クレジットカードの解約方法やメリット、注意点を解説

クレジットカードの解約方法がわからず、気になっている方もいるのではないでしょうか。
解約手続は、電話、WEB上の会員ページや解約フォーム、チャットといった手段で実施できます。
不要な(利用していない)クレジットカードを解約すれば、年会費を支払わずに済みます。
紛失や盗難によって不正利用されるリスクを低減できることも、解約するメリットです。
クレジットカードの解約自体は難しいものではありませんが、いくつかの注意点があります。
注意点を知らずにクレジットカードを解約してしまうと、解約後に後悔することもあるため、しっかりと把握しておきましょう。
本記事では、クレジットカードの解約方法や事前に確認するべきこと、
解約するメリット、解約時の注意点を解説するので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードの解約方法
クレジットカードの解約方法は、クレジットカード会社によって異なりますが、主に以下の方法があります。
- クレジットカード会社に電話する
- WEB上の会員ページや解約フォームで手続きする
- チャットで解約手続をする
それぞれ解説します。
解約手続を進める際には、クレジットカード番号が必要です。スムーズに手続きを実施するために、あらかじめ手元にクレジットカードを準備しておきましょう。
クレジットカード会社に電話する
多くのクレジットカード会社では、電話でクレジットカードの解約手続が可能です。クレジットカード会社の公式WEBサイトやクレジットカード裏面に記載されている電話番号に電話し、解約の旨を伝えれば、手続きが開始されます。
オペレーターが対応するか、自動音声が流れるので、指示に従って解約手続を進めましょう。
WEB上の会員ページや解約フォームで手続きする
クレジットカード会社によっては、WEB上の会員ページや解約フォームでクレジットカードの解約手続が可能な場合もあります。
WEB上での解約手続は、入力フォームにクレジットカード番号や氏名、生年月日、メールアドレスなどの必要事項を入力して送信するだけで完了します。
一部のクレジットカードに関しては、WEB上で手続きできない場合があるため、各社の公式WEBサイトで詳細を確認しましょう。
チャットで解約手続をする
クレジットカード会社によっては、チャットサービスで解約手続が可能な場合があります。
たとえば、ライフカードでは質問を入力する欄に解約の旨を入力すると、そのまま解約手続に進めます。解約に関する疑問や、その他の手続きなどもチャット形式で案内してくれるため、便利です。
クレジットカードの解約前に確認すべきこと
クレジットカードを解約するときは、事前に以下の点を確認しておくことが大切です。
- 各種サービスの支払方法の変更手続は済んでいるか
- リボ払い、分割払い、ボーナス払いの残高は残っていないか
- たまったポイントの使い忘れがないか
- クレジットカード付帯の保険を解約しても問題がないか
それぞれに関して詳しく解説します。解約後に困らないように、しっかりと把握しておきましょう。
各種サービスの支払方法の変更手続は済んでいるか
携帯電話料金やインターネット料金、水道・光熱費などの支払方法として解約予定のクレジットカードを登録している場合もあるでしょう。その場合は、解約前にほかのクレジットカードを登録し直すか、口座振替など、クレジットカード以外の支払方法への変更が必要です。
支払方法を変更せずにクレジットカードを解約してしまうと、支払いができずに滞納扱いになる場合や、サービスの利用が停止されてしまう場合があります。
また、オンラインストアなどで定期的・継続的な支払いにクレジットカードを利用している場合、支払方法を変更しないと解約後も請求が続くケースもあるため要注意です。特に通販サイトやサブスクリプションサービスは、支払方法の変更を忘れやすい傾向があるため、必ず確認してください。
そのほか、スマホ決済や電子マネーの自動チャージにクレジットカードを利用している方も、解約後は使用できなくなるため、事前に変更しておきましょう。
リボ払い、分割払い、ボーナス払いの残高は残っていないか
クレジットカードの解約前に、利用残高が残っていないことを確認しましょう。
多くのクレジットカード会社では、解約時に利用残高がある場合も一括で請求せずに、解約後も継続して分割払いによる支払が可能です。ただし、クレジットカード会社によっては、解約時に未払いの利用残高を一括で支払わなければいけないことがあります。
特に、リボ払いや分割払い、ボーナス払いは、利用残高が残っているケースが多いため、注意が必要です。
解約時の利用残高の返済方法はクレジットカード会社ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
たまったポイントの使い忘れがないか
ほとんどのクレジットカードは、解約すると同時に、獲得したポイントが失効してしまいます。
そのため、クレジットカードを解約する際は、ポイントの使い忘れがないように注意が必要です。せっかくためたポイントなので、有効活用してからクレジットカードを解約しましょう。
クレジットカード付帯の保険を解約しても問題がないか
クレジットカード会社によっては、会員向けの保険を提供していることもあります。
クレジットカードに保険が付帯している場合は、クレジットカードを解約すると同時に保険契約も解約されます。問題が生じないか、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードの解約後はハサミで裁断して破棄しよう

クレジットカードを解約したら、放置したり、そのまま捨てたりせずに、正しく処分しなければいけません。クレジットカードには個人情報が記録されているため、適切に処分しないと、情報が漏洩する可能性があります。
