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副業用クレジットカードを作る4つのメリットと選び方

副業でかかった経費を正確に計上するためには、副業とプライベートの支出を明確に分けて管理しなければなりません。

副業用のクレジットカードを作れば、経費管理の手間や確定申告の負担を軽減できます。また、経費の支払いでポイントがたまるためおトクです。

本記事では、副業用のクレジットカードを作るメリットや注意点、選ぶ際のポイントを解説します。

副業用のクレジットカードを作るメリット

副業で継続的に収入を得たいと考えている、または得ているなら、副業用の銀行口座とクレジットカードを作るのがおすすめです。

会社員などの給与所得者は、原則として勤務先が税金に関する手続きを行ってくれます。しかし、副業を始めて本業とは別に収入を得た場合、ご自身でその収入や経費を管理しなければなりません。

プライベート用とは別に副業用のクレジットカードを作れば、日々の支出管理に役立ちます。副業用のクレジットカードを作る主なメリットは以下の4つです。

  • 経費の支払いでポイントがたまる
  • 経費の管理がしやすくなる
  • 確定申告の負担が軽減される
  • キャッシュフローが安定しやすい

経費の支払いでポイントがたまる

副業で発生した経費をクレジットカード払いにすれば、クレジットカードごとのポイントがたまり、現金よりもおトクに支払えます。

副業であっても、業務上必要な支出は経費計上が可能です。たとえば、以下のような支出が考えられます。

  • 業務で使用する携帯電話の料金
  • 出張費
  • 取引先との打ち合わせのための食事代
  • 事業用の車の自動車保険料
  • 事務用品の購入費
  • 事務所の家賃や光熱費
  • 商品の原材料費など

経費の支払いでたまったポイントを副業に必要な備品の購入に充てたり、マイルに交換して出張費に充てたりすれば、経費の削減につながるでしょう。

なお、経費に計上できるのは、副業の所得が事業所得や雑所得、不動産所得等のいずれかに該当する場合です。副業の所得が給与所得に該当する場合、経費を計上することはできません。

経費の管理がしやすくなる

経費の管理がしやすくなることもメリットの一つです。

クレジットカードをプライベート用と副業用で分けていないと、利用明細の中から経費に該当する支出を探さなければなりません。

副業用のクレジットカードを作れば、副業に関わる支出をまとめて確認できます。経費と個人的な支出が混ざらないため、経費を把握しやすくなるでしょう。

確定申告の負担が軽減される

副業用のクレジットカードを作ることは、確定申告の負担軽減にもつながります。

副業の所得が20万円を超えると、確定申告の義務が生じます。確定申告とは、1年間(1月1日〜12月31日)に生じた所得金額とそれに対する所得税額を計算して申告・納税する手続きです。

確定申告を行うためには、日々の取引を記帳しなければならず、手間や時間がかかります。しかし、副業用のクレジットカードを作って会計ソフトに連携すれば、事業用の支出が会計ソフト上に自動で入力されるため、日々の仕訳の負担が大きく軽減されます。

確定申告にかかる時間を短縮できるだけでなく、個人的な支出を誤って経費に計上してしまうリスクも防止できるでしょう。

キャッシュフローが安定しやすい

副業で得た収入は、実際に入金されるまで日数を要する場合があり、資金繰りが厳しくなることがあります。

クレジットカードの利用代金は、1ヶ月分をまとめて翌月以降に後払いする仕組みであるため、キャッシュフローの安定にも役立ちます。

副業用カードにビジネスカードがおすすめの理由

副業用として利用できるクレジットカードは、大きく「法人カード(ビジネスカード)」と「個人カード」の2種類です。

中でも、副業で継続的に収入を得ている場合や経費が発生する機会が多い場合は、ビジネスカードを発行すると便利です。この章では、副業用のクレジットカードにビジネスカードがおすすめの理由を解説します。

  • ご利用可能枠が高めに設定される
  • ビジネスに役立つ特典が付帯している
  • 年会費を経費に計上できる

ご利用可能枠が高めに設定される

ビジネスカードは、個人カードと比べてご利用可能枠が大きい傾向があります。

副業の規模によっては、経費の支払いが高額になることもあるでしょう。ビジネスカードの中には、ご利用可能枠が最高300万円~500万円程度のものもあるため、余裕を持って利用できます。

また、プライベート用のクレジットカードとは別にビジネスカードを持っておけば、経費が高額になってもプライベート用のご利用可能枠に影響を与えません。

ビジネスに役立つ特典が付帯している

ビジネスカードは、ビジネスシーンで役立つ事業者向けの特典が充実している傾向があります。以下は一例です。

  • 海外・国内旅行傷害保険
  • 空港ラウンジサービス
  • カーシェアリングやレンタカーの優待
  • ホテル優待
  • 弁護士無料相談
  • 海外での日本語サービスなど

特に、出張の機会が多い場合や経費がかさむ副業の場合、上記のような特典を活用すればコスト削減につながるでしょう。

年会費を経費に計上できる

クレジットカードをプライベート用と副業で分けていない場合、原則として年会費全額を経費に計上することはできません。

いっぽう、ビジネスカードは一般的に事業費決済を目的としたカードであるため、年会費を経費として計上できます。

なお、個人カードでも、利用目的や状況などによっては経費として認められる可能性があります。

副業用のクレジットカードを選ぶ際のポイント

クレジットカードにはさまざまな種類があり、副業の業態や規模などによって向いているものが異なります。以下のポイントに着目し、ご自身に合ったクレジットカードを選びましょう。

