クレジットカードの支払方法のひとつに分割払いがあります。分割払いにすると利用金額を複数回に分けて支払えるので、大きなお買い物をしたときなど、月々の支払金額の負担を減らしたいときに便利です。
しかし、分割払いとほかの支払方法との違いがはっきりわからず、利用しようか悩む方もいるでしょう。
そこで、クレジットカードの分割払いの概要、ほかの支払方法との違い、メリット、や注意点、手数料などをわかりやすく解説します。
目次
クレジットカードの分割払いとは? クレジットカードで分割払いを利用する方法クレジットカードで分割払いを利用するメリット
クレジットカードの分割払いの注意点
分割払いの手数料の計算方法 クレジットカードで分割払いができない原因と対処法 ライフカードなら専用アプリで分割払いに変更できるクレジットカードの分割払いは計画的に利用してゆとりある支払いを!
クレジットカードの分割払いとは?
分割払いとはクレジットカードの支払方法のひとつ一つで、クレジットカードの利用ごとに支払い金額を複数回に分けて支払うる方法を指します。クレジットカード会社のが定める回数の範囲内で支払回数をご自身自分で選べるため、計画的にクレジットカードを計画的に利用するのに役立ちます。
まずは、クレジットカードの分割払いについて詳しく紹介します。
分割払いはクレジットカードの支払方法のひとつ
分割払いは回数指定払いとも呼ばれ、クレジットカードを利用するときに支払回数を指定する支払方法です。3回・6回・10回・12回・24回など、選択できる支払回数はクレジットカード会社によって異なります。
たとえば、ライフカードの場合は以下のとおりです。
| 支払回数 | 支払期間 | 実質年率 | 100円当たりの手数料 |
|---|---|---|---|
| 1回 | 1ヶ月 | 0%※1 | 0円 |
| 2回 | 2ヶ月 | 0%※2 | 0円 |
| 3回 | 3ヶ月 | 14.7% | 2.46円 |
| 5回 | 5ヶ月 | 16.2% | 4.10円 |
| 6回 | 6ヶ月 | 16.6% | 4.92円 |
| 10回 | 10ヶ月 | 17.5% | 8.20円 |
| 12回 | 12ヶ月 | 17.6% | 9.84円 |
| 15回 | 15ヶ月 | 17.8% | 12.30円 |
| 18回 | 18ヶ月 | 17.8% | 14.76円 |
| 20回 | 20ヶ月 | 17.9% | 16.40円 |
※加盟店により、利用できない支払回数がある場合があります。
※加盟店により、支払回数3回以上の利用に関し、上記表より低い手数料率が適用される場合があります。
※1利用する加盟店により手数料が発生する場合があります。
※2利用する加盟店により実質年率 10.8%(100円あたり1.36 円)の範囲で手数料が発生する場合があります。
分割払いを利用すると、利用金額に一定の手数料がかかります。分割回数2回(2回払い)までは手数料無料の場合が多いですが、なかには2回目から手数料が必要な場合もあります。また、手数料率は分割回数を増やすごとに上がっていくのが一般的です。
分割払いの月々の返済金額は、利用金額と分割手数料の合計を指定した支払回数で割った金額になります。
ほかの支払方法との違い
クレジットカードには、分割払いや通常の1回払いのほかにも、2回払いやリボルビング払い、ボーナス一括払いとさまざまな支払方法があります。
【クレジットカードの支払方法】
| 支払方法 | 手数料 | |
| 1回払い | 毎月の締切日までの利用料金を毎月の所定の支払日に一括で支払う | なし |
|---|---|---|
| 2回払い | 毎月の締切日までの利用料金を、当月とその翌月の支払日に2回に分けて支払う | なし※ |
| 分割払い (回数指定払い) |
カード利用時に支払回数を指定して、利用料金と分割払い手数料の合計を指定回数で割った金額を毎月の所定の支払日に支払う | あり |
| リボルビング払い (リボ払い) |
利用金額に関わらず、一定の金額を毎月の所定日に支払う | あり |
| ボーナス一括払い | 利用料金を直近のボーナス月(夏または冬)の支払日に一括で支払う | なし |
※
2回払いから手数料がかかる場合もあります
クレジットカードの支払方法で違いがわかりにくいのが、分割払いとリボ払いです。どちらも手数料がかかる共通点がありますが、大きな違いは、分割払いが利用ごとに支払回数を指定し、リボ払いはあらかじめ毎月の支払額を指定する点です。
