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クレジットカードの更新はいつ?
仕組みや手続きを解説

クレジットカードはいつまでも利用できるものではありません。
有効期限が設定されており、おおむね3~7年に一度、新しいカードに更新されます。

本記事では、クレジットカードの更新の仕組みや手続き、更新カードが届かない理由を解説します。
更新関連のよくある質問とその答えも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

クレジットカードは自動で更新される

クレジットカードには発行時に有効期限が設定され、有効期限内のみ利用できます。カードの有効期限は、カードの表面(または裏面)に記載されています。

有効期限は4桁の数字で記載され、左側の2桁が月、右側の2桁が西暦の下2桁を意味します。たとえば、「01/30」と記載されている場合の有効期限は2030年1月末日です。

有効期限が切れたクレジットカードは使えなくなります。しかし、クレジットカードは原則として自動更新されるため、利用者は手続きをする必要はありません。更新後の新しいカードは有効期限までに登録先住所に届けられます。

クレジットカードの有効期限の概要や確認方法に関して、詳しくは次の記事をご覧ください。

【関連記事】「クレジットカードの有効期限の見方や更新時の対応を解説」

更新後のクレジットカードはいつ届く?

クレジットカードの有効期限が切れる1か1ヶ月ほど前になると、カード会社から新しいクレジットカードが送付されます。

もし前回のクレジットカード発行時と住所や氏名が変わっているときは、クレジットカードの契約者ページや変更届出書から変更手続きをしておきましょう。以前の住所や氏名では更新後のクレジットカードを受取れない可能性があります。

有効期限が切れたにも関わらず、更新後のクレジットカードが届かないときは、カード会社に問い合わせてみてください。発送したのかどうか、また、発送後の状況も教えてもらえることがあります。

クレジットカードの自動更新をしたくないとき

クレジットカードは有効期限が切れる前に自動更新されます。そのため、有効期限と同時にクレジットカードの利用をやめるつもりなら、自動更新される前に退会の手続きをしなければなりません。

手続きの方法は、電話やチャットサービス、窓口など、カード会社の指定する方法で進めます。

有効期限が切れるとクレジットカードは利用できなくなります。しかし、クレジットカードが盗難に遭うと、ICチップから情報がスキミングされたり、更新カードが偽造されたりといったトラブルに発展する恐れもあるため、有効期限に関わらず取扱いには十分注意しましょう。

クレジットカードで更新手続きが必要なケース

原則として自動更新されるクレジットカードですが、申込んだときの個人情報が現在の状況と異なるのであれば更新手続きが必要です。情報を更新せずに有効期限を迎えると、更新カードが届かないといったトラブルが生じる恐れもあります。

以下では、更新手続きが必要となるケースを紹介します。

結婚などで名前が変わったとき

結婚などで名前が変わったときには、通常、書面による名義変更の手続きが必要です。新しい氏名を証明できる本人確認書類を合わせて、変更届をカード会社に提出します。手続きには1~2週間かかる場合もあるため、余裕をもった手続きがおすすめです。

その際、クレジットカードの支払口座に指定している金融機関も合わせて名義変更を終えておきましょう。名義の不一致になれば口座引落ができなくなり、支払いに支障が出る恐れがあります。

住所変更や勤め先が変わったとき

名前のほかにも、住所や電話番号、勤め先、年収などのカード会社に申告した情報に変更があれば、随時変更手続きをしましょう。多くのカード会社では、公式サイトの契約者ページや専用アプリなどから手続きできます。

クレジットカードは、契約者の支払能力をもとに、代金を立替払いする仕組みです。カード会社は契約者の支払能力を調べるために現在の個人情報を把握しておく必要があります。有効期限が切れるタイミングで実施される再審査にも影響するので、正確な情報を届け出ておきましょう。

海外への出張や留学を予定しているとき

出張や留学など何らかの理由でしばらく海外暮らしになっても、日本で発行したクレジットカードはそのまま利用できる場合が多いようです。

ただし、海外に住民票を移すときには注意が必要です。カード会社によっては、海外の住所を登録できる場合もあります。しかし、郵送物の送付が有料になる、やりとりに時間がかかるなどの負担が増える場合や、そもそも海外の住所の登録に対応していない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

