無職でもクレジットカードを作れる!
審査のコツを解説
収入のない専業主婦(主夫)や学生、事情があって無職の方の中には、
「無職でもクレジットカードを作れる?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
クレジットカードは、無職でも発行できる可能性があります。
本記事では、無職でもクレジットカードを作れるケースや、審査に通過するためのコツを解説します。
クレジットカードは無職でも作れる
無職の方でも申込資格を満たしていれば、クレジットカードを作れる可能性があります。
ただし、クレジットカードを発行するためにはカード会社所定の審査に通過しなければなりません。
クレジットカードは、一時的に代金をカード会社に立て替えてもらい、後日まとめて後払いする仕組みです。審査では、カード会社が立て替えた代金を契約どおりに支払える支払能力があるかどうかが見られます。
そのため、無職の方は仕事をしていて安定かつ継続した収入が見込める方と比べると審査に通りにくくなる可能性があります。
無職でもクレジットカードを作れる可能性があるケース
無職の方がクレジットカードを作れるかどうかは、属性や家族の収入状況などによっても変わります。無職でもクレジットカードを作れる可能性があるのは、主に以下に該当する方です。
- 専業主婦(主夫)の場合
- 学生の場合
- 年金受給者の場合
- 無職で預貯金(資産)ありの場合
なお、カード会社は独自の基準で審査を行っておりその基準は公開されていないため、実際に発行できるかどうかは申し込んでみなければ分かりません。
専業主婦(主夫)の場合
専業主婦(主夫)は、ご自身に収入がなくてもクレジットカードを発行できる可能性があります。配偶者が安定した収入を得ていれば、支払能力があると判断される場合があるためです。
専業主婦(主夫)の方は、収入の条件がないクレジットカードや配偶者に安定した収入があれば申し込めるクレジットカードを選びましょう。
学生の場合
学生は、アルバイトなどの収入を得ていなくても、クレジットカードを発行できる可能性があります。
クレジットカードに申し込める学生は、一般的に「満18歳以上」の大学生や大学院生、短大生、専門学校生などで、多くの場合、高校生は申し込めません。ただし、一部のクレジットカードでは、高校卒業前に申し込めるケースもあります。
また、学生の方は、学生向けカードを検討するのも一つの選択肢です。学生限定のクレジットカードであるため、収入がない学生も発行できる可能性があります。
年金受給者の場合
カード会社によって異なりますが、年金も安定した収入として認められます。そのため、年金受給者でも申込資格を満たしていればクレジットカードを発行できる可能性があります。
なお、一般的にクレジットカードに申し込める年齢に上限は設けられていません。
無職で預貯金ありの場合
クレジットカードの中には収入条件がないものもあるため、申込みの時点で無職でも、預貯金があれば支払能力があるとみなされて審査に通過できる可能性があります。
カード会社によっては、申込みの際に預貯金額などの資産を入力する欄を設けている場合があります。該当する方は正確な情報を入力しましょう。
ただし、「預貯金が○万円以上あれば審査に通る」などの一律の基準があるわけではありません。
無職でクレジットカードに申し込む際の職業欄はどう入力する?
カード会社によっては、職業欄の選択肢として、「無職」とは別に「専業主婦(主夫)」や「学生」、「年金受給者」などの項目を設けている場合があります。該当の項目を選び、ない場合は「無職」を選択しましょう。
選んだ職業に応じて追加の情報(学校名や卒業予定年月、世帯主の年収など)を求められる場合があるため、案内に従って正確にご入力ください。
無職でクレジットカードの審査に通過するためのコツ

無職でもクレジットカードの発行は可能ですが、各カード会社は審査基準を公開していません。審査に通過する可能性を高めるために、以下のポイントを押さえ、申込み前に対策を行いましょう。
- 良好なクレヒスを積み上げる
- キャッシング枠を設定しない
- 短期間で複数のクレジットカードに申し込まない
- 無職でも嘘の申告をしない
なお、カードによっては本人に安定した収入があることを条件としている場合や、学生の申込みを不可としている場合もあります。申込資格を満たさない場合は発行できないため、事前に確認したうえで申し込みましょう。
信用情報機関の履歴が消えても、当該の金融機関やグループでは記録が残っています。延滞歴などがある場合は、申し込む会社に注意しましょう。
良好なクレヒスを積み上げる
クレヒス(クレジットヒストリー)とは、クレジットカードやローンの利用履歴、返済状況などの信用情報のことです。
クレジットカードの審査では、信用度を判断する材料の一つとして信用情報が利用されます。
利用中のクレジットカードの支払いやスマホの本体代(分割払い)などを毎月確実に支払っていると、信用できる人だと判断される要因になるでしょう。反対に、延滞の情報が登録されていると審査に通過できない可能性が高まります。
キャッシング枠を設定しない
クレジットカードには、キャッシング枠(クレジットカードを利用して現金を借りる機能)が付帯しており、申込みの際にキャッシング枠の有無を選択できます。
