スーパーでクレジットカードを使うメリットと注意点は？

キャッシュレス決済の普及もあり、現在では多くのスーパーでクレジットカード決済が導入されています。

一般社団法人全国スーパーマーケット協会などが実施した「スーパーマーケット年次統計調査（2023年）」によると、クレジットカード決済を導入済みの企業は91.2%にのぼりました^※。

近年では、ほとんどの企業でクレジットカードが利用できる状況です。特に都市圏では、地方圏と比較してクレジットカードの利用金額が多い傾向があります。

同調査によれば、電子マネーを導入済みの企業は79.6%、QRコード決済を導入済みの企業は62.0%でした。キャッシュレス決済の中では、クレジットカードが最も導入が進んでいる様子がわかります。

それでは、スーパーでクレジットカード払いを選択するとどのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットは次のとおりです。

各メリットの詳しい内容を紹介します。

クレジットカードのメリットは、キャッシュレスでスムーズに支払いができるところです。レジで現金を扱う手間を省け、支払いが便利になります。お買い物をするときに、現金を持ち歩かなくても良い点もメリットです。

近年では、スマートフォンやパソコンでお買い物ができ、注文した商品が自宅に届く「ネットスーパー」が普及してきました。クレジットカードがあれば、ネットスーパーの支払いもオンラインで決済できて便利です。

スーパーは、食料品や生活用品のお買い物で利用する頻度が高い場所です。

クレジットカードの場合、Web明細で利用金額を確認できます。Webサイトやアプリで好きなタイミングで確認できるため、支出管理がしやすい点がメリットです。

クレジットカード払いは、家計簿をつけている方にもおすすめです。

家計簿アプリでは、クレジットカードを連携すると利用明細を自動で家計簿に反映してくれるものがあります。スーパーでのお買い物や公共料金の支払いなどが自動で記録されるため、とても便利です。

使ったお金をグラフ化してくれるアプリや、クレジットカードや銀行の残高をまとめて確認できるアプリもあり、家計管理に役立ちます。

クレジットカード払いは、各カード会社が提供するポイントがたまる点もメリットです。

総務省統計局が発表した2023年の「家計調査報告（家計収支編）」によると、二人以上の世帯が食料に使う1ヵ月の平均額は86,554円（外食を含む）でした^※。

上記の金額をすべて付与率1%のクレジットカード払いすると、1ヵ月で約860ポイント、1年間で約10,320ポイントが付与される計算です。1ポイント=1円で交換できるクレジットカードなら、約10,000円相当のポイントがたまり、おトクにお買い物を楽しめます。

日々のお買い物で利用するクレジットカードを選ぶなら、ポイントがためやすく、使いやすいカードがおすすめです。

ポイント還元率の高いクレジットカード、おトクなポイントプログラムが複数あるクレジットカードなら、効率的にポイントをためられます。

また、ポイントの使いやすさもクレジットカードによって異なるため、事前に確認しておきましょう。

たとえば、口座振込でキャッシュバックされるクレジットカードなら、還元されたポイントを無駄なく利用できます。他社ポイントへの移行、ギフトカードとの交換、お米やビールなどとの交換や寄付が可能なクレジットカードもあります。

クレジットカードは、付帯する優待サービスの確認が大切です。

よく利用する店舗の優待サービスが付帯するクレジットカードなら、割引や特典が受けられ、おトクにクレジットカードを利用できます。

その他、スマホ決済への登録やカード会員保障制度、旅行傷害保険など、どのような付帯サービスがあるかも重要なチェックポイントです。

タッチ決済は、国際ブランドが提供する非接触型の決済機能です。

タッチ決済機能のあるクレジットカードの場合、レジの専用端末に「タッチ」するだけで支払いができて、とても便利です。日常的に使う場合、「決済の便利さ」は事前に確認しておきましょう。

近年、スーパーやコンビニを中心にタッチ決済が可能な場所が増えています。タッチ決済は、スムーズな支払いをしたい方におすすめの機能です。

スーパーでのお買い物をクレジットカード払いにすると、現金を扱う手間を省け、家計の管理に役立ちます。スーパーは日常的に利用する機会も多いことから、知らず知らずのうちにポイントがたまる点もメリットです。

近年では、タッチ決済などより支払いが便利になる機能も提供されています。日々のお買い物をおトクに、快適にするためにも、ぜひクレジットカードの利用を検討してみてください。