クレジットカードが使えない理由は?
原因の確認方法も解説

クレジットカードはキャッシュレスで支払いができて便利ですが、何らかの理由により急にカードが使えなくなる場合もあります。
クレジットカードが使えない原因はさまざまですが、まずは慌てずに原因を突き止めて、適切に対処することが大切です。
本記事では、クレジットカードが使えない9つの原因と対処法をわかりやすく解説するほか、使えない状況の対策も紹介します。
クレジットカードが使えない9つの原因と対処法
クレジットカードが使えないときは何かしらの原因があります。主な原因は以下が挙げられるため、まずはこの中の状態に該当しないか確認しましょう。
- 店舗が加盟していないブランドのカードを使っている
- ご利用可能枠を超えている
- 入力したカード情報が間違っている
- 支払日にカード代金の引落しができていない
- クレジットカードの有効期限が切れている
- 磁気不良やICチップの不具合が生じている
- 店舗側の端末やシステムに不具合が生じている
- カード会社の不正検知システムにより利用制限がかかっている
- カード会社でシステム障害の発生やメンテナンスが実施されている
それぞれの原因と対処法を詳しく解説します。
店舗が加盟していないブランドのカードを使っている
クレジットカード決済に対応している店舗はたくさんありますが、必ずしもすべての国際ブランドのカードが使えるわけではありません。店舗が加盟している国際ブランドのカードのみ利用できます。そのため、クレジットカードが使えないときは、持っているカードの国際ブランドに店舗が対応していない可能性があります。
国際ブランドとは、世界中で決済システムを提供している会社のことです。日本では主に以下の国際ブランドが知られています。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- UnionPay
クレジットカード決済に対応している店舗は、上記のうち一つ以上の国際ブランドに加盟しています。たとえば、ある店舗が加盟しているブランドがVisa、Mastercardの2つの場合は、その店舗でJCBやAmerican Express、Diners Club、UnionPayのカードは使えません。
店舗が加盟している国際ブランドは、アクセプタンスマーク(キャッシュレス手段をあらわすロゴマーク)で確認できます。アクセプタンスマークは店舗入口やレジ周りに掲げている場合が多いので、探してみてください。
アクセプタンスマークが見つからないときは、店員に直接聞いてみるのも良いでしょう。
ご利用可能枠を超えている
クレジットカードは、入会時の審査によって利用可能枠が設定されます。
カード利用代金がご利用可能枠の上限に達している場合は、カードに利用制限がかかってしまい、枠が回復するまで使うことができません。
ご利用可能額を回復させるためには、以下の2通りの方法があります。
- 決められた支払日にカード利用代金を支払う(カード会社にて支払いの確認ができるまでカードは利用できません)
- ご利用可能枠の増額を申込む
一般的な方法は、次回の支払日にカード利用代金を支払う方法です。特別な手続きは必要ないので、カード会社ごとに決められた支払日を待ちましょう。
もう一つの方法は、ご利用可能枠の増額を申込むことです。カード会社によっては、ご利用可能枠の増額申請ができる場合があるので、増額ができればその分カード払いができるようになります。
なお、ご利用可能枠の増額には審査があるため、申込めば必ず増額ができるわけではないことを覚えておきましょう。
家族カードの利用時は要注意
クレジットカードの多くは、本会員カードの付帯カードとして家族カードを発行できます。家族カードのご利用可能枠は、本会員カードの枠と共有されているため、利用金額の合計がご利用可能枠を超えないように注意しましょう。
たとえば、本会員カードのご利用可能枠が70万円の場合、本会員カードで20万円、家族カードで10万円を決済すると、残りのご利用可能額は40万円になります。
そのため、本会員カードと家族カードのどちらかいっぽうを使いすぎてしまうと、気がつかないうちにご利用可能枠を超過する可能性があります。
入力したカード情報が間違っている
実店舗でクレジットカードを使う場合は暗証番号の入力を求められることがありますが、暗証番号の入力を間違えてしまうと支払いができません。
