スマホアプリ課金の仕方!メリット・デメリットを解説
スマホアプリには、アプリ内で追加コンテンツなどを購入できる「アプリ内課金」の仕組みがあります。
アプリ内課金をする際の支払方法は主にキャリア決済やクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードの4つです。
それぞれ特徴が異なるため、どの方法で課金するのが良いか迷っている方もいるのではないでしょうか。
本記事では、スマホアプリで課金する際の主な支払方法とメリット・デメリットを解説します。
課金する際の注意点も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
スマホのアプリ課金の仕方
スマホアプリで課金する際の支払方法には、主に以下の4つがあります。主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
支払方法 | メリット | デメリット |
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キャリア決済 |
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クレジットカード |
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プリペイドカード |
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デビットカード |
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支払方法ごとの特徴やメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。
アプリ課金の決済方法①キャリア決済
キャリア決済とは、アプリ課金した金額を月々の携帯電話料金・通信料金と一緒に支払う方法です。
たとえば、1ヶ月間のスマホの利用料金が5,000円、アプリ課金の金額が1,000円だった場合、携帯電話会社に対して合計6,000円を支払います。
キャリア決済のメリット・デメリット
キャリア決済の主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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キャリア決済は、通信キャリアと契約していれば利用できるため、クレジットカードを持っていない方でも課金できます。
一度設定すれば、それ以降は課金するたびに個人情報を入力する必要がないため、手間もかかりません。
ただし、キャリア決済にはご利用限度額が設けられています。通信キャリアによって異なりますが、クレジットカードと比べて低い傾向があるため、アプリ課金の金額が多い方は注意しましょう。年齢によっても異なる場合があるため、確認が必要です。
また、契約している通信キャリアによっては、キャリア決済を提供していない場合があります。
アプリ課金の決済方法②クレジットカード
スマホアプリでの課金は、クレジットカード払いも利用できます。クレジットカード会社が一時的に利用代金を立て替え、後日利用者がクレジットカード会社にまとめて支払う仕組みです。
アプリ内課金に利用できるクレジットカードの国際ブランドは、以下の5つです。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ※
- ※ダイナースクラブはAndroid端末には対応していません。
クレジットカードのメリット・デメリット
クレジットカードでアプリ内課金するメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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クレジットカードは後払いで支払う仕組みのため、事前にチャージする必要がありません。また、クレジットカード払いをすると、各クレジットカードのポイント還元やキャッシュバックを受けられることがあります。
手元に資金がなくても支払えるため便利ですが使いすぎるリスクがあるため、こまめに利用状況を確認して計画的に利用しましょう。
アプリ課金の決済方法③プリペイドカード
プリペイドカードとは、事前に入金した金額の範囲内で支払える前払い式のカードです。
VisaやMastercardなどの国際ブランドが付いたVプリカなどのプリペイドカードは、クレジットカードと同様にアプリ内課金に利用できます。
また、Apple Store(iPhoneの場合)やGoogle Play ストア(Androidの場合)では、それぞれ以下のプリペイドカードでも支払えます。
区分 | 利用できるギフトカード(プリペイドカード) |
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Apple Store |
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Google Play ストア |
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これらのギフトカード(プリペイドカード)を購入できるのは、インターネットやコンビニ、ドラッグストアなどの店舗です。