  • 年会費が無料のものを選ぶ
  • ポイント還元率が高いものを選ぶ
  • 副業で役立つ特典が付帯するものを選ぶ

年会費が無料のものを選ぶ

一般的に、特典が充実しているクレジットカードほど年会費が高くなる傾向があります。利用したい特典に年会費が見合っているかどうかをよく検討しましょう。

副業で長期的に利益を得ていくためには、不要な支出を減らし、経費を削減することが大切です。副業用のクレジットカードを初めて作る方は、年会費無料、またはリーズナブルなクレジットカードでコストを抑えると良いでしょう。

また、特典を使いこなせるかわからない方は、初年度の年会費が無料のクレジットカードを利用してご自身に合っているかどうかを試すことも手段の一つです。

ポイント還元率が高いものを選ぶ

ポイント還元率が高いほど、経費の支払いでより効率的にポイントがたまります。クレジットカードによっては、特定のタイミング・店舗でポイントアップを受けられる場合や、年間利用額に応じてポイント還元率が高くなる場合もあります。

ただし、いくらポイント還元率が高くても、使わなければ恩恵を受けられません。ポイントのたまりやすさだけでなく、使い道や有効期間なども比較しましょう。

副業で役立つ特典が付帯するものを選ぶ

ご自身の副業に合った特典が付帯するかどうかも重要なポイントの一つです。たとえば、海外出張が多い副業では、海外旅行傷害保険や海外での日本語サービス、空港ラウンジサービスなどの特典が役立つでしょう。

また、車での移動が多い方は、カーシェアリング・レンタカー優待のあるカードやETCカードを無料で発行できるクレジットカードを選べばコスト削減につながります。

副業の経費をクレジットカード払いする際の注意点

副業で発生した経費をクレジットカード払いする際、注意すべき点がいくつかあります。経費を適切に計上するためにも、以下の3点を押さえましょう。

  • 決済時と引落時の2回に分けて記帳する
  • 引落時にポイント値引きがあった場合は仕訳を行う
  • クレジットカードの利用明細書を保管する

決済時と引落時の2回に分けて記帳する

副業で発生した取引の記帳は、原則として「発生主義」にもとづいて複式簿記で行うため、経費をクレジットカード払いしたときは決済時と引落時の2回に分けて記帳する必要があります。

発生主義とは、実際にお金が動いたときではなく、収益や費用が発生した段階で計上する方法です。

たとえば、副業で必要な消耗品10,000円をクレジットカード払いした場合は、以下のように記帳します。

決済時

借方 貸方
消耗品費 10,000円 未払金 10,000円

引落時

借方 貸方
未払金 10,000円 現金 10,000円

なお、白色申告で確定申告を行う場合は、「現金主義」(実際に入金や支出があったときに計上する方法)にもとづいて単式簿記で記帳できるため、決済日にのみ仕訳しましょう。

引落時にポイント値引きがあった場合は仕訳を行う

クレジットカードの引落時に利用代金から一部ポイント値引きされた場合は、会計処理が必要です。値引きの対象となった勘定科目が明確な場合は、その科目から値引きされた金額を減らしましょう。

たとえば、クレジットカードでガソリン代5,000円を支払い、引落時に100円分値引きされた場合は次のように仕訳できます。

決済時

借方 貸方
車両費 5,000円 未払金 5,000円

引落時

借方 貸方
未払金 5,000円 現金 4,900円
車両費 100円

また、値引きの対象となった勘定科目がわからない場合は、引落時に「雑収入」で処理しましょう。

クレジットカードの利用明細書を保管する

副業に関連する支出を経費として計上するためには、領収書が必要です。

クレジットカード払いで領収書が発行されない場合は、会員ページなどで確認できる利用明細とは別に「利用明細書」(お客さま控え)を保管する必要があります。

店舗名や購入日、購入内容、金額、購入者の氏名または会社名が記載されていれば、領収書の代わりとして利用できます。

副業用カードなら「ライフカードビジネスライトプラス」がおすすめ

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また、弁護士無料相談サービスやカーシェアリングサービス「タイムズカー」の発行手数料の優遇など、ビジネスシーンで役立つ特典を多数ご用意しています。さらに、ゴールドカードには空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険、シートベルト傷害保険も付帯します。

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ビジネスカードで経費管理・確定申告をラクに

プライベート用と副業用でクレジットカードを分けて持つと、個人の支出と副業の経費を明確に区別でき、経費管理がしやすくなります。会計ソフトに登録すれば、確定申告の負担が軽減され、経費の計上漏れやミスも防止できます。また、経費の支払いでポイントがたまるため現金よりもおトクです。

継続的に副業をするなら、ご利用可能枠が比較的高く、ビジネスに役立つ特典が付帯するビジネスカードを活用しましょう。

「ライフカードビジネスライトプラス」は、経費の支払いでポイントがたまるビジネスカードです。ビジネスシーンで役立つ特典が充実しているので、副業用のクレジットカードにぜひご検討ください。

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