さらに、暗証番号を複数回間違えてしまうとロックがかかってしまうことがあるため、注意が必要です。暗証番号はカード会社への問い合わせや会員専用サイトなどで照会手続きができますが、照会には1~3週間の時間を要する場合があります。そのため、設定した暗証番号は各自できちんと覚えておくことが大切です。
また、オンラインショッピングの場合はカード番号や有効期限、セキュリティコードなど、クレジットカードの情報を入力する必要があります。カード情報に間違いがあると支払いができないので、入力ミスがないようにしましょう。
なお、一般的なクレジットカードであればカード番号や有効期限、セキュリティコードはカード券面で確認できます。
支払日にカード代金の引落しができていない
クレジットカードの利用代金は、後日カード会社が定める支払日に口座から引落とされます。口座残高が足りずに利用代金が引落しできなかった場合は、原則として支払いが完了するまでクレジットカードを使えません。
遅延した場合の返済方法はカード会社によって異なるため、指示に従って支払いを完了させましょう。
たとえばライフカードの場合は、一度お客様サポートにご連絡いただき、指定の口座に振込みをしていただきます。振込手数料や遅延損害金の支払いも発生するため、支払日にきちんと引落しができるようにしておくことが大切です。
クレジットカードの有効期限が切れている
クレジットカードには有効期限があり、有効期限切れのカードは使えません。基本的に有効期限が近づくとカード会社から新しいクレジットカードが郵送されてくるため、有効期限が切れている場合は新しいカードに切り替えましょう。
新しいカードに切り替える際、古いカードはハサミを入れて処分します。特に、磁気ストライプとICチップ部分には必ず切れ込みを入れてから破棄するようにしてください。捨てる場合は、複数回に分けて捨てるなどして不正利用されないように気をつけましょう。
なお、クレジットカードの有効期限が近い、または有効期限が過ぎているにも関わらず、新しいカードが届かない場合は、カード会社に問い合わせることをおすすめします。
磁気不良やICチップの不具合が生じている
店舗でクレジットカードを利用する場合、カード裏面の磁気ストライプや表面のICチップに記録されているカード情報を読み取って支払いが行われます。
磁気不良やICチップの不具合が生じてしまうと、情報を読み取れずにクレジットカードが使えないこともあるので、覚えておきましょう。
磁気ストライプやICチップ部分が汚れている場合は、汚れを拭き取れば解消されることもありますが、傷や破損によって情報の読み取りができない場合は、クレジットカードの再発行が必要です。
カード会社に問い合わせて、再発行の手続きを行いましょう。
店舗側の端末やシステムに不具合が生じている
店舗でクレジットカードを利用する場合は、店舗側の決済端末にカードを通すことで、カード会社がカードの有効性を確認し、承認します。
店舗側の決済端末やシステムに不具合が生じている場合は承認ができないため、クレジットカードを使った決済ができません。
このようなケースでは、不具合が解消されない限りクレジットカードが使えないため、現金や電子マネーなど、ほかの方法で支払いを行いましょう。
カード会社の不正検知システムにより利用制限がかかっている
カード会社では、不正検知システムによりクレジットカードの利用状況をモニタリングしています。
第三者による不正使用の可能性が高いと判断された場合、一時的にクレジットカードの利用制限がかかることがあるので、覚えておきましょう。
利用制限がかかった場合は、基本的にカード会社から電話やメールなどで連絡が届くため、一度ご自身でクレジットカードの利用状況を確認してからロックを解除してもらってください。
- ※お取引の保留にともなう以下のような対応はライフカードではいたしかねますので何卒ご了承ください。
- ・商品やサービス等の再購入手続き(限定商品・チケット予約等を含む)
- ・価格変動等による差額の補填
- ・ポイントの付与
- ・当社や商品購入先への電話料金の補填
カード会社でシステム障害の発生やメンテナンスが実施されている
カード会社のシステム障害やシステムメンテナンスによって、一時的にクレジットカードが使えなくなることもあります。
カード会社のシステムが復旧するまでクレジットカードが使えないため、ほかのカード会社のクレジットカードや現金、電子マネーなどで支払いましょう。
