クレジットカードが利用停止になる原因と再開する方法
ある日突然クレジットカードが利用停止になってしまったら、お買い物や料金の引落しができず、生活に支障が出る恐れがあります。
少しでも早く利用を再開するためには、なぜクレジットカードが使えなくなったのか、原因を把握することが大切です。
ご自身では思い当たらないケースもあるため、さまざまなケースを想定しておきましょう。
本記事では、クレジットカードが利用停止になる原因、再開に必要な手続方法や注意点を解説します。
クレジットカードが利用停止になる原因と再開方法
クレジットカードが利用停止になったとき、原因としてさまざまなケースが想定されます。そこで、利用停止になる主な原因とともに、再開するための具体的な方法を紹介します。
クレジットカードのご利用可能枠を超えている
クレジットカードには、1枚ごとにご利用可能枠が決められています。そのため、ご利用可能枠に達すると、クレジットカードを使いたくてもエラーとなり、利用できない場合があります。
クレジットカードで実際に利用できる金額は、ご利用可能枠からすでに利用した金額を差し引いた残額です。前月の利用分が引き落とされる前だと、それほど利用していないつもりでもご利用可能枠に達する可能性もあるため注意しましょう。
ご利用可能枠は申込時の審査で決まりますが、利用開始後もクレジットカード会社へ増額を申し込めます。ただし、増額には審査が必要なためすぐに利用可能な状態にはできません。
利用停止を防ぐには、ご利用可能枠を意識して計画的にクレジットカードを使うことが大切です。
クレジットカードの支払いが遅延している
クレジットカードは後払いのキャッシュレス決済です。利用料金は毎月の決まった期日に、登録している金融機関口座から引き落とされます。
口座の残高不足などにより引落しができずに利用料金の支払いが遅延すると、滞納扱いとなりクレジットカードの利用停止につながる恐れがあります。
口座への入金が間に合わないなどの理由から支払いに遅れる可能性があれば、すみやかにクレジットカード会社へ連絡のうえ、できるだけ早く支払いを済ませましょう。支払方法にはクレジットカード会社の口座に振り込む方法や、翌月の引落としの際に合わせて引き落としてもらう方法など、クレジットカード会社によって異なりますので、確認しておきましょう。
利用再開にかかる日数は会社や支払方法ごとに異なりますが、支払いを済ませればクレジットカードを再び利用できます。
クレジットカードの有効期限が切れている
セキュリティ対策や防犯上の観点、再審査の必要性などからクレジットカードには有効期限があり、有効期限の切れたクレジットカードは利用できません。
通常は、有効期限に合わせて更新されたクレジットカードが登録先住所に届きます。到着し次第、更新カードに切り替えると利用停止を防止できます。引越しにより住所が変わった場合は住所変更も忘れずに行いましょう。
ただし、更新時の審査によっては新しいカードが届かない場合もあります。更新カードが届かないようであれば、クレジットカード会社に早めに確認しましょう。
暗証番号やセキュリティコードの入力が間違っている
ネットショッピングなどでクレジットカードを使うときには、暗証番号やセキュリティコードの入力を求められます。その際、入力を一定回数以上間違えるとセキュリティロックがかかり、クレジットカードが一時的に利用停止となります。
クレジットカード会社のセキュリティロックだけではなく、利用するショッピングサイトが独自にアカウントロックをかけるケースも考えられます。
ロックのかかったクレジットカードの利用再開には、クレジットカード会社などへの連絡が必要です。ICチップにロックがかかると、カードの再発行を求められる可能性もあります。
クレジットカードの読み取りにエラーが生じている
クレジットカードの利用停止は、利用者の使い方だけが原因とは限りません。店舗でのカード利用では、次のように店舗側の事情でクレジットカードが利用停止となるケースもあります。
- ①クレジットカードの磁気テープやICチップが破損して、店舗のカード読み取り機器が必要な情報を読み取れない
- ②店舗のカード読み取り機器が壊れている
- ③カード決済システムにエラーが発生している
店舗側やシステム上の原因は利用者には対処できませんが、クレジットカードの破損に関しては、磁気テープは強い磁気や傷、ICチップは汚れや静電気と、それぞれの弱みに気をつけると回避できます。
汚れを拭き取るなどの対応をしても使えない場合はクレジットカードを再発行してもらいましょう。
不正利用の疑いがある
多くのクレジットカード会社には、セキュリティシステムが不正利用として検知したクレジットカードを、一時的に利用停止にする機能があります。
海外旅行中の利用や家具や家電などの高額なお買い物など、普段とは逸脱したクレジットカードの使い方をしたときに不正利用と判断される可能性が高いでしょう。
不正利用の疑いによりクレジットカードが利用停止になると、クレジットカード会社から連絡がある場合もありますが、利用者から連絡が必要な場合もあります。いずれにせよ、本人の利用と確認されれば利用停止を解除できます。
ただし、実際に不正利用があった場合はクレジットカード番号を変更するため、カードの再発行が必要です。
紛失や盗難にあったらご自身で利用停止の手続きが必要

クレジットカードの紛失や盗難にあった場合は、第三者による不正利用を防止するためにすぐに利用者が利用停止の手続きをします。
クレジットカード会社の多くが、紛失や盗難に対して24時間365日いつでも対応する専用ダイヤルを設けています。また、クレジットカード会社へ連絡するとともに、警察へも紛失・盗難届を提出しましょう。
不正利用の被害にあったときには、ライフカードをはじめとする多くのカード会社が「カード会員保障制度」として補償を提供しています。届け出から60日前にさかのぼり、不正利用による損害がカード会社により補償されます※。
クレジットカードが使えなくなったときの対処法