分割払いは指定した回数で支払いが終わります。いっぽう、リボ払いは利用件数に関わらず毎月の支払金額が一定なので、注意していないと使いすぎてしまったり、支払期間が長期化してしまったりすることがあります。その分手数料の負担も増えるため、注意が必要です。
分割払いとリボ払い、それぞれの仕組みを理解して、適した支払方法を選択するようにしましょう。
分割払いとリボ払いの違いに関するさらに詳しい情報は、こちらの記事で解説しています。
クレジットカードで分割払いを利用する方法
クレジットカードで分割払いを利用する方法には、次の2つがあります。
- カード利用時に分割方法を指定する
- カード利用後にあとから支払方法を分割払いに変更する
それぞれ、順番に解説します。
①クレジットカード利用時に分割方法を指定する
クレジットカードで分割払いを利用するには、購入時にその支払方法を明確に指定する必要があります。利用時に分割方法を指定する手順は、以下のとおりです。
- 支払時に「クレジットカードの分割払いでお願いします」と店員に伝える
- 希望する支払回数(2回、3回、6回など)を伝える
そのあとは、店舗側で処理がされ、問題がなければ分割払いとして決済されます。
なお、オンラインストアでは、決済画面でクレジットカード情報の入力欄付近に支払方法の選択項目があります。
ここで「分割払い」を選び、希望する回数を指定すれば、分割払いが可能です。
ただし、店舗や商品によっては分割払いに対応していない場合があるため、事前に確認しましょう。
②クレジットカード利用後にあとから支払方法を分割払いに変更する
クレジットカード利用後に支払負担が大きいと感じた場合は、1回払いから分割払いに変更しましょう。
多くのクレジットカード会社が「あとから分割」や「あと分割」などの名称で、1回払いから分割払いへの変更に対応しています。ライフカードであと分割する場合の手順は以下のとおりです。
- クレジットカードで1回払いなどを指定し商品を購入する
- 受付期間内に「LIFE-Web Desk」から分割払いに変更する
ただし、あとから支払方法を分割に変更する場合は、手数料率が高かったり、指定できる分割回数が限られていたりするなど、通常の分割払いとは異なる条件が設けられています。
また、受付期間中に手続きを済ませないと分割払いに変更できません。
クレジットカード会社ごとに条件は異なるため、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードで分割払いを利用するメリット
クレジットカードで分割払いを利用すると、次のようなメリットがあります。
- 支払いを終えるタイミングをご自身で決められる
- 手数料が分かりやすい
- 月々の返済金額を抑えられる
それぞれ、順番に解説します。
支払いを終えるタイミングをご自身で決められる
クレジットカードの分割払いでは、あらかじめご自身で支払回数を選べるため、支払いが完了する時期が明確になります。たとえば、「3回払い」ならおおむね3ヶ月で完了し、「12回払い」なら約1年間で計画的に支払うことが可能です。
返済期間が事前に確定しているため、毎月の負担額を把握しやすく、家計管理もしやすくなるのが特長です。
また、ライフカードでは「繰上返済」にも対応しています。分割払いの途中でも残高を一括で完済できる仕組みです。
たとえば、ボーナスや臨時収入があったときに繰上返済をすれば、残りの手数料負担を軽減できます。
計画的な返済と、必要に応じた繰上返済の併用によって、分割払いを無理なく利用することが可能です。
手数料が分かりやすい
分割払いの大きなメリットは、支払う手数料が契約時点で明確に決まっていることです。
利用者はあらかじめ「支払回数」と「手数料率」に基づいて、総支払額と月々の負担を把握できます。
たとえば、ライフカードでは回数ごとの手数料が公式サイトで公開されており、利用前に確認することが可能です。これにより、支払いを終えるタイミングや月々の支出を具体的に計画しやすくなります。
いっぽう、リボ払いは毎月の支払額が固定される代わりに、残高に応じて手数料(利息)が変動します。残高が減らなければ手数料の支払いが長期化しやすく、返済総額を把握しづらくなる傾向があります。
分割払いは「最初に決めた金額を一定期間で返済する」方式であるため、家計管理や資金計画を立てるうえでも予測がしやすいという特長があります。安定した返済を重視する方にとって、分割払いはあんしん感のある選択肢です。