更新カードが届いたらやるべきこと

更新カードは届いた日からすぐに利用可能です。不備なく使えるように、次のことをやっておきましょう。

更新後の契約内容を確認する

更新カードが貼付されている台紙には、新しい契約内容が記載されています。氏名の表記や新しい有効期限、ご利用可能枠など更新後の利用条件に誤りや変更がないか、カード券面の表記とあわせて確認しておきましょう。

有効期限によるクレジットカードの更新は利用者の再審査も兼ねているため、場合によっては利用条件が変更されている可能性もあります。

署名欄にサインをする

更新カードの内容に問題がなければ、まず署名欄にサインをします。サインは他人の不正利用を防ぐ役割を果たします。利用する店舗によっては、サインがなければクレジットカードでショッピングできない場合もあるため注意しましょう。

なぞり書きでは署名としての効力がなくなることがあり、クレジットカードの再発行が必要になるケースもあります。ただし、署名欄のないクレジットカードへのサインは不要です。

各種料金のお支払情報を更新する

更新カードになっても、カード番号やご自身で設定した暗証番号は以前のクレジットカードと変わりません。しかし、有効期限とセキュリティコードは変更されます。

電気料金やサブスクリプションサービス、ショッピングサイトなど、各種料金の支払手段にクレジットカードを登録している場合は、有効期限などの登録内容を更新しておきましょう。情報を更新しておかなければ、カードが認識されず決済エラーになってしまいます。

古いカードを裁断して処分する

更新カードは届いた日から利用できるため、まだ有効期限が残っていても古いクレジットカードは処分しましょう。

セキュリティの観点から、処分するときはハサミで細かく裁断し、2つ以上の袋に分けて捨てるようにしましょう。特にICチップの部分はかならずハサミで裁断してください。シュレッダーで細かく裁断すると、よりあんしんです。

更新カードが届かない原因

前述のとおり、クレジットカードは有効期限とともに自動更新されるため、とくに手続きをしなくても、新しいカードが登録先住所に届きます。しかし、何らかの原因によって、届くはずの更新カードが届かない場合もあります。

そこで、更新カードが届かないときに考えられる主な原因をお伝えします。

名前や住所が変わっている

カード会社に登録している名前や住所が更新されていなければ、旧氏名、旧住所宛に発送されるため更新カードを受取れません。郵便局の転居・転送サービスを申し込んでいても、郵送方法によっては対応していない場合もあります。

このような場合にはカード会社に連絡して状況を確認し、登録情報をすみやかに更新のうえ、再送付を依頼しましょう。

配送時に受取れなかった

更新後の新しいクレジットカードは、簡易書留や本人限定受取郵便で送付されることがあります。いずれの配送方法も、配送時に受取人が不在の場合は、配送会社が持ち帰る可能性がある点に注意が必要です。

配送会社が持ち帰ったときは、郵便受けに不在連絡票や通知はがきが投函されます。すみやかに記載事項を確認し、新しいクレジットカードを受取りましょう。

一定期間は配送会社で郵送物を保管しますが、保管期限がすぎてしまうと、発送元であるカード会社に返送されます。返送後は配送会社に連絡しても、再配達してもらえません。カード会社に連絡し、再発送してもらえるか問い合わせてみましょう。

配送トラブルが起こっている

配送トラブルにより、更新後の新しいクレジットカードを受取れていない可能性もあるでしょう。たとえば、配送会社が誤って異なる場所に送付してしまうケースや、何らかの手違いで郵送物を紛失するケースも考えられます。

更新時期にも関わらず、新しいクレジットカードを受取れていない場合は、まずはカード会社に連絡してみてください。カード会社がすでに発送している場合は、すみやかに配送会社に連絡しましょう。誤送や紛失といった配送トラブルに早めに気づけることがあります。

更新時の審査に通らなかった

クレジットカードの自動更新にあたって、カード会社は利用者の登録情報やカードの利用状況をもとに再審査するのが一般的です。審査の結果によってはカードを発行できず、更新カードが届かないケースもありえます。

更新時の再審査に通過しない場合、次のような理由が考えられます。

  • クレジットカードの支払いで遅延や滞納をしている
  • 退職や転職をした
  • クレジットカードの利用実績がない
  • 更新前後に他社のクレジットカードに複数枚申込んでいる
  • 債務整理をした

