マイレージカードとは?
種類や選び方、作り方を紹介!
飛行機に乗ってマイルをためるためには、マイレージカードが必要ですが、
そもそもマイレージカードのことをよくわからない方がいるかもしれません。
また、「マイルは実際にどのような使い方ができるの?」「上手なマイルのため方は?」など、
マイルの基本について知りたい方もいるでしょう。
本記事では、マイレージカードの概要やカードの種類などを解説するほか、マイルのため方も紹介します。
マイレージカードに関する疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。
マイレージカードとは
マイレージカードとは、航空会社が提供するマイレージサービスによって、マイルをためられるカードのことです。マイルをためるには、各航空会社が運営するマイレージサービスへの登録をする必要があります。
たとえば、日本の航空会社ではJALの「JALマイレージバンク」、ANAの「ANAマイレージクラブ」がありますが、これらのマイレージサービスに登録すると、マイレージカードを発行することが可能です。
マイレージカードの特徴
マイレージカードでは、飛行機に乗るときや、提携店舗でのお買い物などでマイルをためることができます。たまったマイルは、さまざまな使い道があるため、飛行機によく乗る方はマイレージカードを作ったほうが良いでしょう。
そのほか、会員限定のサービスや、ランクに応じた特典を受けられるなど、航空会社ごとのサービス・特典も用意されています。
たまったマイルの主な使い道
マイレージカードにたまったマイルは、以下のようにさまざまな使い道があります。
- 特典航空券への交換
- 国際線利用時の座席アップグレード
- ツアー料金、宿泊代の支払い
- アイテムへの交換
- 提携先のポイントへの交換
たとえばマイルの使い道として人気の高い特典航空券への交換は、国内線の航空券であればJALだと4,000マイル、ANAだと6,000マイルから(2024年10月27日以降)交換することが可能です。
特典航空券への交換や国際線利用時の座席アップグレードなどは、どの航空会社も共通するサービスですが、航空会社によって異なるマイルの使い道もあるため、ご自身の好みに合わせてマイルを有効活用しましょう。
マイレージカードは2種類ある
マイレージカードは、大きく分けると「通常のマイレージカード」と「マイレージカード機能付きクレジットカード」の2種類があります。以下、各マイレージカードの特徴を紹介します。
通常のマイレージカード
通常のマイレージカードは、各航空会社のマイレージプログラムに加入すると発行できるカードです。
発行元 | 各航空会社 |
発行手数料・年会費 | 無料 |
発行時の審査 | なし |
決済機能 | なし |
通常のマイレージカードは年齢制限なく発行が可能なため、未成年でも保有可能です。マイルをためる・使うという基本的な機能のみのカードになります。
マイレージカード機能付きクレジットカード
マイレージカード機能付きクレジットカードは、各航空会社とクレジットカード会社が提携して発行するカードです。
発行元 | クレジットカード会社 |
発行手数料・年会費 | カードの種類によって異なる |
発行時の審査 | あり |
決済機能 | あり |
マイレージカード機能付きクレジットカードの特徴は、マイレージカードとクレジットカードの両方の機能を備えている点です。クレジット機能が付いているため、普段のお買い物でマイルをためることもできます。
ただし、年齢制限なく保有できる通常のマイレージとは違い、マイレージ機能付きクレジットカードは、18歳以上でなければ申込みできません※。
また、申込時は審査も実施されるため、状況によっては発行できないこともあります。1枚でマイレージカードとクレジットカードの両方の機能が備わっている便利なカードですが、誰でも保有できるわけではないことを覚えておきましょう。
- ※クレジットカードの種類やクレジットカード会社によって異なります
マイレージカードの選び方

マイレージカードは以下の点を考慮して選ぶことがおすすめです。
- 利用頻度の高い航空会社で選ぶ
- マイルのためやすさで選ぶ
- 旅行傷害保険の有無で選ぶ
- 年会費とのバランスを考えて選ぶ
マイルは使ってこそ意味があるため、利用頻度の高い航空会社のマイルがたまるカードを選ぶことが大切です。
また、航空会社ごとに加盟しているアライアンスも確認しておくと、より効率的にマイルをためることができます。
アライアンスとは、世界中にある航空会社が相互協力を目的に結成している組織のことで、同じアライアンスに加盟している航空会社の利用でもマイルをためることが可能です。
メジャーなアライアンスには「ワンワールド」「スターアライアンス」「スカイチーム」があり、JALは「ワンワールド」、ANAは「スターアライアンス」に加盟しています。
なお、マイレージ機能付きクレジットカードの保有を考えている方は、カードの付帯サービスとして旅行傷害保険の有無も確認しておくと、万が一のときの備えになるので、おすすめです。
ただし、マイレージ機能付きクレジットカードは年会費がかかるものもあるため、年会費とのバランスを考慮して選ぶようにしましょう。
マイレージカードの作り方
マイレージカードの作り方は、通常のマイレージと、マイレージカード機能付きクレジットカードで異なります。以下、各マイレージカードの作り方を紹介します。
通常のマイレージカードの申込方法
通常のマイレージカードは「空港で申請書に必要事項を記載して提出する」または「各航空会社の公式サイトからマイレージプログラムへ申し込む」の2つの方法があります。
インターネットからの申込みであれば24時間手続きができるため、おすすめです。インターネットからマイレージカードを申し込む流れは、以下のようになります。
- 1航空会社を選ぶ
- 2申込み
- 3発行(審査なし)
マイレージカード機能付きクレジットカードの申込方法
