クレジットカードのボーナス払いとは?
仕組みを徹底解説

クレジットカードの支払方法の一種に、ボーナス払いがあります。
ボーナス払いとは、クレジットカードで利用した金額を「ボーナスが支給される時期」に一括で支払う方法です。
ボーナスが支給されていない方でも、カード会社によっては利用可能です。
ボーナス払いを利用すれば、大きな出費に対応しやすいでしょう。
支払時期を先延ばしできる点や、手数料がかからない点も、ボーナス払いのメリットです。
しかし、利用したことのない方は、仕組みや利便性を正確に把握できていないかもしれません。
「後日、ボーナス払いに変更できるのだろうか」と気になっている方もいるでしょう。
そこで、本記事ではクレジットカードのボーナス払いの仕組みやメリット、注意点などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードのボーナス払いとは
ボーナス払いとは、クレジットカードの支払方法の一種で、多くのクレジットカード会社が対応しています。以下で、クレジットカードのボーナス払いの仕組みや、ボーナスの支給を受けていない方でも利用できることに関して詳しく解説します。
クレジットカードのボーナス払いの仕組み
ボーナス払いとは、クレジットカードで利用した金額をボーナスが支給される時期に一括で支払う方法です。
1回払いと同様に手数料はかからないことが一般的です。また、支払時期は通常、夏は7月か8月、冬は12月か1月とされています。たとえば、3月にボーナス払いで商品を購入した場合、7月か8月にほかの利用金額と合算して引落とされます。
ライフカードでは、夏季(取扱期間12月16日~7月15日)は8月、冬季(取扱期間7月16日~12月15日)は1月の支払いです。実際のボーナス支給月とクレジットカード会社の指定する支払月が異なる場合でも利用できます。利用する店舗によっては、ボーナス払いを利用できない場合や、取扱期間および支払月が異なる場合があります。事前に店舗やクレジットカード会社の公式WEBサイトなどで確認しておきましょう。
ボーナスがなくても利用できる
ボーナス払いは、ボーナスが支給される時期に利用料金をまとめて支払う方法です。「支給されたボーナスで支払うから、ボーナス払いと呼ぶ」というわけではありません。
ボーナスの支給がない方、家族カードや学生専用カードを保有している方でも、クレジットカードがボーナス払いに対応していれば、利用できます。
クレジットカードのボーナス払いのメリット
クレジットカードの支払方法としてボーナス払いを選択するメリットしては、以下の3つが挙げられます。
- 大きな出費に対応しやすい
- 支払時期を先延ばしできる
- 手数料がかからない
それぞれに関して詳しく解説します。
大きな出費に対応しやすい
クレジットカードで1回払いを選ぶと、翌月か翌々月には返済金額が引落とされます。しかし、ボーナス払いを利用すれば、購入時期にもよりますが、支払日が到来するまでの時間的な余裕をより多く確保できる場合があります。
購入から支払いまでの期間が長くなると、余裕を持ってお金を準備できます。大きな出費にも対応しやすくなるでしょう。
支払時期を先延ばしできる
ボーナス払いの取扱期間と支払日はクレジットカード会社によって異なりますが、最長6~8ヶ月、支払いを先に延ばせる場合があります。「今すぐ購入する必要はあるけれども、家計が厳しい」というケースでも、ボーナス払いなら無理なく対応できます。
手数料がかからない
クレジットカードによっては、ボーナス払いの支払回数を選択できることがあります。ボーナス一括払いなら、手数料がかからないので、あんしんしてお買い物が可能です。
ただし、ボーナス2回払いでは、手数料が必要になるので注意が必要です。また、購入から支払いまでの期間が長引くため、手数料が割高になる可能性もあります。
ボーナス払いの支払回数選択が可能かどうかや、具体的な手数料に関しては、クレジットカード会社ごとに異なります。事前に各社の公式WEBサイトを閲覧し、詳細を確認しておきましょう。
クレジットカードのボーナス払いの注意点
クレジットカードでボーナス払いを利用するときは、以下の点に注意しましょう。
- 取扱期間や支払日はクレジットカード会社や店舗ごとに異なる
- あとからボーナス払いに変更できない
- 店舗によってはボーナス払いで決済できない
- 海外での利用はボーナス払いが使えない
- 利用可能枠を超えるとクレジットカードが使えなくなる
- 使いすぎてしまう可能性がある
- 勤務先企業の業績によってはボーナスが支給されない場合がある
それぞれの注意点について説明します。
取扱期間や支払日はクレジットカード会社や店舗ごとに異なる
ボーナス払いの取扱期間と支払日は、クレジットカード会社によって異なります。ボーナス払いを選択する前に、取扱期間と支払日を確認しておきましょう。
たとえば、ライフカードでは、ボーナス一括払いの取扱期間が次のように設定されています。
- 夏季:12月16日~7月15日
- 冬季:7月16日~12月15日
また、夏季の支払月は8月、冬季の支払月は1月に設定されています。
たとえば、7月15日にボーナス一括払いで購入した場合、支払月は8月になるため、支払日をあまり先延ばしできません。購入から支払いまでの日数を長く確保したい場合は、7月16日以降にボーナス1回払いで購入しましょう。
あとからボーナス払いに変更できない
支払いが確定した後に、ボーナス払いへの変更はできません。クレジットカードによっては、支払いが確定した後に分割払いやリボ払いに変更できる場合はあります。しかし、ボーナス払いには変更できない点に注意しましょう。
