クレジットカードの引落時間や遅れない方法を解説
クレジットカードの利用額は決められた日に引落とされますが、引落時間がいつなのか気になる方もいるでしょう。
引落時間がわかれば、当日に入金しても間に合うと考える方もいるかもしれませんが、この考え方はリスクが高いため注意が必要です。
本記事では、クレジットカードの引落時間について解説します。
入金が間に合わなかった場合の影響や、クレジットカードの支払いに遅れないための対策も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードの引落時間は金融機関によって異なる
クレジットカードの利用料金の引落時間は、金融機関によって異なります。
引落日は、金融機関ごとに「◯時から順次引落処理を開始する」「●時までに引落処理を完了する」などのルールがあるため、「●時までに入金すれば確実に間に合う」とは一概にいえません。
午前中に引落しができなかった場合、午後に再度処理をするなど、当日中に複数回の引落処理をする金融機関もあります。
しかし、すべての金融機関が当日中に複数回の引落しをするわけではないため、カード会社は利用料金を前日までに引落口座へ入金するよう求めています。
クレジットカードの引落日はカード会社によって決められている
クレジットカードの引落時間は金融機関ごとに異なりますが、引落日はカード会社が定めています。
引落当日に口座残高が不足して支払いができないリスクを避けるため、利用しているクレジットカードの引落日を事前に確認しておきましょう。
たとえば、ライフカードでショッピングした場合の引落日は、27日もしくは翌月3日です。引落口座として登録した金融機関によって引落日が異なるので、確認しておきましょう。
- ※金融機関休業日(土日祝)の場合は翌営業日がお支払日(口座振替日)となります。
クレジットカードの引落しが当日に行われなかった場合の対応手順

クレジットカードの引落日に引落しがされておらず、不安になる方もいるでしょう。残高が不足していて、引落とされていない可能性があります。
クレジットカードの引落しが当日に行われなかった場合は、以下の手順で対応してください。
①残高が足りているか確認する
クレジットカードの引落しが当日に行われなかった場合は、まず残高が足りているか確認し、足りていない場合はすぐに入金しましょう。金融機関によっては、午前中に残高不足で引落とされなかった場合でも、午後にもう一度引落処理が行われるケースがあります。
当日中に再引落されると決まっているわけではないため、確実な対応方法ではありませんが、念のため入金してください。
②翌日以降に引落結果を確認する
引落日に入金した場合は、翌日以降に引落結果を確認しましょう。
金融機関の通帳を記帳する、インターネットバンキングの取引明細照会を使うなどの方法で、引落しが実行されたかどうかを確認できます。
金融機関からカード会社に引落結果が通知され、反映されるまでには2〜3営業日かかることがあります。そのため、引落日の翌日にカード会社に連絡しても、引落状況が確認できない場合があるので注意してください。
③入金が遅れた場合の対応を確認し実行する
引落しが行われていなかった場合は、カード会社ごとに定められている遅れた場合の対応を確認し、早めに実行する必要があります。
翌日以降に再引落が行われる場合もありますが、行われない場合は金融機関やコンビニで振り込まなければなりません。振込先は会員用のスマホアプリやWEBサイトで確認できますが、わからない場合はカード会社に連絡しましょう。
遅延損害金が発生するケースもあるので、入金が遅れた場合はできるだけ早期に対応しましょう。
ライフカード利用中に入金が遅れた場合の対応方法
ライフカードは、引落時間に入金が間に合わず当日に引落とされなかった場合、別日での再引落には対応していません。そのため、金融機関やコンビニを利用して振込む必要があります。
振込日によって、手続方法が変わります。引落日当日または翌日であれば、スマホアプリから振込先を確認して請求金額を振り込んでください。なお、翌日の場合は14時までに振込む必要があります。
当日の場合、金融機関によっては再引落されることもあるので、タイミングに気をつけましょう。
引落日の翌々日以降に振込む場合は、後日郵送される「振込依頼書」を使って振込みます。翌々日以降に振込む際は、遅延損害金や振込用紙発行手数料等が発生するため、利用代金以外にも費用がかかると覚えておいてください。
クレジットカードの引落時間に入金が間に合わなかったらどうなる?