クレジットカードが使えない原因の確認方法
クレジットカードが使えないときは、ご自身で原因を確認できます。主な確認方法は以下のとおりです。
- クレジットカードの利用状況や支払状況を確認する
- カード会社に問い合わせる
それぞれ解説します。
クレジットカードの利用状況や支払状況を確認する
クレジットカードが使えないときは、まずクレジットカードの利用状況や支払状況を確認しましょう。ほとんどのクレジットカードは、会員専用サイトやアプリから利用状況を確認できます。
ライフカードでも、会員専用サイト「LIFE-Web Desk」や「LIFE-Web Deskアプリ」からカード利用状況を確認できるため、保有した際はぜひご活用ください。
また、カード利用料金が未払いの場合、会員専用サイトでの通知やはがきが届くケースが多いため、確認してみると良いでしょう。
カード会社に問い合わせる
クレジットカードの利用状況や支払状況を確認しても原因がわからない場合は、カード会社に問い合わせましょう。問い合わせ先は、公式サイトやアプリに記載されているほか、クレジットカードによっては裏面に記載されていることもあります。

クレジットカードが使えない場合、現金や電子マネーなど、ほかの支払方法を考えなければなりません。
しかし、日頃から対策しておくことで、クレジットカードが使えない状況を回避できる可能性があります。以下では、ご自身でできる主な対策を紹介します。
普段からクレジットカードを管理する
クレジットカードはご自身で適切に管理することが大切です。普段からしっかりとクレジットカードを管理することで、カードの破損や磁気不良などを回避できる可能性が高まります。
クレジットカードを管理するときは、以下の点に気をつけると良いでしょう。
- 磁気のある場所に保管しない
- 高温の場所を避ける
- カードは1枚ずつ保管する
- カードを傷つけたり、折り曲げたりしない
万が一に備えて複数枚のクレジットカードを保有しておく
クレジットカードが使えなくなる原因はさまざまです。原因によってはすぐに解消できず、一定期間クレジットカードが使えない場合もあります。
クレジットカードは複数枚保有できるため、万が一のときに備えて2枚以上保有しておくのがおすすめです。
複数枚のクレジットカードを保有していれば、1枚が使えなくなってもほかのカードで支払いができる場合があります。
また、複数枚のクレジットカードを保有するときは、異なる国際ブランドのカードを保有しておくことで、支払いができる店舗の幅も広がるでしょう。
なお、複数枚所有する場合はクレジットカードの管理および使い過ぎには気をつけましょう。
複数のクレジットカードを保有するならライフカードがおすすめ
クレジットカードの申込みを考えているなら、ポイントがたまりやすく年会費が無料のライフカードがおすすめです。
カード利用金額1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当※)がたまるほか、お誕生月は基本ポイントの3倍のポイントがたまったり、年間のご利用金額に応じて翌年度のポイント付与率がアップしたりと、ポイントがたまりやすいです。
- ※ポイントの価値は、交換いただく商品・サービスにより変動します。
また、ライフカードは異なる国際ブランドであれば2枚持つことができます。たとえば、1枚目はVisaのライフカード、2枚目はJCBのライフカードのように、異なる国際ブランドのカードを持っておけば、支払いができる店舗の幅も広がります。
さらに、ライフカードでは、入会後に所定の条件を達成することでおトクな特典がもらえるプログラムもご用意しています。クレジットカードの申込みを考えている方は、ぜひライフカードをご検討ください。
クレジットカードが使えない原因を把握して、慌てずに対処しよう
クレジットカードが使えない原因はさまざまですが、主な原因を把握しておくことで対処できる可能性があります。クレジットカードが使えないときは、原因を考え、慌てずに対処しましょう。
また、複数枚のクレジットカードを保有していれば、万が一1枚のクレジットカードが使えなくなっても、ほかのクレジットカードで支払いができる可能性が高くなるのでおすすめです。
ライフカードはポイントがたまりやすく、年会費も無料で持つことができます。新たにクレジットカードの申込みを考えている方は、ぜひライフカードをご検討ください。
