切符はクレジットカードで購入可能!
メリットなどを解説

キャッシュレス化が進み、クレジットカードや電子マネーを利用できる場面が増えています。
スーパーやコンビニエンスストアでお買い物する際に、現金ではなく、クレジットカードを利用する方も多いのではないでしょうか。
通勤・通学・旅行などで電車や新幹線を利用する際、紙または電子の切符をクレジットカードで購入できる場合があります。
さまざまなメリットがあるため、クレジットカードで切符を購入することも選択肢としてご検討ください。
本記事では、紙または電子の切符をクレジットカードで買う方法や、メリットおよび注意点を紹介します。
電車や新幹線の切符をクレジットカードで買う方法
JRグループ(JR東日本・JR東海・JR西日本)と、JR以外の主要鉄道会社に関して、電車や新幹線の切符を購入する方法を紹介します。詳細を知りたい場合は、各鉄道会社の公式Webサイトをご覧ください。
JRでの切符の購入方法
JR(東日本・東海・西日本)における切符の購入方法は、下表のとおりです。
| 購入場所 | みどりの窓口 | 指定席券売機 (みどりの券売機) |
オンライン購入 (インターネット予約) |
|---|---|---|---|
| JR東日本 |
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|
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| JR東海 |
|
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| JR西日本 |
|
在来線や新幹線の切符を買う際、みどりの窓口や指定席券売機ではクレジットカードを利用可能です。
また、オンラインで購入(予約)する場合はクレジットカード決済が可能なうえ、チケットレスで入場できるサービスもあります。
民営鉄道3社の切符の購入方法
民営鉄道とは、民間企業が経営する鉄道の総称です。今回は、大手16社の中でも知名度の高い関東圏の小田急電鉄株式会社・東京地下鉄株式会社(東京メトロ)・西武鉄道株式会社を例に紹介します。
| 代表的な民営鉄道会社 | 切符の購入方法 |
|---|---|
| 小田急電鉄株式会社 |
|
| 東京地下鉄株式会社 (東京メトロ) |
|
| 西武鉄道株式会社 |
|
小田急電鉄ではJRの券売機のようにクレジットカードの利用が可能ですが、現状ではクレジットカードが利用できる場面は限られています。
ただし、東京メトロでは、クレジットカードのタッチ決済およびQRコードを活用した乗車サービスが2025年3月22日にスタートしました。東京メトロ以外でも、さまざまな事業者で、タッチ決済に対応したクレジットカードによる乗車サービスの実証実験が実施中です。
キャッシュレス決済手段の普及にともない、今後は各鉄道会社におけるクレジットカード対応も進むことが予想されます。
購入が成立するタイミングと利用明細の記載内容
オンラインでクレジットカードを利用して切符を購入する場合、申込みと同時に決済手続きが実施されます。具体的には、申込完了ページが表示された時点、または、直後に申込完了メールが届いた時点で購入契約が成立します。
ただし、クレジットカードの利用明細にリアルタイムで反映されるとは限りません。反映されるまでに一定の時間を要することがあります。
また、クレジットカードを利用してオンラインで購入した場合、決済・購入契約が成立した日が「利用年月日」とされます。そのため、実際の「乗車日」と一致しないケースがあるかもしれません。
クレジットカードで切符を買うメリット

切符を購入する際にクレジットカードを利用すると、以下の4つのメリットがあります。
- クレジットカード付帯の保険が適用される場合がある
- ポイントがたまる
- 多くの現金を持ち歩く必要がない
- オンラインで決済まで完結すれば時間を節約できる
それぞれに関して詳しく説明します。
クレジットカード付帯の保険が適用される場合がある
クレジットカードの種類によっては、旅行傷害保険やショッピングガード保険といった保障が付帯されている場合があります。
カード付帯の保険は、保険料を別途支払う必要がありません。一定の条件を満たせば、万が一の際に保険が適用されます。
自動付帯と利用付帯の違い
保障が適用される条件に関しては、「自動付帯」と「利用付帯」のどちらであるかを把握しておきましょう。