クレジットカードが使えなくて「利用停止になった?」と思ったときは、原因に応じた対応をすみやかに進めましょう。しかし、何が原因かはっきりとわからず、どうすれば利用を再開できるかわからないこともあります。
そこで、クレジットカードが使えなくなったときの主な対処法を紹介します。
- クレジットカードの利用状況を確認する
- クレジットカード会社に問い合わせる
- 短期間で発行できるクレジットカードを申し込む
それぞれ詳しくみていきましょう。
クレジットカードの利用状況を確認する
クレジットカードの利用状況を見れば、ご利用可能枠をオーバーしていないか、支払いが遅延していないかを確認できます。利用停止の原因が、クレジットカードの使い方や口座の残高不足ではないか調べておきましょう。
自宅に送付される明細書のほか、Webのマイページやスマホアプリからご自身の利用状況をいつでも確認できるクレジットカード会社が増えています。
ライフカードでも、会員向けのWebサービス「LIFE-Web Desk」で、ご利用代金明細やサンクスポイントの獲得数などを照会いただけます。また、ご利用案内や支払日のお知らせなどを通知する便利なメールサービスもあります。
クレジットカード会社に問い合わせる
ご自身で調べてもクレジットカードが利用停止になった原因がわからない場合は、クレジットカード会社に問い合わせましょう。
問い合わせ方法は、電話・Webの問い合わせフォーム・スマートフォンアプリなどが一般的です。ご自身のクレジットカードの問い合わせ方法をスマートフォンや手帳などにメモしておくと、いざというときスムーズに対応できるためおすすめです。
短期間で発行できるクレジットカードを申し込む
クレジットカードを複数枚持っている場合は、そのうち1枚が利用停止になっても別のクレジットカードを利用できるためそれほど不便ではないでしょう。
しかし、1枚しかクレジットカードを持っていない場合は、利用停止になったとたん、生活に支障が出る可能性もあります。そこで、利用停止中に短期間で発行できるクレジットカードに申し込むのもおすすめです。
クレジットカードの申込みには審査が必要なため、場合によっては発行までに1ヵ月程度かかる場合もあります。しかし、ライフカードは最短2営業日で発行できるため、クレジットカードが利用できない期間を短縮できます。
クレジットカードをもう1枚発行しておけば、今後また利用停止になっても慌てることもないでしょう。
クレジットカードが利用停止になったときの注意点
クレジットカードが利用停止になったあと、すばやく対処しても再開に時間がかかる場合もあります。そこで、利用停止から再開までに時間がかかるときに気をつけたいポイントを紹介します。
- 公共料金などのカード払いができなくなる
- 家族カードやETCカードは利用停止にならない
それぞれ詳しくみていきましょう。
公共料金などのカード払いができなくなる
公共料金やスマートフォンの利用料金など、毎月の継続的な支払方法にクレジットカードを登録している場合、利用停止により引落しエラーが起こる恐れがあります。
クレジットカードが利用停止になったときはカード払いを指定しているサービスを確認のうえ、速やかに登録するクレジットカードや支払方法などの変更手続きをしましょう。
家族カードやETCカードは利用停止にならない
クレジットカード(本カード)を保有すると、付帯カードとして家族カードやETCカードなどを発行できます。
何らかの原因で本カードが利用停止になり再発行になっても、付帯カードはそのまま利用できます。付帯カードは再発行の手続きも必要ないため、誤って処分しないように注意しましょう。
ただし、紛失や盗難ではなく利用料金の未払いによりクレジットカードが利用停止になった場合は、家族カードやETCカードなどの付帯カードも一時的に使えなくなります。支払いを済ませれば、本カード・付帯カードとも利用を再開できます。
ライフカードは利用停止になっても再開までがスムーズなクレジットカード
ライフカードは業界最高水準のポイントプログラムで知られるクレジットカードですが、利用停止になったときのスムーズな対応にも注目です。
たとえば引落し先口座の残高不足で支払いが遅れて利用停止した場合には、1カ月以内に支払えばその翌日に利用を再開できます。また、不正検知システム※1、紛失・盗難時には、24時間365日の電話対応やカード会員保障制度があって安心です※2。
また、最短2営業日とスピーディな発行にも対応するため、利用停止をキッカケに2枚目のクレジットカードとして申し込んでおくのも良いでしょう。
さらに、ライフカード「公式サイト限定プログラム」からのライフカードのお申込みで、現金最大20,000円のプレゼントを実施中です※3。この機会にライフカードのお申込みをぜひご検討ください。
- ※1 お取引の保留にともなう以下のような対応は弊社ではいたしかねますので何卒ご了承ください。
・商品やサービス等の再購入手続き(限定商品・チケット予約等を含む)
・価格変動等による差額の補填
・ポイントの付与
・当社や商品購入先への電話料金の補填
- ※2ライフカード「カード会員保障制度」
- ※3現金プレゼントには達成条件があります。
クレジットカードが利用できないときの原因を把握しておこう
クレジットカードが利用停止になる原因は、いくつか考えられます。クレジットカードの取扱いに気をつける、利用明細を確認するなど、原因にあわせて適切に対応する必要があります。もしも思い当たる原因がない場合は、クレジットカード会社に問い合わせましょう。
しかし、クレジットカードが利用停止になると、原因によっては再開するまでに時間がかかり、日常生活に不便が生じる恐れもあります。いざというとき困らないように、利用停止から再開までの対応がスムーズなクレジットカードを持っておくと安心です。
ライフカードは、最短2営業日で発行可能なクレジットカードです。料金の遅延による利用停止へのスムーズな対応、紛失・盗難時の補償など、困ったときにも手厚いサポートを受けられます。ライフカードで、クレジットカードをより安心によりおトクに利用しましょう。