カード管理をかんたん・便利に!

アプリをダウンロード

交通系ICカードはどれが良い?
10種類を比較して解説

SuicaやPASMOなどの交通系ICカードは、電車やバスなどの運賃の支払いだけでなく、提携店舗で電子マネーとしても利用できるため便利です。

しかし、交通系ICカードにはさまざまな種類があるため、どれが良いのか悩んでしまう方もいるのではないでしょうか。

交通系ICカードは利用エリアや特徴が異なるため、把握したうえで自分に合ったものを選ぶことが大切です。

本記事では、メジャーな交通系ICカード10種類を比較するほか、利用時の注意点も解説します。

交通系ICカードとは?

交通系ICカードとは、公共交通機関で利用できるIC(集積回路)チップを搭載したカードのことです。

交通系ICカードごとに機能・サービスの詳細は異なりますが、一般的な交通系ICカードは事前にチャージした金額の範囲内で公共交通機関の乗車にかかる運賃の支払いができたり、コンビニや自動販売機、商業施設などで電子マネーとして利用できたりします。クレジットカードでオートチャージできる機能が付帯しているカードもあります。

また、全国相互利用のマーク(ICマーク)が付いている10種類の交通系ICカードは、全国のエリアで相互利用ができるため、1枚保有しておけば幅広い地域で利用できて便利です。

なお、交通系ICカードには相互利用可能な10種類のほかに、地域独自のカードもあるので覚えておきましょう。

交通系ICカードの仕組み

ICカードは大きく接触型と非接触型に分けられ、交通系ICカードは非接触型のICカードです。

交通系ICカードには、ICチップとアンテナコイルが内蔵されており、アンテナから発せられる電波によって通信する仕組みになっています。

交通系ICカードは専用端末に直接接触する必要がないため、摩耗や損傷に強いことが特徴です。

また、専用端末に軽く触れるだけでカード情報を読み取ることができるため、改札の通過や店舗での支払いがスムーズにできます。

なお、非接触型ICカードは、ICチップ部分も大切ですが、内蔵されているコイルにも重要な役割があるため、カードを曲げないように注意しましょう。

交通系ICカード全10種類の違い

相互利用が可能な全10種類の交通系ICカードは、以下のとおりです。

  • Kitaca
  • Suica
  • TOICA
  • ICOCA
  • SUGOCA
  • PASMO
  • manaca
  • PiTaPa
  • はやかけん
  • nimoca

ここでは、各交通系ICカードの発行元・利用可能エリアと機能・特徴の違いを紹介します。

発行元・利用エリア

交通系ICカードの発行元と主な利用エリアは、以下のとおりです。

カード名 発行元 主な利用エリア
Kitaca JR北海道(北海道旅客鉄道株式会社) JR北海道
Suica JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社) JR東日本、札幌市交通局
TOICA JR東海(東海旅客鉄道株式会社) JR東海
ICOCA JR西日本(西日本旅客鉄道株式会社) JR西日本
SUGOCA JR九州(九州旅客鉄道株式会社) JR九州+北九州モノレール
PASMO 株式会社パスモ 東京メトロ、京急
manaca 株式会社名古屋交通開発機構、株式会社エムアイシー 名鉄、名古屋市地下鉄
PiTaPa 株式会社スルッとKANSAI 阪急、阪神、地下鉄、京阪、近鉄、南海
はやかけん 福岡市交通局 福岡市地下鉄
nimoca 株式会社ニモカ 函館地区、宮崎県、福岡県、大分県、熊本県、佐賀県などの乗り合いバスや市電+西鉄

なお、各交通系ICカードは、全国相互利用のマークがあるエリアでの利用も可能です。

機能・特徴

交通系ICカードは、運賃の支払いのほかに、提携店舗で電子マネーとして利用可能です。

また、カード毎に以下のような機能や特徴があります。

カード名 自動精算 紛失再発行 モバイル対応 ポイント その他の特徴
Kitaca × ×
Suica JRE POINT
TOICA × × 「TOICA定期券」で新幹線の乗車も可能
ICOCA WESTERポイント
SUGOCA × JRキューポ
PASMO メトロポイント
manaca × manacaマイレージポイント
PiTaPa × ショップdeポイント ポストペイ(後払い)の交通系ICカード
はやかけん × はやかけんエリアの地下鉄の利用でポイントがたまる
nimoca × nimocaポイント

交通系ICカードの種類によって、機能やためられるポイントの種類が異なるため、ライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

また、ポイント付与の条件や比率もICカードごとに定められているため、事前に確認しましょう。

交通系ICカードの使い方

交通系ICカードは、大きくカードタイプ、クレジットカード一体型、モバイルタイプがあります。

使い方は交通系ICカードごとに異なりますが、具体例としてSuicaの使い方を紹介します。

タイプ 使い方
カードタイプ 1. 券売機またはみどりの窓口で発行手続きをする
2. 自動券売機や多機能券売機などでチャージする
3. 改札に触れるまたは、提携店の専用端末に触れて支払う
クレジットカード一体型 1. Suica付きクレジットカードに申し込む
2. Suica部分へチャージ(クレジットカード、現金)する
3. 改札に触れるまたは、提携店の専用端末に触れて支払う
モバイルタイプ 1. モバイルSuicaに申し込む
2. 現金や登録済みのクレジットカードでチャージする
3. スマホで改札に触れるまたは、提携店の専用端末に触れて支払う

