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スマホ決済のやり方は?
仕組みや種類、メリットを解説

スマホ決済は、スマホ一つで支払いが完了する決済方法のことで、非接触型決済(タッチ決済)、コード決済、キャリア決済の3つに大別されます。

さまざまな種類があるため、仕組みや使い方がよくわからない方もいるのではないでしょうか。

本記事では、スマホ決済の種類・仕組みやシーン別の決済手順を紹介します。
スマホ決済のメリット・デメリットも解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

スマホ決済の種類・仕組み

スマホ決済は、現金を使わずに支払いを完了する「キャッシュレス決済」のうち、スマホを使った決済手段です。

日本では、新型コロナウイルス感染症や政府によるキャッシュレス推進の取り組みなどを背景にキャッシュレス決済が急速に普及しています。経済産業省によると、2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%であり、過去最高を更新しました。

中でもスマホ決済は、1台で複数の決済サービスを利用できるため使い勝手が良い決済手段です。

スマホ決済にはさまざまな種類があり、大きく分けると以下の3つに分類されます。

  1. 1非接触型決済
  2. 2QRコード決済
  3. 3キャリア決済

①非接触型決済(タッチ決済)

非接触型決済とは、カードやスマホを読み取り機にかざすだけで支払いが完了する決済方法・サービスの総称です。タッチ決済やコンタクトレス決済とも呼ばれます。

非接触型決済は「NFC」や「FeliCa」などの無線通信の技術を用いて、カードを読み取り機に挿入したり磁気を読み込んだりすることなく決済が完了する仕組みです。

決済サービスを提供している会社や決済の仕組みの違いによって、さらに細分化されます。

非接触型決済の主な種類 具体例
交通系電子マネー
  • Suica
  • PASMO
電子マネー
  • iD
  • QUIC Pay
  • nanaco
  • WAON
  • 楽天Edy
国際ブランドのタッチ決済
  • Visaのタッチ決済
  • Mastercardのタッチ決済
  • JCBのタッチ決済

これらの決済サービスをApple PayやGoogle Pay™に登録すると、スマホをかざすだけで非接触型決済ができます。

②QRコード決済

QRコード決済とは、スマホアプリの画面に表示されるQRコードやバーコードで認証して支払う方法です。以下の2つの決済方式があります。

  1. 1QRコードまたはバーコードを店員に提示し、機械で読み取って支払う
  2. 2店舗に表示されている支払い用のQRコードをスマホで読み取って支払う

決済金額を利用者が入力するケースもあるため、金額に間違いがないよう十分に気を付けましょう。

また、コード決済サービスの中には、同じコード決済アプリの利用者などに残高の一部を送る「送金機能」が利用できる場合があります。

③キャリア決済

キャリア決済とは、ネットショッピングの代金やアプリなどの利用料をスマートフォンの通信・通話料金と合算して支払う決済方法です。

各キャリア会社のIDやパスワードで認証するだけで、決済が完了します。クレジットカードがなくても利用でき、事前チャージの手間もかかりません。

ただし、利用上限金額が低めに設定されている傾向があります。

スマホ決済のやり方

スマホ決済を利用したいけれど、「やり方がわからないから始められない」という方もいるのではないでしょうか。5つのシーンに分けて、決済手順を解説します。

  • コンビニの有人レジ
  • 自動販売機
  • 公共料金
  • 税金
  • 電車

コンビニの有人レジ

非接触型決済の一つである国際ブランドのタッチ決済を例に、コンビニの有人レジでスマホ決済を利用する際の一般的な手順を紹介します。

  1. 1店員に「クレジットカードで」または「○○(国際ブランド名)のタッチ決済で」と伝える
  2. 2読み取り機にスマホの背面をタッチする

決済の際、スマホのロック解除が必要な場合があります。

自動販売機

自動販売機での決済方法は、スマホ決済の種類や自動販売機によって異なります。自動販売機に表示されている案内などに従って決済しましょう。

非接触型決済を利用する手順の例

  1. 1自動販売機で購入する商品を選ぶ
  2. 2自動販売機のパネルで決済方法を選ぶ
  3. 3読み取り部分にスマホをかざす

コード決済を利用する手順の例

  1. 1自動販売機のQRコードをスマホでスキャンする
  2. 2スマホの画面で購入する商品を選ぶ
  3. 3決済方法を選んでスマホで決済を完了する

公共料金

電気やガス、水道料金などの公共料金もスマホ決済(主にコード決済アプリ)に対応しています。コード決済で支払う際の一般的な手順は、以下のとおりです。

  1. 1決済アプリを起動する
  2. 2納付書のバーコードを読み取る
  3. 3内容や金額を確認して決済する

税金

国税や地方税もスマホ決済での納付が可能です。国税(所得税や相続税など)は、以下の手順で決済します。

  1. 1「国税スマートフォン決済専用サイト」にアクセスする
  2. 2支払方法を選択する
  3. 3納付情報を入力する
  4. 4入力内容を確認し、納付する