月々の返済金額を抑えられる
分割払いは、高額な買い物でも毎月の支払額を小さく抑えられるため、心理的・経済的な負担を軽減できる仕組みです。
たとえば、10万円の商品を10回払いに設定すれば、概算で1ヶ月あたりの支払いは約1万円+手数料となり、初回または最終回に端数調整が入る場合があります。1回払いでは手が届きにくい出費でも、少額に分けて返済できるあんしん感があります。
さらに、月々の支出を生活費とバランスよく調整できるため、家計が赤字になりにくいこともメリットです。毎月の支払額を無理のない水準に設定できることから、予算管理のしやすさにつながります。
ただし、注意すべきは支払回数を増やすほど分割手数料の総額が増えやすいという点です。
支払回数を多く設定すれば1回あたりの負担は減りますが、トータルで支払う金額は増えます。計画性をもって利用しないと、気づかないうちに負担が膨らむおそれがあるため、十分に検討することが重要です。
クレジットカードの分割払いの注意点
メリットも多いクレジットカードの分割払いですが、利用するときには以下の点に注意しましょう。
分割回数を増やすほど手数料が高くなる
クレジットカードの分割払いを利用すると、分割払い手数料がかかります。さらに、分割回数を増やすとそれだけ支払い終えるまでの期間が長くなる分、手数料は高くなります。
分割払い手数料を決める金利はカード会社がそれぞれ設定していますが、多くの場合、実質年率は12~18%程度です。
また、カード利用時ではなく、利用後に1回払いから分割払いへ変更する「あとから分割」の場合、手数料は通常の分割払いより高くなる場合が多くなる点も覚えておきましょう。
あとから一括払いには変更できない
「あとから分割」があるため勘違いされがちですが、クレジットカードで分割払いを選ぶとあとになって1回払いには変更できません。
ただし、ほとんどのカード会社は、予定していた回数よりも早く支払い終える「早期完済」に対応しています。早期完済によって、分割払いで支払う手数料を減らせる可能性はあります。
なお、ライフカードでは、残高の全額を一括で支払える「繰上返済」に対応しています。
早期完済の方法はカード会社ごとに変わります。家計に余裕があって早く支払いを済ませたいと思ったら、カード会社に申し出て必要な手続きを行いましょう。
月々の支払額が減るため使いすぎてしまう
分割払いを利用すると毎月の支払いに余裕が出ます。ゆとりをもって支払えるのは分割払いのメリットですが、完済するまでは毎月所定の金額を支払わなければなりません。家計に余裕があると勘違いして散財につながらないように注意が必要です。
分割払いを利用したら、支払いが終わるまでは新たに分割払いを利用しないようにするなど、支払状況を考えて計画的に利用するようにしましょう。
1件ごとの返済金額が低くても、複数の分割払いを利用すると毎月の返済金額が膨らんでいくため、注意が必要です。
クレジットカードの分割払いにも利用限度額がある
分割払いは便利な支払方法ですが、無制限に利用できるわけではありません。
ライフカードの場合、分割払い、リボ払い、ボーナス払いなどに利用できる枠は「割賦払いご利用可能枠」と呼ばれ、ショッピングご利用可能枠の一部として設定されています。
たとえば、クレジットカードにおけるショッピングのご利用可能枠が50万円でも、割賦払いご利用可能枠が30万円なら、分割払いで購入できる商品の上限は30万円です。
すでに20万円までを分割払いに利用している場合、分割払いとして利用できるのは残りの10万円までになります。
そのため、分割払いを希望していても、割賦払いご利用可能枠を超えている買い物では利用できない可能性があります。高額な商品を分割払いで購入する予定がある場合は、あらかじめご自身の割賦払いご利用可能枠を確認しておくことが重要です。
分割払いの手数料の計算方法
クレジットカードの分割払いで支払う手数料はどれくらいになるのか、計算方法を知っておくと便利です。分割払い手数料は通常「現金価格×(100円あたりの手数料÷100)」で計算されます。なお、100円あたりの手数料は、各クレジットカード会社の公式サイトで確認可能です。
たとえば、10万円のテーブルを10回の分割払い(手数料率は実質年率14.5%)で購入した場合の計算は以下のとおりです。
- ご利用金額:100,000円