クレジットカードの引落時間に入金が間に合わなかった場合、以下のような悪影響が生じる可能性があります。それぞれの詳細を確認しましょう。
- クレジットカードが利用できなくなる
- 振込みの手間や手数料が発生する
- 遅延損害金が発生する
- 信用情報に傷がつく
クレジットカードが利用できなくなる
クレジットカードの引落時間に入金が間に合わなかった場合、クレジットカードが利用できなくなります。
一時停止の期間は入金が確認されるまでですが、入金してすぐに利用停止が解除されるわけではありません。入金が完了したあと、カード会社が入金を確認して、利用を再開するまではクレジットカードを使えないため注意してください。
振込みの手間や手数料が発生する
引落日に入金が間に合わなかった場合、振込みの手間や手数料が発生します。
再引落をしないカード会社もあるため、多くの場合は指定された口座にご自身で振り込まなければなりません。金融機関やコンビニで自ら手続きをする手間がかかるうえ、振込手数料も自己負担なので追加で出費が発生します。
遅延損害金が発生する
入金が間に合わない場合、遅延損害金が発生するリスクがあります。
遅延損害金は、本来の支払日の翌日から入金が確認されるまで発生するので、速やかに入金しなければ大きな出費になる可能性があります。遅延損害金については、クレジットカードの会員規約で定められているため、確認しましょう。
信用情報に傷がつく
クレジットカードの引落時間に入金が間に合わなかった場合、信用情報に傷がつく可能性があります。
信用情報とは、クレジットカードやローンの契約や申込みのように、客観的な取引事実を登録した情報です。クレジットカードの引落しに間に合わず支払いが遅延し、未払期間が長期化したり遅延回数が増えたりすると、信用情報に傷がつきます。
カード会社や金融機関は、個人の信用力を判断するために、申込者の審査時に信用情報を照会します。信用情報に傷がついていると、信用力が低いと判断されて審査で不利になる可能性が高いです。
また、何度も支払遅延を起こすと、クレジットカードを強制解約されるおそれもあります。
クレジットカードの支払いに遅れないための対策

遅延損害金や信用情報の悪化などのリスクを避けるためにも、クレジットカードの引落時間に間に合うように、前営業日までの入金が必要です。
引落時間を細かく把握したい方のなかには、クレジットカードの引落しに関する問題を抱えている方もいるかもしれません。クレジットカードの支払いに遅れないための対策を確認し、実行しましょう。
月々の支払額を把握する
引落しの当日に慌てて引落時間を確認することが多い方は、月々の支払額を把握していないケースが多いです。支払う金額を正確に把握できていないからこそ、口座にあるお金で足りるかどうか心配になってしまいます。
クレジットカードは持っているお金が少なくてもお買い物ができるため、いくら使っているかを把握しづらい決済手段です。
そのため、当日に引落時間が何時かを確認しなくても済むように、月々の支払額を確認して引落日の前営業日までに入金しておくのが大切です。
WEBやスマホアプリで利用明細を確認できるクレジットカードなら、こまめなチェックにより引落しの準備ができます。たとえば、WEB明細で利用状況をいつでも確認できます。
引落日を確認する
当日に引落とされる時間がいつか気になってしまう方は、引落日を忘れがちです。当日に気づいた場合、入金しても再引落が行われず、振込みが必要になる可能性があります。
手間や手数料がかかるので、引落日を忘れないようにする工夫が必要です。引落日をカレンダーや手帳にメモする、カード会社の会員用のスマホアプリやメールサービスを活用して、引落日の通知が届くようにするといった方法を実践してください。
ライフカードの会員向けサービスでは、支払日をメールでお知らせします。普段引落日を意識していなくても、通知を受取れば忘れずに準備できるでしょう。
また、カードを複数枚所有している場合はメインカードを決めたり、管理しやすい枚数にしたりすることも有効です。
給料日の後に引落日が設定されているクレジットカードを選ぶ
引落時間がいつか細かく気になる方は、ライフサイクルと引落しのタイミングが合っていない可能性があります。
毎月手持ちのお金が少なくなるタイミングで引落日が来る場合、残高不足で慌ててしまいがちです。給料日の直後のように、お金に余裕がある時期に引落しが実行されるクレジットカードを選ぶのがおすすめです。
給料日と引落日が一致している場合、引落とされるタイミングのほうが早くなってしまうおそれがあるので、1〜2日以上は余裕を持たせるとよいでしょう。
ライフカードは締め日が毎月5日で、引落日は27日または3日です。引落日は金融機関によって異なるので、ご自身のライフサイクルに合っていると感じるタイミングで引落とされる口座を指定するのがおすすめです。
引落時間に間に合うように対策するならライフカードがおすすめ
クレジットカードの申込みを考えているなら、引落時間に間に合うように対策できるライフカードがおすすめです。
ライフカードは、会員向けWEBページ「LIFE-Web Desk」で翌月以降の請求予定金額をいつでも確認できます。事前に請求予定金額を確認して入金しておけば、引落時間ギリギリのタイミングで慌てずに済むでしょう。
また、会員向けのEメールサービスでは、引落日をお知らせします。引落日を忘れがちな方も、メールで知らせてくれる機能を活用すれば、忘れずに入金できるでしょう。
さらに、ライフカードでは入会後に所定の条件を達成することでキャッシュバックを受けられるおトクなプログラムもあります。ぜひ申込みをご検討ください。
引落時間に間に合うよう余裕を持って入金しよう
クレジットカードの引落時間は、金融機関によって異なります。当日に入金すると間に合わない可能性があるので、前営業日までに余裕を持って入金しましょう。
当日に慌てて入金するケースが多い方は、遅延損害金や信用情報の悪化などのリスクを避けるために、対策を取る必要があります。
月々の利用金額を確認して残高を把握しておく、引落日を忘れないようにメモする、通知が来るサービスを活用するなど、問題なく引落しが実行されるように工夫しましょう。
ライフカードは、会員向けWEBページ「LIFE-Web Desk」で翌月以降の請求予定金額を確認できます。引落日をメールで通知するサービスもあるため、引落日の前に入金できるようにうまく活用しましょう。