なお、「国税スマートフォン決済専用サイト」には、国税庁ホームページまたはe-Taxのメッセージボックスからアクセスしましょう。

地方税(固定資産税や自動車税など)は、以下の手順で決済できます。

  1. 1決済アプリを起動する
  2. 2納付書に印字された「地方税統一QRコード(eL-QR)」を読み取る
  3. 3画面の案内に従って納付する

電車

スマホ決済を利用すれば、スマホをかざすだけで駅の改札を通過できます。交通系電子マネーを利用してスマホ決済する際の一般的な手順は、以下のとおりです。

  1. 1交通系電子マネーをスマホで利用できるように設定する
  2. 2自動改札機のICマークが付いた読み取り部にスマホをかざす
  3. 3自動改札機を通過する

一般的に、交通系電子マネーのアプリを起動する必要はありません。

なお、国際ブランドのタッチ決済で自動改札機を通過する場合は、ICマークではなく、タッチ決済対応マークが付いた読み取り部にかざしましょう。

スマホ決済の支払方法(タイミング)は3種類

スマホ決済の利用代金を支払うタイミングは、以下の3種類です。

  • 前払い
  • 即時払い
  • 後払い

決済サービスや紐づけるカードの種類によって支払うタイミングが異なります。

「前払い」は事前にチャージして支払う

「前払い」は、事前にお金をチャージした範囲内で決済する方法です。チャージした金額を超える支払いができないため、使いすぎる心配がありません。

前払い方式に該当するのは、交通系電子マネーやプリペイドカードなどの決済方法です。

決済サービスによっては、残高が一定額を下回った場合や決済時に残高が不足した場合に自動でチャージされる「オートチャージ機能」を備えている場合もあります。

「即時払い」は決済と同時に口座から引き落とされる

「即時払い」は、決済と同時に銀行口座から即時に引き落とされる方法です。

前払い方式と違い、あらかじめチャージする必要がありません。また、銀行口座残高を超える支払いができないため、使いすぎを防げます。

即時払いで支払いたい場合、デビットカードをスマホ決済サービスに紐づけるのが主な方法です。

「後払い」は後日まとめて支払う

「後払い」は、一定期間分の利用代金をまとめて後日支払う方法です。

クレジットカードをスマホ決済サービスに紐づける方法や、独自の後払い制度を採用している決済サービスを利用する方法、キャリア決済が該当します。

後払い方式では、一括払いだけでなく、支払回数を指定する「分割払い」や毎月一定額を支払う「リボ払い」を利用できる場合があります。

チャージの手間がかからず、残高を気にすることなく支払える反面、使いすぎないための対策が必要です。

スマホ決済を利用する6つのメリット

スマホ決済は、会計にかかる時間を短縮できるほか、経済面や衛生面、セキュリティ面でもメリットがあります。

  • スピーディーに支払いが完了する
  • ATMで現金を引き出す必要がない
  • 衛生的に支払える
  • ポイントがたまる
  • 支出管理がしやすい
  • セキュリティ対策になる

スピーディーに支払いが完了する

スマホ決済を利用すれば、レジで財布から現金を数えて取り出したり、お釣りを受け取ったりするやり取りが発生しないため、スピーディーに支払いが完了します。また、一般的に暗証番号の入力やサインも不要です。

急いでいるときやたくさんの荷物を抱えているときもスムーズに決済でき、混雑時も周囲に迷惑をかけにくいでしょう。

ATMで現金を引き出す必要がない

スマホ決済を利用すれば、現金を用意する必要がないため、手持ちの現金が足りない場合にATMを探したり、現金を引き出したりする手間がかかりません。

ATMで現金を引き出す頻度が少なくなれば、ATM利用手数料の負担も減らせる可能性があります。

衛生的に支払える

スマホ決済では、現金の受け渡しが発生しないため、衛生的に支払えます。

2020年に政府が発表した「新しい生活様式」でも、電子決済が推奨されています。

ポイントがたまる

スマホ決済サービスによっては、利用金額に応じてポイントがたまるため、現金よりもおトクに支払えます。

決済サービスとクレジットカードの併用によってポイントを二重で獲得できる場合や、キャッシュバックなどのキャンペーンが実施される場合もあるため、うまく活用すれば家計の負担を抑えられるでしょう。