- 分割払い手数料の金額: 6,800円=利用金額10万円÷100円×6.8円※1
- お支払総額:106,800円=100,000円+手数料6,800円※2
- 毎月の分割支払金の目安:10,680円=お支払総額106,800円÷10回
- 初回の支払金額:11,400円=10,600円+800円※3
- 2回目以降の支払金額:10,600円
※1
現金価格100円当たりの手数料
※2
初回の日割計算と最終回の端数調整により、実際にお支払いいただく手数料総額とは異なる場合があります。
※3
月々の分割支払金は100円単位になるため、この場合の100円未満の端数合計(80円×10回分=800円)は初回の支払いに加算されます
分割払いとリボ払いのシミュレーション
リボ払いは「毎月一定額を返済する」仕組みで、残高に応じて手数料(利息)が加算されるため、返済期間が長くなるほど総支払額が増加する傾向があります。
いっぽう、分割払いは、あらかじめ支払回数・手数料が確定しているため、完済時期や総支払額を事前に把握できます。
計画的な資金管理を重視する場合は、返済期間と総支払額を予測しやすい分割払いのほうが望ましい可能性があることを覚えておきましょう。
クレジットカードで分割払いができない原因と対処法
クレジットカードで分割払いを使いたくても使えないときには、なんらかの原因があると考えられます。そこで、分割払いを利用できないときに考えられる原因と対処法を解説します。
分割払いができないときに考えられる原因
クレジットカードの利用に問題がないのに分割払いを利用できない場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、分割払いを利用したい店舗がそもそも対応していない可能性があります。また、分割払いが可能でも「2回払いのみ可能」など、支払回数を制限しているケースもあります。
さらに、海外では原則として1回払いのみとするクレジットカード会社が一般的です。帰国後に所定の手続きをすると分割払いに変更できる場合もあるため、クレジットカード会社に問い合わせてみましょう。
なかには、はじめから分割払いに対応していないクレジットカードも存在します。分割払いを利用したい場合は、分割払いに対応したクレジットカードを作ることを検討してみるとよいでしょう。
分割払いができないときの対処法
クレジットカード会社によっては、1回払いでクレジットカードを利用したあとでも、分割払いに変更できます。最近は会員ページや専用スマホアプリを経由して、あと分割に変更する手続きができるクレジットカードが増えています。
ただし、支払方法の変更を受付ける期間は決まっているので、クレジットカード会社のルールを確認のうえ、余裕を持って手続きを済ませましょう。支払方法の変更への対応や変更方法がわからないときには、クレジットカード会社に問い合わせてみてください。
ライフカードなら専用アプリで分割払いに変更できる
ライフカードは分割払いや「あと分割」のどちらにも対応した便利なクレジットカードです。専用アプリ、「LIFE-WebDeskアプリ」を使えば、1回払いから分割払いへ、1回払いからリボ払いへと、スマホで支払方法を変更できます。支払日や支払金額もスマホで確認できるので、支払いの管理に便利です。
なお、「あと分割」には毎月受付期間が決まっています。受付期間を過ぎてから分割払いに変更したい場合は、別途問い合わせが必要なので注意しましょう。
クレジットカードの分割払いは計画的に利用してゆとりある支払いを!
クレジットカードの分割払いは、ご自身で支払回数を選べる支払方法です。クレジットカード利用時のほか、あとから分割払いに変更する方法もあります。
リボ払いとは違って、完済時期や手数料の負担額がはっきりしているので、家計の状況に合わせてクレジットカードをさらに便利に利用できます。ただし、無計画に利用すると月々の支払いや手数料の負担が重くなるため、計画的な利用が大切です。
ライフカードでは、「LIFE-Web Deskアプリ」が利用でき、毎月の支払金額の確認やあとから分割払いに変更できる「あと分割」の手続きなどがスマホの操作で済ませられます。利用状況を把握しながら、クレジットカードを便利かつ快適に利用できます。
さらに、入会後に所定の条件を達成することでおトクな特典がもらえるプログラムもご用意しています。これからクレジットカードを作ろうと考えている方は、ぜひライフカードをご検討ください。