病院の医療費をクレジットカードで支払うメリットとは?
近年、あらゆる場所でクレジットカードのキャッシュレス決済が利用できるようになり、
一部の病院でもクレジットカードの利用ができるようになりました。
病院で支払う診察代や治療費をクレジットカード払いにすれば、現金を多く持ち歩いていなくても診察に行けます。
また、クレジットカードのポイントがつく場合もあるため、おトク感もあるでしょう。
本記事では、病院でクレジットカードの利用は可能か、利用するメリット・デメリットを解説します。
病院でクレジットカード払いできる?
入院や手術等で病院に支払う医療費が高額になることもあるため、病院でクレジットカード払いができないか、気になる方もいるでしょう。
結論、クレジットカード払いができるかは、医療機関によって異なります。
以下、クレジットカード払いの普及率や利用できるカードの種類、クレジットカードが使えない病院がある理由、分割払いができるかを解説します。
病院でのクレジットカード払いの普及状況
国立病院や大学病院、拠点的な医療機関等では、クレジットカードが使える可能性は高いです。
厚生労働省の令和4年度「医療機関における外国人患者の受入に係る実態調査」では全国の病院が対象でキャッシュレス決済の導入についての設問がありましたが、回答のあった病院※のうちクレジットカードを利用した決済の全体の導入率は60.9%で、救急医療機関に限ると79.1%が導入しています。
また、クレジットカード払いだけでなく電子マネーやQRコード決済に対応している病院もあります。
いっぽう、比較的規模が小さいクリニックや診療所のような医療機関では導入していないケースが多いです。
- ※20床以上のベッド数を持つ医療機関をさします。
利用できるクレジットカードの種類
クレジットカード払いに対応している病院では、VISA、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubの大手の国際ブランドでは利用可能な傾向があります。
対応している国際ブランドの種類は病院によって異なるため、あらかじめ病院の公式サイトや受付等で確認しておくことをおすすめします。
クレジットカードが使えない病院がある
クレジットカード払いに対応するかは、病院の判断によるのが現状です。
実際、比較的小規模の病院では、クレジットカード決済を導入していない場合があります。
クレジットカード決済を導入していない理由としては、導入の初期費用やカード会社に支払う手数料が大きな負担になっていることが挙げられます。
医療機関にとっては、クレジットカード払いで支払われる度に、売上のうちカード決済の手数料分が減っていくことになります。
分割払い・リボ払いはできる?
病院によっては、1回払い以外に分割払い・リボ払いができる病院もあります。
分割払いができない病院であっても、クレジットカードによっては、一括で支払った後に分割払いに変更できる場合があります。
分割払い・リボ払いを利用するメリットは、医療費が高額だった場合、一時的にかかる家計の負担を軽減できる点があります。ただし、分割払いやリボ払いにすると別途手数料がかかることに注意しましょう。
ライフカードも、受付期間内であれば、1回で支払った分を「あと分割」「あとリボ」を利用して、分割払いやリボ払いに変更できます。
思った以上に支払いが多くなった際には、手数料を考慮した上で検討してみるのも良いでしょう。
クレジットカードで支払っても医療費控除の対象になる?
医療費控除とは、自身や家族が1年間(1月1日から12月31日まで)で支払った医療費が一定額を超える場合、医療費の額をもとに計算される金額の所得控除を受けることができる制度です。
クレジットカードで医療費を支払った場合も、医療費控除を受けられます。ただし、分割払いやリボ払いにした場合の金利や手数料分は、医療費控除の対象外です。
医療費控除を受けるためには、自身で確定申告をする必要があります。期日内に忘れずに行いましょう。
病院でクレジットカード払いをするメリット

病院で医療費をクレジットカード払いにするメリットは主に以下の3つです。
- 現金の手持ちがない場合でも支払いができる
- 会計の待ち時間や手間を省ける
- ポイントがたまる
以下、詳しく解説します。
現金の手持ちがない場合でも支払い可能
医療機関を受診する際に、クレジットカード払いができれば、手元に現金がなくても医療費を支払うことができます。
たとえば、夜間や休日に救急外来に受診した場合でも、クレジットカード払いができれば、銀行やATMに行かなくても済みます。
また、入院・手術等で医療費が高額になった場合でも、クレジットカード払いを利用すれば多額の現金を持ち歩かなくて済みますし、分割払いを利用すれば、月ごとの支払いの負担を減らすことができます。
会計の待ち時間や手間を省ける
診察後に早く会計を済ませたくても、総合病院や大学病院等では精算窓口が混んでいるケースがあります。
クレジットカード払いにすれば、窓口にて現金の支払い・受取りがなくなるため、煩わしさが軽減できます。
また、ライフカードの「エクスプレス会計カード」は、提携病院の外来で診察券と一緒に提示すると待ち時間「ゼロ」で会計ができます。
ポイントがたまる
ひと月で負担した医療費が高額になった場合、高額療養費制度が適用され、負担した金額の一部が現金で還付されます。還付および医療費控除を受けても、クレジットカードを利用すれば、支払い金額分のポイント還元が受けられます。
病院でクレジットカード払いをするデメリット
病院でクレジットカード払いをする場合には、デメリットもあるため注意が必要です。
以下、3つのデメリットを解説します。
手数料が発生する場合がある
医療費をクレジットカードで支払う際に、「分割払い」や「リボ払い」を選択すると、別途手数料がかかります。
手数料は、かかった医療費に上乗せされることになるため、実際の医療費よりも多く支払う用になります。
ただし一括で支払う場合、手数料は発生しません。
ご利用可能枠を超える場合がある
クレジットカードは、あらかじめ利用者によってご利用可能枠を設定しています。
高額な医療費がかかった場合、自身のクレジットカードのご利用可能枠を超えてしまうケースがあり、支払いができなくなる可能性があるため注意が必要です。
クレジットカード会社によっては一時的にご利用可能枠を引き上げることができる場合もありますが、申込みや審査が必要です。
病院の支払いはライフカードがおすすめ!
病院で高額な医療費をクレジットカード払いするなら、年会費無料のライフカードがおすすめです。
病院の医療費を支払えば、ポイントがたまるためおトクです。病院で医療費を一括で支払う必要があっても、ライフカードであれば一括で支払った後に、「あと分割」や「あとリボ」への変更ができます。
「あと分割」や「あとリボ」を利用すれば、医療費が高額だった場合、一時的にかかる家計の負担を軽減できます。ただし、別途手数料がかかる点は考慮しましょう。
さらに、いつものお買い物でも、ポイントがたまりやすい制度が豊富です。たとえば、入会初年度はポイントが1.5倍、お誕生月は3倍になるポイントプログラムなど、おトクな特典のご用意があります。
また、上記の年会費無料ライフカードとは別に、「エクスプレス会計カード」 ※1※2のご用意もあります。診察券と一緒に提携病院で提示すると待ち時間「ゼロ」で会計できるので、外来での診察後にスムーズに帰宅できます。
- ※1順天堂大学医学部附属練馬病院、久我山病院で発行したカードについては、エクスプレス会計利用分はサンクスポイントの対象外です。
- ※2エクスプレス会計カードは、新規入会プログラム・使うとおトクプログラム・公式サイト限定プログラムの対象外です。
病院の医療費はクレジットカード払いの方がメリットが多い
今回は、病院の医療費をクレジットカード払いにできるか、クレジットカード払いを利用するメリット・デメリット等を解説しました。
クレジットカード払いに対応しているかは、医療機関によって異なるので、対応している国際ブランドとあわせて確認すると良いでしょう。
病院の医療費の支払いには、ぜひライフカードを利用しましょう。