学生向けクレジットカードの利用限度額は?
引き上げ方も解説

店舗でのお買い物、公共料金やサブスクリプションサービスの支払いなど、クレジットカードは学生生活のさまざまな場面で利用できます。
ただし、クレジットカードは利用限度額を超えた支払いはできません。
そのため、保有するクレジットカードの利用限度額をはじめ、こまめな利用状況の把握が大切です。
本記事では、学生向けクレジットカードの利用限度額について解説します。
利用限度額を引き上げる方法や超えないためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
学生向けクレジットカードの利用限度額はいくら?
利用限度額とはクレジットカードを利用できる金額の上限のことで、「ご利用可能枠」とも呼ばれます。
学生向けクレジットカードの利用限度額は、10万円~30万円程度が一般的です。通常のクレジットカードと比較すると、金額が低めに設定される傾向があります。
たとえば、通常のライフカードの利用限度額は最高200万円ですが、学生専用ライフカードの利用限度額は最高30万円です。なお、利用限度額はクレジットカード会社ごとに異なるため、申込む際は事前の確認が重要です。
クレジットカードの利用限度額を超えるとどうなる?
クレジットカードの利用限度額に達した場合、それ以上の利用はできなくなります。再びクレジットカードを利用するためには、利用可能額(現時点でクレジットカードを利用できる金額)が回復するのを待つ必要があります。
利用可能額が回復するタイミングは、請求金額の引落しが完了し、その結果が金融機関からクレジットカード会社に到着したあとです。クレジットカード会社が支払情報を確認するまでには数日かかるため、引落しが完了してから利用可能になるまでタイムラグが発生します。
たとえば、ライフカードの引落日は毎月27日または翌月3日で、引落後2~3営業日後に結果が反映されます。5月27日に引落とされた金額は5月29~30日に利用可能額に反映され、その金額内で再びクレジットカードを利用できるようになります。
学生向けクレジットカードの利用限度額が低い理由
学生向けクレジットカードの利用限度額が低い主な理由は以下のとおりです。
- 社会人と比較すると収入が少ない傾向にある
- 利用履歴や信用情報(クレジットヒストリー)が少ない
- 利用限度額が30万円以下の場合、確認する項目が少なくて済む
クレジットカードを発行するとき、クレジットカード会社は申込者が問題なく支払いができるかを確認します。学生は保護者からのお小遣いや仕送り、奨学金、アルバイトが主な収入源であり、社会人と比較すると収入が不安定な傾向にあります。
また、学生ははじめてクレジットカードを申込むケースが多く、利用履歴や信用情報(クレジットヒストリー)を確認することができません。そのため、クレジットカード会社は学生の利用限度額を低く設定する傾向にあります。
そのほか、クレジットカードに関する決まりを定めた割賦販売法とその施行規則では、利用限度額が30万円以下の場合、簡易的な審査でのクレジットカード発行を認めています。過剰な債務や延滞がないかを確認するだけで発行できる点も、学生向けクレジットカードの利用限度額が低い理由のひとつです。
学生がクレジットカードの利用限度額を引き上げる方法
学生生活でクレジットカードを利用していると、利用限度額の範囲内では足りなくなる場合があります。その場合は、利用限度額の引き上げを検討しましょう。主な方法は以下のとおりです。
- 利用限度額の増額を申請する
- 利用実績を積んで信用を高める
- 新しいクレジットカードを申込む
- 一般のクレジットカードを検討する
それぞれの詳しい内容を解説します。
利用限度額の増額を申請する
クレジットカードの利用限度額を増やす方法には、一時的な増額と継続的な増額の2種類があります。
| 増額の方法 | 特徴 |
|---|---|
| 一時的な増額 | 大きな出費があるときに期間を限定して金額を増やす |
| 継続的な増額 | 期間を限定せずに金額を増やす |
一時的な増額は、旅行や大きなお買い物などの際に、一時的に利用限度額を増やす方法です。短期間のニーズに対応しやすく、増額された利用限度額は、期間が終了すると元に戻ります。
継続的な増額は、期間を限定せず、クレジットカードに設定された利用限度額そのものを増額する方法です。普段の利用でも利用限度額が足りないときに適しています。
なお、利用限度額を増額する際は、クレジットカード会社で審査が実施されます。そのため、場合によっては増額の申請が認められないことがあります。また、継続的な増額は一時的な増額と比較すると、審査に時間がかかる傾向があります。
増額の申請は、会員サイトや電話での申込みが一般的です。クレジットカード会社により異なるため、事前に確認しましょう。
利用実績を積んで信用を高める
クレジットカードの利用限度額は、利用実績や個人の信用情報などに応じて設定されます。
定期的にクレジットカードを利用し、延滞せずに支払うことで実績を積むと、クレジットカード会社からの信用が高まり、利用限度額の増額につながる可能性があります。
新しいクレジットカードを申込む
現在保有するクレジットカードの増額が難しい場合は、新しく別のクレジットカードを申込む方法も選択肢のひとつです。
利用限度額は、クレジットカードごとに設定されます。たとえば、30万円の利用限度額のクレジットカードを2枚保有した場合、合計60万円までクレジットカードを利用可能です。
利用限度額の総額が増えると、家賃や学費の支払いなどで出費が重なった場合も対応しやすくなります。