支出管理がしやすい

スマホ決済を利用すれば、スマホアプリなどでいつでも利用履歴を確認できます。何にいくら使ったか、1ヶ月間にどれだけ使ったかを把握しやすいため、支出管理に役立つでしょう。

家計簿アプリと連携すれば、複数の決済サービスやカードをまとめて管理することも可能です。

セキュリティ対策になる

スマホに指紋認証や顔認証などの生体認証を設定すれば、スマホを紛失した際も第三者に不正利用されにくくなります。

また、クレジットカードを店員に手渡す必要がないため、カード情報の盗み見やスキミングの心配がありません。

スマホ決済のデメリット・注意点

スマホ決済は、利便性の高い決済方法ですが、スマホ一つで決済が完了するがゆえのデメリット・注意点もあります。

  • 初期設定の手間がかかる
  • 加盟店でのみ利用できる
  • バッテリー切れや通信環境が原因で利用できない場合がある
  • 使いすぎてしまう場合がある

初期設定の手間がかかる

スマホ決済を利用するためには、スマホアプリのダウンロードや銀行口座・カードの登録などの初期設定が必要です。

また、機種変更をすると新たに設定が必要な場合があります。

加盟店でのみ利用できる

スマホ決済が利用できるのは、各決済サービスの加盟店に限られます。そのため、希望する店舗で利用できるとは限りません。

より幅広い店舗で使いたいなら、国際ブランドのタッチ決済が便利です。あらかじめApple PayやGoogle Payに登録していれば、国内・海外を問わず、世界中の国際ブランド加盟店でスマホ決済が利用しやすくなります。

現在、国内で新たに発行されている国際ブランド付きカードの多くはタッチ決済に対応しています。

バッテリー切れや通信環境が原因で利用できない場合がある

スマホのバッテリーがない、または通信環境が悪いと、スマホ決済を利用できない場合があります。バッテリー切れに注意し、モバイルバッテリーを持ち歩くなどの対策をしましょう。

また、コード決済を利用する場合、コードを読み取れないと決済ができない点にも注意が必要です。たとえば、スマホの画面にひび割れや傷があるケースなどが考えられます。

使いすぎてしまう場合がある

スマホ決済は、スマホ一つで支払える手軽さゆえにお金を使っている感覚が薄れやすく、使いすぎてしまう可能性があります。以下のような対策を行い、使いすぎを防ぎましょう。

  • 利用通知が届くように設定する
  • こまめに利用状況を確認する
  • 利用金額が一定額を超えると通知が届くサービスを利用する
  • ご利用可能枠を下げる

スマホ決済を利用するならライフカードがおすすめ

ライフカードは、さまざまな決済方法に対応しており、ご自身に合った方法でスマホ決済をご利用いただけます。

  • Apple Pay / Google Pay
  • Visa、JCB、Mastercardのタッチ決済
  • モバイルSuica
  • モバイルPASMO
  • 楽天Edy
  • QRコード決済

ライフカードを Apple Pay / Google Pay に追加いただくと、「iD」マークのあるお店や自動販売機などで利用できるほか、国内外の加盟店でのタッチ決済も可能です。

さらに、ライフカードでは、おトクなポイントプログラムをご用意しています。

  • 入会後1年間ポイント1.5倍
  • お誕生月はポイント3倍
  • 利用額に応じてポイント最大2倍
  • 会員限定ショッピングモールサイト「L-Mall」利用でポイント最大25倍

スマートにお支払いしたい方や、スマホ決済で賢くポイントをためたい方は、ぜひライフカードをご検討ください。

  • 楽天Edyへのチャージはポイント付与の対象外です。

スマホ決済でスマートかつおトクなお買い物を

スマホ決済とは、現金を使わずに支払いが完了するキャッシュレス決済のうち、スマホを利用して決済する手段です。大きく分けると、「非接触型決済」、「コード決済」、「キャリア決済」の3つに分類されます。

スマホ一つで決済が完了するため、会計にかかる時間を短縮できるだけでなく、ポイントがたまる決済サービスなら現金よりもおトクに支払えます。特徴や仕組みを理解して、日々のお支払いにスマホ決済を活用しましょう。

スマホ決済でおトクに支払いたい方は、さまざまな決済方法と組み合わせられるライフカードをご検討ください。

  • Google、Android、Google Play、Google Pay、およびその他のマークは、 Google LLC の商標です。
  • Apple Payは、Apple Inc.の商標です。
  • モバイルSuicaは、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
  • モバイルPASMOは、株式会社パスモの登録商標です。
  • 楽天Edy(ラクテンエディ)は、楽天グループのプリペイド型電子マネーサービスです。
  • QUICPayは、株式会社ジェーシービーの登録商標です。
  • iDは、株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • nanacoは、株式会社セブン・カードサービスの登録商標です。
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