しかし、キャッシング枠には貸金業法の「総量規制」が適用されるため、無職の方は原則として利用できません。総量規制とは、貸金業者(カード会社や消費者金融など)からの借入を原則年収の3分の1までに制限する法律です。
無職の方は、キャッシング枠をつけずにクレジットカードを申し込みましょう。
短期間で複数のクレジットカードに申し込まない
同時期に複数のクレジットカードに申し込むのは避けましょう。申込履歴は、信用情報機関に信用情報として約6ヵ月間登録されており、クレジットカードやローンの審査で確認されます。
同時期に複数のクレジットカードに申し込んでいることが分かると、お金に困っている印象を与えたり、支払能力に懸念を持たれたりして審査に影響する可能性があります。
無職の方で審査が不安でも、1枚に絞って申し込むのが望ましいでしょう。
無職でも嘘の申告をしない
無職の方で審査が不安でも、職業や年収を偽ってはいけません。
虚偽の申告が判明すると、信用力がないとみなされて審査に通過できない原因となります。単なるミスであっても、審査に影響する可能性が考えられるため、正確な情報で申し込みましょう。
無職でクレジットカードの審査に落ちた場合の対処法
審査に落ちてしまったけれど、クレジットカードが必要な方もいるのではないでしょうか。クレジットカードの審査に落ちてしまった場合は、以下の方法も検討しましょう。
- 期間を空けて他のクレジットカードに申し込む
- 家族カードを発行する
期間を空けて他のクレジットカードに申し込む
カード会社はそれぞれ独自の基準で審査を実施するため、一つの審査に落ちてしまっても、クレジットカードを発行できないとは限りません。
ただし、信用情報には申込履歴が約6ヵ月間登録されるため、すぐに申し込んでも通らない場合があります。他のクレジットカードを発行したいと考えるなら、期間を空けて申し込みましょう。
家族カードを発行する
家族カードとは、クレジットカード会員の家族が発行できる追加カードです。
発行条件はクレジットカードによって異なりますが、一般的に「本会員と生計を共にする満18歳以上(高校生を除く)の配偶者、子ども、親」が対象です。
家族カードは、原則として本会員の信用をもとに発行されるカードであるため、無職の方でも発行できる可能性があります。
家族カードには家族カード利用分と合算で効率良くポイントをためられるほか、本会員と同等のサービスを利用できるなどのメリットもあります。
そのほか、後述のデポジット型クレジットカードや国際ブランド付きのデビットカードも選択肢になるでしょう。
無職でクレジットカードを発行する際のよくある質問
無職でクレジットカードの発行を検討している方の中には、「審査に通りやすいクレジットカードに申し込みたい」と考える方もいるのはないでしょうか。また、クレジットカードの発行後に無職になった場合にどうなるか気になる方もいるでしょう。
無職の方がクレジットカードを利用する際に知っておきたいよくある質問を紹介します。
無職の人が審査に通りやすいクレジットカードはある?
審査基準は公開されていないため、特定のクレジットカードを「審査が通りやすい」と断言することはできません。
ただし、申込資格はホームページなどに記載されているため、申込資格が比較的易しいクレジットカードを選ぶことは可能です。
クレジットカード発行後に無職になった場合はどうなる?
クレジットカードの利用中に無職になった場合、直ちに利用できなくなるわけではありません。延滞などをせずに問題なく利用していれば、継続して利用できる場合が多いでしょう。
ただし、無職になった場合は勤務先変更の手続きが必要です。クレジットカードの規約で定められているため、速やかに届け出ましょう。
ライフカードは満18歳以上の方がお申込可能なクレジットカード
ライフカードの申込資格は、「日本国内にお住まいの18歳以上で、電話連絡が可能な方」であるため、収入のない専業主婦や学生もお申し込みいただけます。
ライフカードは、年会費無料でポイントがたまりやすいクレジットカードです。入会後1年間はポイント1.5倍、お誕生月のご利用はポイント3倍になるほか、ご利用額に応じてポイントが最大2倍になるステージ制ポイントプログラムもご用意しています。
また、審査が不安な方は「デポジット型ライフカード」もご検討ください。
デポジット型ライフカードは、事前にデポジット(保証金)をお預けいただくだけで、通常のクレジットカードとしてご利用いただけます。過去に延滞がある方、初めてクレジットカードを作る方、審査に不安のある方におすすめです。
さらにライフカードでは、学生の方限定の学生専用ライフカードもご用意しています。
無職でもクレジットカードを発行できる場合がある
無職でも申込資格を満たしたうえで審査に通過すれば、クレジットカードの発行が可能です。ただし、安定かつ継続的に収入を得ている方と比べると審査で不利になりやすい傾向があります。
1枚に絞って申し込む、正確な情報を申告するなどのポイントを押さえて申し込みましょう。
ライフカードでは、審査が不安な方向けにデポジット型ライフカードもご用意しています。過去に延滞がある方や初めてクレジットカードを作る方も申し込めるため、ぜひご検討ください。