インターネットで購入の場合、Apple Gift Cardは1,000円から500,000円まで、Google Play ギフトカードは100円から50,000円までの任意の金額を購入できます。
プリペイドカードのメリット・デメリット
プリペイドカードでアプリ内課金をするメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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プリペイドカードは、原則としてクレジットカード発行時のような与信審査が実施されません。また、一般的に年齢を問わず発行でき、年齢制限を設けている場合も「満12歳以上(中学生を除く)」「満16歳以上」などと低めに設定されています。なお、18歳未満の場合は親権者の同意が必要です。
コンビニでチャージコードを購入できるため、クレジットカードを発行できない高校生なども利用しやすいでしょう。
また、あらかじめチャージした金額の範囲内でのみ利用できるため、使いすぎを防止できます。
いっぽう、プリペイドカードの支払回数は1回払いに限られており、分割払いやリボ払いが選べない点はデメリットでしょう。
アプリ課金の決済方法④デビットカード
デビットカードとは、決済と同時に銀行口座から即時引落されるカードです。
国際ブランド付きのデビットカードは、クレジットカードと同様にアプリ内課金の支払方法に設定できます。
デビットカードのメリット・デメリット
デビットカードでアプリ内課金をするメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
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デメリット |
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デビットカードは、銀行口座残高の範囲内でのみ支払えるため、手元資金を超えて使いすぎる心配がありません。デビットカードによっては、別途ご利用限度額が設けられている場合もあります。
また、デビットカードを発行する際、一般的に審査は実施されません。基本的に満15歳または満16歳以上であれば誰でも発行できるため、クレジットカードを保有できない方でも利用できます。
いっぽう、手元資金を超えた金額を支払えるクレジットカードに対し、デビットカードでは口座残高を超える支払いができません。また、プリペイドカードと同様に、分割払いやリボ払いが選べない点はデメリットといえます。
アプリ課金の設定手順

Apple StoreやGoogle Play ストアに支払方法を設定しておくと、手間なくアプリ内課金ができます。
この章では、支払方法ごとの設定手順を以下で詳しく解説します。なお、設定の際にはApple IDやGoogleアカウントでのログインが必要です。事前にアカウント情報を確認しておきましょう。
キャリア決済の設定手順
キャリア決済の設定手順は、以下のとおりです。
Apple Storeでの設定手順(iPhoneの場合)
- 1 App Storeを起動する
- 2 画面右上にあるアイコンをタップする
- 3 画面上部のApple IDアカウントをタップする
- 4 「お支払い方法を管理」>「お支払い方法を追加」をタップする
- 5 「キャリア決済」を選択する
- 6 「この携帯電話番号を使用する」を選択して「完了」をタップする
Google Play ストアでの設定手順(Androidの場合)
- 1 Google Play ストアを起動する
- 2 画面右上にあるアイコンをタップする
- 3 「お支払い方法と定期購入」をタップする
- 4 「お支払方法」をタップする
- 5 契約している通信キャリアの決済を選択して「有効」をタップする
実際の表示内容と異なる場合があるため、画面の案内に従って設定しましょう。
クレジットカードの設定手順
次に、クレジットカードの設定手順を紹介します。国際ブランド付きのプリペイドカード及びデビットカードでの登録はクレジットカードの設定手順から登録します。
Apple Storeでの設定手順(iPhoneの場合)
- 1 App Storeを起動する
- 2 画面右上にあるアイコンをタップする
- 3 画面上部のApple IDアカウントをタップする
- 4 「お支払い方法を管理」>「お支払い方法を追加」をタップする
- 5 「クレジット/デビットカード」を選択して、カード情報を入力する
カード番号は、カメラマークをタップすると自動で読み取ることも可能です。
Google Play ストアでの設定手順(Androidの場合)
- 1 Google Play ストアを起動する
- 2 画面右上にあるアイコンをタップする
- 3 「お支払い方法と定期購入」をタップする
- 4 「お支払方法」をタップする
- 5 「カードを追加」をタップしてカード情報を入力する
なお、国際ブランド付きデビットカードやプリペイドカードも、クレジットカードと同様の手順で設定できます。
プリペイドカードの設定手順
次に、ギフトカード(プリペイドカード)の設定手順を紹介します。
iPhoneの場合は、以下の手順で「Apple Gift Card」や「App Store & iTunes ギフトカード」を追加できます。
- 1 App Storeを起動する
- 2 画面右上にあるアイコンをタップする
- 3 「ギフトカードまたはコードを使う」をタップする※1
- 4 「カメラで読み取る」をタップして画面の案内に従う※2
- 5 「コードを使う」をタップする