クレジットカードを処分する場合は、ハサミで細かく裁断してから、バラバラに分けて破棄しましょう。特にICチップや磁気ストライプ部分は、しっかりと切込みを入れてください。裁断したクレジットカードは、複数回に分けてゴミに出すなど、復元されないように工夫しましょう。
また、クレジットカードは可燃ゴミとして出すことができる自治体が多いですが、プラスチックゴミや不燃ゴミに指定されている場合もあります。ゴミ収集のルールは自治体ごとに異なるため、各自治体の公式WEBサイトを閲覧し、ルールに従って処分しましょう。
不要な(利用していない)クレジットカードを解約するメリット
不要な(利用していない)クレジットカードがある場合は、解約することで以下に示すメリットを享受できます。
- クレジットカード会社に年会費を支払わずに済む
- 紛失や盗難によって不正利用されるリスクを低減できる
それぞれに関して詳しく解説します。
メリット①クレジットカード会社に年会費を支払わずに済む
クレジットカードによっては、年会費がかかる場合があります。初年度の年会費が無料でも、2年目以降は有料になるクレジットカードがあるため、各社の公式WEBサイトでチェックしましょう。
複数枚の年会費有料クレジットカードを保有していると、維持費が家計の負担になる可能性があります。利用していない(利用頻度が低い)クレジットカードに関しては解約し、年会費の負担を軽減するべきです。
メリット②紛失や盗難によって不正利用されるリスクを低減できる
大量にクレジットカードを保有していると管理しにくく、紛失したり盗まれたりしても、長期間、気が付かないことがあるかもしれません。そのまま長期間放置していると、第三者によって不正利用され続け、大きな損害を被る可能性があります。
クレジットカード会社によっては、不正利用によって被った損害を補償してくれる場合がありますが、一定の日数が経過すると補償対象外とされます。
利用していない(利用頻度が低い)クレジットカードを解約して、保有するクレジットカードを絞れば、紛失したり盗まれたりした際、不正利用される前に利用停止や再発行を依頼できる可能性が高まります。仮に不正利用されたとしても、そのことに気づくまでの期間が短ければ、損害が拡大せずに済むでしょう。
クレジットカードの解約に関するデメリット、注意点
クレジットカードの解約時には、いくつか注意すべき点があります。特に覚えておきたい注意点は、以下の4つです。
- 一度解約手続すると元に戻せない
- クレジットカードに紐づいた家族カードやETCカードも使えなくなる
- 支払った年会費は払い戻されない
- 会員が死亡した場合は親族が解約手続を実施しなければいけない
それぞれに関して詳しく解説します。
一度解約手続すると元に戻せない
クレジットカードの解約手続は、一度完了すると、取消できません。解約完了後に再度同じクレジットカードを利用したい場合は、新規の申込みが必要で、再度審査が実施されます。
審査結果によっては以前と同じ条件で利用できない場合もあるため、クレジットカードの解約をするときは、本当に解約して良いのかよく考えてから手続きをするようにしましょう。
クレジットカードに紐づいた家族カードやETCカードも使えなくなる
本会員用のクレジットカードと紐づいた家族カードやETCカードを利用している方もいるのではないでしょうか。
家族カードやETCカードは、本会員用のクレジットカードに紐付いて発行される付帯カードです。そのため、本会員用のクレジットカードを解約すると、家族カードやETCカードも同時に解約される点にご注意ください。家族カードやETCカードを利用している場合は、本当に不要なのかを確認してから解約しましょう。
支払った年会費は払い戻されない
クレジットカードによっては、年会費がかかる場合があります。クレジットカードの年会費は、原則として解約しても払戻されません。年会費がかかるクレジットカードを利用している場合は、年会費が発生する時期に注意が必要です。
年会費が発生する時期は、クレジットカードの種類や契約内容によって異なります。たとえば、ライフカードの場合は、クレジットカードの券面に記載されている有効期限月の月末までに手続きを完了すれば、年会費は発生しません。解約する際は、事前に有効期限月を確認してから解約時期を決めると良いでしょう。
会員が死亡した場合は親族が解約手続を実施しなければいけない
クレジットカードの保有者(会員本人)が死亡した場合は、親族が解約手続を実施する必要があります。通常の解約とは手続きの流れが異なる場合があるので、各社の公式サイトで詳細を確認しましょう。
クレジットカードの解約だけではなく、そのクレジットカードで料金を支払っていたサービスに関しても、別途、解約手続を実施しなければいけません。放置していると請求書などが送付され、サブスクリプションサービスなどの会費が請求され続ける場合があるので、ご注意ください。
クレジットカードの見直しをするなら特典が豊富なライフカードがおすすめ
クレジットカードの解約手続は、電話、WEB上の会員ページや解約フォーム、チャットで実施できます。
不要な(利用していない)クレジットカードを解約すれば、クレジットカード会社に年会費を支払わずに済みます。紛失や盗難によって不正利用されるリスクを低減できることも、不要なクレジットカードを解約するメリットです。
解約手続が完了すると取消できません。解約後に後悔しないように、記事内で紹介した確認事項や注意点をしっかりと把握してから、手続きを進めましょう。
解約を機に、新しいクレジットカードの申込みを検討している方もいるのではないでしょうか。新しいクレジットカードを保有するなら、年会費無料のライフカードも選択肢として検討してはいかがでしょうか。
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