高校生の卒業旅行の予算は?日数や人気の行き先も紹介!
高校を卒業する際に、思い出作りとして卒業旅行に行く方もいるでしょう。卒業旅行は事前に計画を練る必要がありますが、「卒業旅行のためにどのくらいお金を用意すれば良いのだろう」「どこに、何日くらい旅行するべきなのだろう」とお悩みの学生もいるかもしれません。
本記事では、卒業を控えた高校生に向けて、卒業旅行の予算の目安や日数、おすすめの行き先を紹介します。卒業旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
高校生の卒業旅行の予算は?日数や人気の行き先も紹介!
2023年10月に中学生・高校生向け情報メディア「Popteen」が実施したアンケート調査によると、「高校生の卒業旅行の予算」の分布は以下のとおりです。
- 1万円以上3万円未満:21%
- 3万円以上5万円未満:33%
- 5万円以上10万円未満:32%
- 10万円以上:5%
- 親が負担するため把握していない:9%
高校生の場合、卒業旅行の予算は「1万円~10万円」程度の金額が多く、1日~数日程度の国内旅行であることが想定できます。
高校生の卒業旅行の日数
阪急交通社が公表しているデータによると、「学生の国内旅行の日数」は以下の通りです※1。
- 3日間:35.8%
- 2日間:27.7%
- 1日間:27.5%
- 4日間:8.1%
- その他:0.9%
上記のデータは卒業旅行以外も含んでいますが、卒業旅行を計画する際の参考にできます。
- ※12018年4月から2019年3月までに国内旅行を申し込んだ学生のデータ。
高校生の卒業旅行におすすめの行き先
以下は、高校生の卒業旅行におすすめの行き先です。
- 東京
- 大阪
- 京都
- 沖縄
- 北海道
それぞれについて詳しく説明します。
東京
以下は、高校生に人気の観光地の例です。
- 東京スカイツリー
- 浅草寺
- 上野動物園
上記以外にも、東京にはさまざまな観光スポットが存在します。また、東京都内ではないものの、近隣の自治体に巨大なテーマパークもあり、高校生活最後の思い出作りに人気です。なお、東京は新幹線や飛行機で容易にアクセスできる場所なので、関東地方在住者だけではなく、全国の高校生におすすめです。
大阪
以下は、大阪の人気観光スポットの例です。
- 大阪城
- 通天閣
- 海遊館
そのほか、大型アミューズメントパークも存在します。友達と一緒に人気ゲームのキャラクターになりきって楽しめるアトラクションや、有名映画作品の世界観を味わえるアトラクションもあり、高校生におすすめです。
京都
以下は、京都にある神社仏閣の例です。
- 金閣寺
- 清水寺
- 平安神宮
- 八坂神社
上記以外にも、多くの神社・寺院が存在します。教科書に出てくる有名な建物が多く、現地を訪れることで日本史の理解が深まるでしょう。
なお、京都の魅力は歴史的建造物だけではありません。「着物を着る」「舞妓風メイクを施してもらう」など京都ならではの体験も楽しめるため、友達と一緒に素敵な思い出作りができます。
沖縄
沖縄は暖かい地域なので、卒業旅行シーズンでもマリンスポーツを楽しめる点が魅力です。また、第二次世界大戦末期の「沖縄戦」に関係する戦争遺跡(砲台跡や塹壕、トーチカ、兵舎跡、掩体壕、タコ壷など)が沖縄県内に979ヵ所存在し、日本近現代史の学習にも役立ちます。
そのほか、ジンベイザメを観察できる巨大水槽がある「沖縄美ら海水族館」も、高校生におすすめの観光スポットです。
北海道
北海道では、広大な自然に囲まれてゆったりと過ごせます。冬であれば、スキーやスケートといったウィンタースポーツを楽しんではいかがでしょうか。また、函館の五稜郭を訪れたり、海鮮丼・寿司・ラーメンといったグルメを味わったりするのも良いでしょう。
なお、2月上旬から中旬にかけては札幌で「さっぽろ雪まつり」が開催されるので、早めの卒業旅行に適しています。
卒業旅行の計画の立て方
卒業旅行を計画する際は、次の3つの項目を検討しましょう。
- 人数:何名で旅行するのか
- 日数:何日間旅行するのか
- 目的:現地でやりたいことは何か
そのほか、学割やキャンペーン情報を収集することも重要です。
なお、飛行機料金は、早めに予約することで割引を受けられる場合があります。そのため、計画を立てる時期は、なるべく早いほうが良いでしょう。可能であれば、3ヵ月前くらいから計画をするとおトクに旅行できます。
卒業旅行の予算の立て方
人数や日数、目的、行き先が決まったら、予算を決めましょう。その際、一緒に旅行に行くメンバー全員が無理なく捻出できる予算を立てることが大切です。
