。お気軽にご相談ください。

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ETCカードは利用可能枠を超えても使える?

ETCカードは利用可能枠を超えても使える?

更新日:2026-06-09