自動付帯の場合、カードを所有しているだけで保障を受けられます。いっぽう、利用付帯では、「旅行代金をクレジットカードで支払う」といった条件を満たした場合に保障の対象とされます。詳細は、各クレジットカード会社の公式サイトでチェックしてください。
ポイントがたまる
クレジットカードで購入すると、各カード会社の規定に従って、購入額に応じたポイントを獲得できます。ポイント付与は、現金払いにはないメリットです。
定期券など、購入額が大きい場合には、クレジットカードの利用がおすすめです。ポイント付与率を考慮してカードを選べば、効率的にポイントをためられるでしょう。
多くの現金を持ち歩く必要がない
キャッシュレス化が進み、現金を持ち歩かない人も増えています。切符の購入も、クレジットカードを使えば、スマートかつスピーディーに決済できます。
また、クレジットカードでの購入履歴をアプリや明細書で確認できるため、支出管理しやすい点もメリットです。
オンラインで決済まで完結すれば時間を節約できる
オンラインで決済すれば、購入するために窓口や券売機に並ぶ必要がなく、忙しいときなどの時短につながります。また、銀行やATMで現金を引き出す手間を省けます。
クレジットカードで切符を買うときの注意点
クレジットカードで切符を購入することはメリットもありますが、気をつけておきたい点もあります。
- 利用できる条件・状況が限定されている
- 支払方法は1回払いのみ
- 払い戻し手続きは窓口のみ
- 繁忙期は窓口が混雑するため、決済方法にかかわらず購入に時間がかかる
- 金券ショップ等で切符を購入する場合、クレジットカードが使えない
それぞれに関して詳しく説明します。
利用できる条件・状況が限定されている
鉄道会社や自動券売機によっては、利用可能なクレジットカードのブランドが限定されている場合があります。また、すべての駅にクレジットカードを利用できる自動券売機が設置されているわけではありません。
クレジットカードで切符を購入することを検討している方は、事前に各社の公式サイトを閲覧し、利用できる条件・駅をチェックしましょう。
支払方法は1回払いのみ
払い戻し手続きは窓口のみ
切符を払い戻すには、駅もしくは旅行センターで手続きしなければいけません。
また、払い戻しを受けるためには、「使用開始前で有効期限内」や「出発時刻まで」といった条件を満たす必要があります。切符の種類によって条件が異なるため、気をつけましょう。
繁忙期は窓口が混雑するため、決済方法にかかわらず購入に時間がかかる
大型連休や年末年始の期間は、窓口や券売機が混雑するため、切符の購入や受取りに時間がかかる場合があります。
繁忙期に新幹線を利用する場合は、あらかじめオンラインで予約し、切符の事前受取りを済ませておきましょう。
金券ショップ等で切符を購入する場合、クレジットカードが使えない
一般的に、金券ショップではクレジットカードを利用できません。
オンラインの金券ショップでは、購入時に送料が発生する場合があります。また、支払方法は、指定された銀行に振込むケースが多く、その際の手数料は購入者側の負担とされる場合もあります。
切符や定期券を買うならポイントがたまりやすいクレジットカードを使おう
ポイント還元を重視する人は、切符や定期券を買う際にクレジットカード決済が適しています。通勤や通学で毎日利用する人はもちろん、旅行で電車や新幹線を利用するなど、切符にかかる代金が多ければ多いほどカードの利用がおすすめです。
ライフカードは、入会後1年間はポイント付与率が1.5倍、お誕生月にはポイント付与率が3倍に上昇するポイントプログラムもあります。
さらに、入会後に所定の条件を達成することでおトクな特典がもらえる魅力的なプログラムも用意しています。これからクレジットカードを作る場合は、ぜひチェックしてください。
クレジットカード決済にはメリット多数!切符や定期券を賢く買おう
鉄道会社によってルールは異なりますが、切符や定期券の購入時に、クレジットカード決済が可能な場合があります。近年、クレジットカードによる切符購入に対応する鉄道会社が増加中です。さまざまなメリットがあるので、現金ではなく、クレジットカードで切符を購入してはいかがでしょうか。
クレジットカードで切符を購入するメリットとしては、付帯保険が適用される場合があることや、ポイントがたまることが挙げられます。また、現金を用意する手間が省けることや、オンラインで決済まで完結すれば時間を節約できることも魅力です。
ポイント付与率を重視する方には、ライフカードがおすすめです。ライフカードでは、年間利用額に応じてポイントがたまるステージ制プログラムがあります。ぜひ保有・利用をご検討ください。