ただし、同じクレジットカード会社で複数のクレジットカードを保有した場合、利用限度額は合算されず、より高い方の利用限度額が適用されます。利用限度額を増やしたいときは、現在保有するクレジットカードとは別のクレジットカード会社に申込みましょう。
なお、複数のクレジットカードを利用する際は、使いすぎや管理が難しくなる点に注意が必要です。
一般のクレジットカードを検討する
利用限度額の上限はクレジットカードによって異なります。たとえば、ライフカード(一般のクレジットカード)と学生専用ライフカード(学生向けクレジットカード)では、以下の違いがあります。
| ライフカード | 学生専用ライフカード | |
|---|---|---|
| 年会費 | 年会費無料 | 年会費無料 |
| 申込資格 | 日本国内にお住まいの18歳以上で、電話連絡が可能な方 | 満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方、または進学予定で満18歳以上の高校生の方※ |
| 利用限度額(ご利用可能枠) | ~200万 | ~30万 |
| 国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | Visa、Mastercard、JCB |
クレジットカードの利用限度額を超えないためのポイント

クレジットカードの利用限度額に達すると、次の引落しが完了し、結果が反映されるまでクレジットカードが利用できなくなります。利用限度額を超えないために、以下のポイントに気を付けましょう。
- 利用状況をこまめに確認する
- 分割払いやリボ払いは計画的に利用する
各ポイントの詳しい内容を解説します。
利用状況をこまめに確認する
利用限度額を超えないためには、利用状況のこまめな確認が大切です。
クレジットカードの利用明細や利用可能額は、会員サイトやスマホアプリで確認できます。定期的にチェックして、現在の利用状況を把握しましょう。
特に大きなお買い物をする前は、事前に利用限度額に余裕があるかを確認しておくと、支払時に決済ができないという事態を防ぎやすくなります。
また、クレジットカード会社のなかには、カード利用通知サービスを提供しているところもあります。クレジットカードの利用内容がリアルタイムでメール通知されるため、すぐに把握できて便利です。
分割払いやリボ払いは計画的に利用する
クレジットカードでは、一括払いだけでなく、分割払いやリボ払いを選択できます。
| 支払方法の種類 | 特徴 |
|---|---|
| 分割払い | 利用金額を指定した回数に分けて支払う方法 |
| リボ払い | 利用金額に対して、毎月一定の金額を支払う方法 |
分割払いやリボ払いは、高額な商品やサービスを購入した際に、月々の支払負担を抑えられる点がメリットです。
ただし、支払いが長期間にわたる可能性があり、その分利用残高が残る状態が続きます。
また、一般的にリボ払いや分割払いでは手数料が発生します。特にリボ払いでは手数料が比較的高額になる可能性があります。
分割払いやリボ払いは利用限度額を圧迫する原因となる場合があるため、計画的に利用することが重要です。
学生生活で使うクレジットカードはライフカードがおすすめ
ライフカードでは、学生の方に向けた学生専用ライフカードを提供しています。年会費無料で利用できるクレジットカードで、在学期間中は海外でのショッピングご利用総額の4%がキャッシュバックされます※。
- ※キャッシュバック金額の上限は、年間累計10万円となります。
- ※事前エントリーが必要です。
- ※インターネット海外サイト、国内免税店、機内販売は対象外となります。
進学予定で満18歳以上の高校生の方も、卒業する年の1月以降に申込みが可能なため、はじめてクレジットカードを作る学生の方におすすめの一枚です。
また、ライフカードでは、会員専用の「LIFE-Web Desk」で利用状況を確認できます。スマホで利用明細や請求金額、ショッピングやキャッシングの利用可能額を確認できるため、日々の管理に便利です。
ほかにも、カード利用通知サービスを利用でき、クレジットカードの利用時には利用日時・利用金額・利用先をメールで受取れます。履歴画面で過去30日分の通知内容を確認可能です。
クレジットカードは利用限度額を把握して賢く利用しよう
学生向けのクレジットカードの利用限度額は、一般のクレジットカードと比較すると低く、10万円~30万円程度に設定される傾向があります。
利用限度額に達しそうになったときは、クレジットカード会社への増額申請を検討しましょう。審査に通過すれば、一時的な増額または継続的な増額が可能な場合があります。
クレジットカードは利用限度額を超えた利用ができません。支払時に決済ができない事態を防ぐためにも、利用状況を定期的に確認しましょう。
学生専用ライフカードは年会費無料で、ポイントがたまりやすいサービスが充実しています。学生でおトクにクレジットカードを利用したい方は、ぜひ学生専用ライフカードをご検討ください。
【監修者】
竹下 昌成(たけした あきなり)
CFP
竹下FP事務所代表、㈱メディエス代表取締役、TAC講師。兵庫県西宮市在住、昭和46年生まれ。立教大学卒業後、池田泉州銀行、日本GE、タマホームなどを経て現職。タマホームFPとして600件超のFP相談実績あり。サラリーマン投資家として不動産賃貸業をスタート、順調に拡大しFIRE。現在は大家業をメインに講師や執筆活動、相談業務でのんびりと過ごしています。得意分野は不動産投資や住宅購入など。お気軽にご相談ください。
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