マイレージカード機能付きクレジットカードは、各クレジットカード会社や、各航空会社の公式サイトから申し込むことができます。大まかな申込みの流れは、以下です。
- 1航空会社を選ぶ
- 2申込み
- 3入会審査
- 4審査結果の連絡
- 5発行
マイレージカード機能付きクレジットカードは、一般的なクレジットカードと同様に審査があるため、通過できなければ発行ができない点に注意が必要です。また、カードごとに申込資格も決まっているため、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードの審査について詳しく知りたい方は、下記記事もご覧ください。
マイルをためる4つの方法

マイレージカードを作ったあとは、実際にマイルをためてみましょう。マイルのため方はいくつかありますが、ここでは主な方法として4つ紹介します。
飛行機に乗る
最も基本的なマイルのため方は、登録しているマイレージプログラムの航空会社で飛行機に乗ることです。
たまるマイル数は「搭乗区間の区間マイル」と「運賃ごとのマイル積算率」で算出されます。区間マイルとマイル積算率は航空会社ごとに異なるので、確認しておくと良いでしょう。
マイレージカード機能付きクレジットカードを利用する
マイレージカード機能付きクレジットカードであれば、普段のお買い物などでマイルをためることが可能です。
カード決済でマイルがたまるので、普段のお買い物はもちろん、サブスクや公共料金などの支払いでもマイルをためられます。そのため、マイルを効率良くためたい方は、通常のマイレージカードよりマイレージ機能付きクレジットカードがおすすめです。
航空会社の提携店舗でマイレージカードを利用する
マイルは各航空会社が提携するホテル・旅館への宿泊や、提携店舗でのお買い物でためることもできます。
提携先は航空会社によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。なお、各航空会社の提供先は、公式サイトで確認ができます。
クレジットカードのポイントをマイルに交換する
クレジットカードによっては、ポイントをマイルに交換できる場合があります。このようなクレジットカードであれば、マイレージ機能付きクレジットカードがなくても、マイレージカードがあればお買い物でマイルをためることができます。
ただし、クレジットカードによって、交換可能なマイルが決まっていることがあるため、事前に確認しておくようにしましょう。
マイルをためる・使うときの注意点
マイルをためる・使うときはいくつか注意点があります。以下、主な注意点を紹介するので、しっかりと把握して、マイルを有効活用しましょう。
マイルの有効期限を確認する
航空会社によって異なりますが、基本的にマイルは有効期限があることが多いです。
たとえばJALマイルは搭乗日から3年、ANAマイルはグループによって異なりますが、通常は3年の有効期限が定められています。
一般的にマイルの有効期限は最長3年としていることが多いので、マイルをためるときの目安にすると良いでしょう。なお、有効期限を過ぎるとマイルが失効してしまうので、マイルをためるときは定期的に有効期限を確認することがおすすめです。
マイルを航空券に変える場合は早めに予約する
マイルをためるメリットの一つは特典航空券との交換ができることですが、特典航空券は座席数が決まっています。座席に空きがない場合は特典航空券との交換ができないので、注意しましょう。
航空会社によって異なりますが、特典航空券への交換は事前の予約が可能です。たとえばJALの場合は搭乗日の360日前から予約ができるので、特典航空券への交換を希望する方は、早めに予約することをおすすめします。
クレジットカードのポイントをマイルに交換するときはレートを確認する
前述したように、クレジットカードの利用でたまったポイントは、マイルに交換できる場合があります。
ただし、クレジットカードの種類やクレジットカード会社ごとに、ポイント付与率とマイルへの交換に必要なポイント数が異なるため、注意しましょう。
マイルを効率良くためるのであれば、ポイント付与率やマイル換算時のレートを確認して、ご自身に合ったクレジットカードを選ぶことが大切です。
クレジットカードでANAのマイルをためるならライフカードがおすすめ
ライフカードは、クレジットカードの利用でたまるサンクスポイントをANAのマイルと交換可能です。
カード利用金額1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当※)がたまるほか、年間の利用金額に応じて最大2倍のポイントがたまるステージ制プログラムもあるため、クレジットカードを利用するほどポイントがたまりやすくなります。
- ※1ポイントの価値は交換いただく商品・サービスにより変動します
- 年間50万円以上:1.5倍
- 年間100万円以上:1.8倍
- 年間200万円以上:2倍
また、入会後1年間は通常の1.5倍、お誕生月の利用は3倍のポイントがたまるなど、おトクにポイントをためられるサービスも充実しています。
ポイントの有効期限は、繰越手続きをすれば最大5年間まで延長できるため、マイルをすぐに使う予定のない方にもおすすめです。
さらに、入会後に所定条件を達成することでキャッシュバックを受けられるおトクな特典もご用意しています。
マイレージカードを作ってマイルをためよう
航空会社のマイルをためる・使うためには、マイレージカードを作る必要があります。マイレージカードは、クレジット機能の有無によって2種類あるため、ご自身に合ったほうを選択しましょう。
また、マイルをためる方法はいくつかあり、クレジットカードのポイントをマイルへ交換する方法もあります。
ライフカードは、たまったサンクスポイントをANAのマイルへ交換が可能です。ポイントもたまりやすいため、ANAのマイルをためたい方は、この機会にライフカードをご検討ください。