Suicaの場合、Suica付きクレジットカードであればどのタイプでもオートチャージが可能です。ただし、オートチャージには申込みが必要となるので、覚えておきましょう。

また、モバイルSuicaは、モバイルSuica対応のチャージ機を使えば現金でチャージすることができるためクレジットカード登録をしない方も利用できます。

なお、交通系ICカードの種類によって利用できるタイプや使い方の詳細は異なるため、各公式サイトで確認しておきましょう。

交通系ICカードを選ぶならどれが良い?

相互利用可能な交通系ICカードには10種類があるため、選び方に迷う方もいると思います。以下では、交通系ICカードを選ぶときのポイントを紹介します。

基本的には住んでいるエリアで選ぶ

交通系ICカードは、全国相互利用のマークのある交通機関で利用できますが、基本的には住んでいるエリアの交通系ICカードを選ぶことがおすすめです。住んでいるエリア内であれば交通系ICカードの定期券タイプが利用できます。

また、交通系ICカードによってはオートチャージが可能ですが、利用可能なエリアが決まっています。たとえば、PASMOの場合、はやかけんのエリアではオートチャージが利用できません。

このように、ご自身の住んでいるエリア外の交通系ICカードを選んでしまうと利便性が損なわれてしまう可能性があるため、注意しましょう。

ポイントの有無も確認する

交通系ICカードには、SuicaのJRE POINTやnimocaのnimocaポイントなど、交通機関の利用や提携店での利用でポイントがたまるカードがあります。ポイントがたまる交通系ICカードであれば、よりおトクに利用できます。

なお、ポイント制度を設けていない交通系ICカードもあるため、事前に確認しておきましょう。

交通系ICカードはエリアをまたぐ際に自動改札が使えないことに注意

交通系ICカードは、エリア外をまたぐ際に自動改札が利用できません。エリアをまたぐ際は、別途乗車券の購入が必要になるので注意が必要です。

乗車券は、交通系ICカードを利用して券売機で購入することができるため、エリアをまたぐ際は、事前に購入しておきましょう。

なお、もし乗車券を購入せずにエリア外まで乗車してしまった場合は、係員のいる窓口に行けば精算処理してもらえます。

SuicaやPASMOを使うならライフカードがおすすめ

交通系ICカードのうち、SuicaやPASMOを使うならライフカードがおすすめです。交通系ICカードにチャージする場合、カード会社によってはポイント付与率が下がったり、ポイント付与の対象外になったりすることがあります。

ライフカードは、モバイルSuicaやモバイルPASMOへのチャージに対応しており、通常のショッピング利用と同様にポイントが付与されます。ライフカードは通常、1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当)たまるため、ポイントがたまりやすいです

  • 1ポイントの価値は交換する商品サービスにより変動します。

また、年間の利用金額に応じてポイント倍率が最大2倍になるステージ制プログラムもあるため、おトクにポイントをためることが可能です。利用金額には、SuicaやPASMOへのチャージ金額も含まれるため、ステージが上がりやすくなります。

さらに、ライフカードでは、3つのプログラムの条件達成で最大20,000円分のキャッシュバックを受けられる魅力的な特典も用意しており、おトクにご利用いただけます。これからクレジットカードを作る場合はぜひチェックしてみてください。

ご自身に最適な交通系ICカードを選んで便利に使おう

交通系ICカードは、公共交通機関の運賃の支払いだけでなく、提携店舗で電子マネーとしても利用できます。全国相互利用のマークのある場所であればどこでも利用できるため、1枚持っておくと便利でしょう。

ただし、交通系ICカードごとにメインとする利用エリアや特徴は異なるため、よく把握したうえで、ご自身に最適な交通系ICカードを選ぶことが大切です。

ライフカードはモバイルSuicaやモバイルPASMOへのチャージに対応しており、チャージ分もポイントがたまります。SuicaやPASMOを利用する方は、ぜひライフカードをご検討ください。

  • Kitacaは、北海道旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  • Suicaは、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  • PASMOは、株式会社パスモの登録商標です。
  • TOICAは、東海旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  • ICOCAは、西日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  • SUGOCAは、九州旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  • manaca/マナカは、株式会社名古屋交通開発機構および株式会社エムアイシーの登録商標です。
  • nimocaは、西日本鉄道株式会社の登録商標です。
  • はやかけんは、福岡市交通局の登録商標です。
  • PiTaPaは株式会社スルッとKANSAIの登録商標です。
よくあるご質問 チャットで質問
チャットで
質問
よくある
ご質問