なお、ギフトカードのコード(16桁)は、カードの裏面に記載されています。
Androidの場合は、以下の手順で「Google Play ギフトカード」を追加しましょう。
- 1 Google Play ストアを起動する
- 2 画面右上にあるアイコンをタップする
- 3 「お支払い方法と定期購入」をタップする
- 4 「ギフトコードの利用」をタップしてコードを入力する
- ※1「ギフトカードまたはコードを使う」が表示されない場合は、Apple ID でサインインします。
- ※2「手動でコードを入力」をタップすれば、手動で入力できます。
アプリ課金する際の注意点
アプリ内課金の代金は、キャリア決済やクレジットカード、プリペイドカードなどを使って手軽に支払えますが、注意点もあります。トラブルに巻き込まれたり、代金を支払えなくなったりしないためにも、以下の注意点を踏まえて利用しましょう。
- 不正アプリをインストールしない
- 課金のしすぎに気をつける
- お子さんのスマホ利用による課金トラブルを防ぐ
不正アプリをインストールしない
ウェブサイトやメール・SMSなどから、不正アプリのインストールを促される場合があります。不正アプリをインストールすると、高額請求や個人情報の悪用などの被害に遭う可能性があるため、十分に注意しなければなりません。
アプリをインストールする際は、メールやSMSに記載されているリンクは押さず、信頼できるサイト(アプリ配信会社の公式サイトなど)から手続きしましょう。
また、ウェブサイト閲覧中に突然警告画面のメッセージなどが表示されたときは、警告内容が本物かどうかを確認してから対処することが大切です。
課金のしすぎに気をつける
スマホアプリでの課金は、クレジットカードなどを使って手間なく決済できるため便利な反面、利用しすぎてしまうリスクもあります。
毎月アプリ課金に利用できる金額を決めておき、使いすぎを防止するために以下のような対策をしましょう。
- 利用明細をこまめに確認する
- ご利用限度額を低く設定しておく
- プリペイドカードを利用する
クレジットカードやキャリア決済にはそれぞれご利用限度額が設けられていますが、ご自身で低く設定することも可能です。課金のしすぎが心配な方は、ご利用限度額を変更しておきましょう。
また、後払い式のクレジットカードやキャリア決済の代わりに、事前にチャージした金額の範囲内でのみ支払えるプリペイドカードを利用するのもおすすめです。
お子さんのスマホ利用による課金トラブルを防ぐ
近年、お子さんのスマホ利用による高額課金トラブルが増えています。独立行政法人国民生活センターには、「お子さんが保護者のスマホを使って課金を繰り返し、高額な請求が発生した」などの相談が複数件寄せられています。
お子さんがスマホを利用する場合は、保護者の方が以下のような対策を行いましょう。
- ご利用限度額を低く設定する
- スマホの設定でアプリ内課金を制限する
- フィルタリング設定をする※
- お子さんにスマホのパスワードを伝えない
- クレジットカード情報をアプリに登録しない
iPhoneでは、「設定」アプリからアプリ内課金ができないように設定できます。また、Androidの場合は、「Google Play ストア」からアプリ内課金を制限すれば、課金する際にGoogleアカウントのパスワード入力が必須となります。
上記のほか、お子さんがスマホを利用して良い時間や、ルールを守れなかったときの対応もお子さんと一緒に決めておきましょう。
- ※フィルタリング設定とは、閲覧できるサイトやアプリを制限できる機能です。
アプリ課金のしすぎを防ぐなら「Ⅴプリカ」がおすすめ
アプリ内課金のしすぎが心配な方やクレジットカードが発行できない方には、「Ⅴプリカ」がおすすめです。
Ⅴプリカは、チャージして繰り返し利用できるVisaプリペイドカードです。Visaマークがあるサイトや実店舗にて、クレジットカードと同じようにご利用いただけます。アプリ課金をする場合はクレジットカードと同様の設定方法で利用できます。
1回のチャージは3万円まで、残高上限は10万円までと決まっているため、課金のしすぎを防止できて安心です※。
Vプリカのチャージ方法は次の4種類があり、ご都合にあわせてお選びいただけます。
- コンビニ
- クレジットカード
- 銀行口座
- ギフトコード
利用明細や残高はアプリを見れば一目でわかるため、計画的に課金したい方におすすめです。
- ※本人確認をした場合はチャージ金額の上限なし、残高上限100万円です。
- ※銀行口座チャージの上限は金融機関によって異なります。
Ⅴプリカについて詳しくはこちら
まとめ
スマホアプリで課金する際の支払方法には、キャリア決済やクレジットカード、プリペイドカードなどがあります。
Apple StoreやGoogle Play ストアに事前に支払方法を設定すると手間なく支払いが可能です。支払方法ごとのメリット・デメリットを踏まえ、ご自身にあった方法で課金しましょう。
ただし、アプリで課金する際は使いすぎに注意が必要です。とくに、クレジットカードやキャリア決済などは後払いのため、必要以上に課金する可能性があります。課金できる金額を決めておく、ご利用限度額を低くするなどの対策を行い、計画的に利用しましょう。
Ⅴプリカなら、クレジットカードと同じように利用でき、使いすぎも防止できます。アカウント登録をしていただければ審査不要で誰でも発行できるので、ぜひご活用ください。
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