上記のようなことがあると、カード会社は利用者の支払能力を不安視して、審査で落とすケースも想定されます。

更新前はクレジットカード見直しのタイミング

クレジットカードの有効期限は、カード見直しのタイミングでもあります。カードのポイントや特典を使いこなせていないと感じているなら、更新のタイミングをきっかけに、自分のライフスタイルにあったカードに切り替えるのがおすすめです。

たとえば、ポイントはたまるのに有効な使いみちがみつからないなら、ポイントの使いやすさに注目して別のクレジットカードを選んでみましょう。

ライフカードは充実のポイントサービスで注目されるカードで、初年度は1.5倍、お誕生月は3倍とポイントのためやすさが魅力です。さらに、利用金額に応じたステージ制プログラムを導入しているため、使えば使うほどおトクにポイントをためられます。

たまったポイントはANAマイレージクラブや楽天ポイント、dポイントなど他社ポイントへ移行、銀行口座へのキャッシュバック、ギフトカードへの交換など、実用的な選択肢がそろっているのも特徴です。

また、入会後に所定の条件を達成するとおトクなキャッシュバックを受けられるプログラムもご用意しております。クレジットカードを見直す際は、ぜひライフカードをご検討ください。

クレジットカード更新のよくある質問

クレジットカードの更新は、通常は3~7年に一度です。あまり頻繁に実施されることではないからこそ、疑問点や不明点があるのではないでしょうか。

更新に関するよくある質問とその答えを紹介します。ぜひ疑問解消に役立ててください。

Q.更新後、カード番号は変わる?

有効期限が更新される際、クレジットカードの番号は原則として変わりません。しかし、セキュリティコードは変わることがあります。

公共料金や家賃などの引落先としてクレジットカードを登録している場合は、更新後の有効期限やセキュリティコードに登録し直すことが必要です。そのまま放置すると有効期限が切れた後に料金の引落ができず、滞納扱いになってしまうこともあるため注意しましょう。

Q.ETCカードや家族カードも更新される?

クレジットカードが自動更新されるのと同様、ETCカードや家族カードも自動更新されます。ただし、有効期限はそれぞれ異なることがあるため、クレジットカードと同時に更新されるとは限りません。

また、同時に更新される場合であっても、クレジットカードとETCカード、家族カードがそれぞれ別送されるケースもあります。

ETCカードや家族カードを利用しておらず、更新が不要な場合はあらかじめカード会社に連絡することで自動更新を回避できます。不要なカードが増えると個人情報流出や悪用のリスクが増えるため、更新前にETCカードと家族カードの利用状況を確認し、更新すべきか検討しておきましょう。

Q.有効期限内ならカードを両方使っても問題ない?

有効期限が切れていないなら、更新後の新しいクレジットカードだけでなく、更新前の古いクレジットカードも利用は可能です。

しかし、新しいクレジットカードは、受取後にすぐ利用されることが想定されています。新旧両方を併用するのではなく、古いクレジットカードは処分して、新しいクレジットカードのみ利用するようにしてください。

なお、クレジットカードにチャージ式の電子マネー機能が付帯されている場合は、利用者自身でチャージ残高を新しいクレジットカードに移す必要が生じることもあります。

カード会社のホームページで残高の移行方法が公開されていることもあるため、参考にして移行手続きをしておきましょう。

クレジットカードは有効期限が切れる前に情報の更新を忘れずに

クレジットカードは有効期限に合わせて自動更新されるため、利用者の手続きは原則不要です。ただし、名前や住所、職業など、カード会社に登録している内容に変更があれば、随時新しい情報に更新する必要があります。最新情報に更新されていなければ、更新カードが手元に届かないなどのトラブルが生じる可能性もあります。

また、クレジットカードの更新は、カードを見直す絶好のタイミングにもなります。使いやすさやポイント、サービスの魅力などから、自分のライフスタイルに合ったクレジットカードに乗り換えるのもいいでしょう。

おトクにクレジットカードを使いたいなら、充実したポイントサービスが魅力のライフカードをぜひご検討ください。使えば使うほどポイントがたまり、また実用的なポイントの使いみちが用意されているので、これまで以上にクレジットカードの魅力を実感できるでしょう。

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