予算オーバーしそうな場合は、予算を削れるポイントがないか考えてみましょう。項目別に予算を抑えるポイントは、以下のとおりです。
- 日数:宿泊日数を減らしてみる
- 行き先:自宅から近い場所を選ぶ
- 交通手段:飛行機や新幹線ではなく夜行バスを選ぶ
- 宿泊施設:ホテルではなく民泊を選ぶ
- 食費:毎日レストランで食事をせず、ときにはお惣菜を買ってホテルで食べる
- 訪れる施設の入場料:学割やキャンペーンがある施設を選ぶ
- お土産費用:個別に買うのではなく、個包装になった大容量のお菓子選ぶ
そのほか、予算を立てる際は万が一の事態(病気・怪我・自然災害)に備えて、一定の金額を「予備費」として用意しておくことも大切です。
高校生が卒業旅行に行くときの注意点

高校生が卒業旅行に行く際は、以下の点に注意しましょう。
- 未成年の場合は保護者の同意書が必要なことが多い
- 旅行のスケジュールを保護者と共有する
- 早めにホテルや新幹線などを予約する
- 事故や怪我に備える
それぞれについて詳しく説明します。
未成年の場合は保護者の同意書が必要なことが多い
高校3年生は、誕生日によって、18歳以上で成人のケースもあれば、17歳以下で未成年のケースもあります。未成年の場合、さまざまな場面で「親の同意」が必要になるのでご注意ください。
ホテルの宿泊は契約行為なので、未成年者の場合は「保護者(親権者)の同意書」の提出を求められます。事前にホテルの公式サイトから書式をダウンロードおよびプリントアウトし、保護者に署名してもらいましょう。
旅行のスケジュールを保護者と共有する
子どもがどこで何をしているのかが不明な状態は、保護者にとって不安なものです。見知らぬ土地で事件や災害に巻き込まれる可能性も考慮し、スケジュールが決まったら保護者に共有しておきましょう。
事前に行き先を保護者が把握していれば、万が一事件や災害に巻き込まれても、スピーディーに助けの手を差し伸べてくれるでしょう。
早めにホテルや新幹線などを予約する
高校生の卒業旅行のハイシーズン(ピークの時期)は、2月~3月頃です。直前の時期は、ホテルの部屋や新幹線などの座席が埋まって、予約できなくなるかもしれません。
日程や行先が決まったら、遅くとも1ヵ月前には予約を完了しておくことをおすすめします。早い段階で予約すると、早期割引を受けられる場合もあります。
事故や怪我に備える
旅行を楽しむためには、万が一の事態に備えておくことが欠かせません。病気や事故のほか、旅行先で自然災害が発生する可能性もあります。
旅先で怪我をした場合に現地の病院に行くことも想定し、健康保険証を持って行きましょう。なお、体調不良になった場合も、無理をせずホテルで休み、必要に応じて現地の医療機関で診察を受けましょう。
卒業旅行には学生専用ライフカードがおすすめ!
初めてクレジットカードを作るのであれば、年会費が無料で学生向けの特典が豊富な「学生専用ライフカード」がおすすめです。なお、卒業後もそのまま年会費無料で利用できます。
大学・専門学校に進学予定の満18歳の高校生であれば、申込時にアルバイトをしていない場合でも申し込むことができます(申込可能期間は、卒業年の1月1日~3月31日)。
また、在学期間中は海外旅行傷害保険が付帯することに加え、海外でのショッピング利用額の4%がキャッシュバック※されるので、海外旅行や留学を考えている学生にもぴったりです。
- ※キャッシュバック金額の上限は、年間累計10万円となります。
- ※事前エントリーが必要です。
- ※インターネット海外サイト、国内免税店、機内販売は対象外となります。
さらに、入会後に所定の条件を達成することで、キャッシュバックを受けられる魅力的な特典もご用意しており、おトクにご利用いただけます。
高校生は保護者と相談しながら卒業旅行の予算を組もう
高校3年生の場合、誕生日によっては未成年のケースもあり、ホテルへの宿泊において「保護者の同意」を求められることがあります。同意書が必要なことが判明した場合は、保護者に署名してもらいましょう。
なお、旅行の予算を決めるときは、高校生の友人との話し合いだけで決めるのではなく、事前に保護者に相談すると良いでしょう。旅行計画が確定したら、早期割引を受けるために、なるべく早く予約することをおすすめします。
旅行費用の支払いに便利な「学生専用ライフカード」は、高校卒業年の1月以降に申込みできます。充実した学生生活をサポートする「学生専用ライフカード」を、この機会にぜひご検討ください。
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