店舗によってはボーナス払いで決済できない
店舗や商品によっては、「1回払いしか選択できない」など、ボーナス払いに対応していないケースがあります。ボーナス払いで購入することを検討している場合は、ボーナス払いに対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。
海外での利用はボーナス払いが使えない
海外でのクレジットカード利用に関しては、支払方法の選択を制限しているクレジットカード会社があります。ボーナス払いは、海外では利用できないことが一般的なため、注意が必要です。
利用可能枠を超えるとクレジットカードが使えなくなる
クレジットカードには、利用可能枠が設定されています。ボーナス払いを利用する場合にも、1回払いなどと同様に、利用可能枠を超えた利用はできません。
利用可能枠が足りない場合は、増額を申込むこともご検討ください。ライフカードでは、スマホアプリ「LIFE-Web Desk」を用いてスムーズに増額のお申込みが可能です。審査は1~2営業日(土日祝除く)で完了します。
使いすぎてしまう可能性がある
ボーナス払いを選択すると、支払いのタイミングが半年ほど先にずれることもあります。1ヶ月前や2ヶ月前の利用については記憶していることが多く、使いすぎに注意する方が多いのではないでしょうか。しかし、半年前の利用に関しては忘れているケースがあるため、結果として使いすぎてしまうかもしれません。
また、予想したよりもボーナス支給額が少なく、ボーナス払いで支払った金額を支払えない可能性もあります。ボーナス払いでの支払いが難しい場合は、支払日前に分割払いやリボ払いに変更することも検討しましょう。
勤務先企業の業績によってはボーナスが支給されない場合がある
就業規則などにボーナスに関する記載がない場合は、ボーナスは任意的な給付とみなされ、労働基準法上の賃金ではありません。そのため、企業の判断で支給されないこともあります。
就業規則にボーナスに関するルール(計算方法など)が記載されていれば、賃金として取り扱われ、ボーナスが支給されることが原則です。
ただし、「業績の著しい低下がある場合には支給しない」といった文言が記載されていれば、ボーナス不支給が法的に容認されることがあります。たとえば、企業側が具体的な資料を提示し、労働者(労働組合)側と合意に至った場合は、不支給でもやむを得ないと判断されることがあります。
高額な商品やサービスをボーナス払いで購入し、後日、ボーナスが支給されなかった場合、家計が圧迫されるかもしれません。ボーナス払いは便利な仕組みですが、支給されない場合も想定したうえで計画的に利用しましょう。
クレジットカードにはボーナス払い以外にも多様な支払方法がある

ボーナス払い以外にも、次の支払方法があります。
- 1回払い(一括払い)
- 2回払い
- 分割払い
- リボ払い
1回払いとは、翌月もしくは翌々月の支払日にまとめて支払う方法です。2回払いは、支払額を翌月と翌々月の2回に分割して支払う方法です。
いずれも原則として手数料がかからない方法ですが、2回払いの場合、店舗によっては手数料がかかることがあります。また、1回払いはすべての店舗で利用できますが、2回払いに関しては対応していない店舗も存在する点にも注意が必要です。
分割払いとは、3回以上に分けて支払う方法です。店舗によって対応している回数が異なります。
リボ払いとは、毎月の返済金額をあらかじめ決めて支払う方法です。購入金額に関わらず、毎月の支払いがほぼ一定になるため計画的に利用しやすい点が特長です。
ただし、分割払いもリボ払いも手数料がかかる点には注意しましょう。詳しくは、次の記事を参考にしてください。
【関連記事】「クレジットカードの分割払いとは?メリットや注意点、手数料の計算方法を紹介」
【関連記事】「リボ払いの仕組みやメリット・デメリット、注意点を解説」
クレジットカード会社によっては、購入時にボーナス払いを選択しても、後日、分割払いやリボ払いに変更できる場合があります。以下で詳しく解説します。
分割払い
分割払いとは、クレジットカードで商品を購入する際に、3回以上に分割して支払う方法です。ライフカードの場合、3回/5回/6回/10回/12回/15回/20回から選択する仕組みです。店舗によって選択可能な回数が異なることにご注意ください。
また、ライフカードでは、「あと分割」という仕組みがあり、購入時に1回払いやボーナス払いを指定しても、後日、分割払いに変更できます。
あと分割・リボ払いに変更する場合の手数料率は、支払時に分割払いやリボ払いを指定した場合に比べて高くなる場合が多いため、事前に確認しておきましょう。
リボ払い
リボ払いとは、購入金額に関わらず、毎月の返済金額がほぼ一定になる支払方法です。ライフカードの場合は「残高スライド元利定額払い方式」を採用しており、請求額確定日のご利用残高に応じて毎月のお支払額が段階的に変動します。
また、ライフカードでは、「あとリボ」という仕組みがあり、購入時に1回払いやボーナス払いを指定しても、後日、リボ払いへの変更が可能です。
クレジットカードをおトクに使うならライフカードがおすすめ
ライフカードは、ボーナス払いに対応したクレジットカードです※。ためやすく使いやすいポイント制度があり、ボーナス払いもおトクに活用できます。
また、以下に示すように、前年の利用金額に応じて、翌年のポイント付与率が上昇することもライフカードの魅力です。
- ※一部ボーナス払いに対応していないクレジットカードもございます。
- 年間利用額50万円以上:翌年のポイント付与率が1.5倍に上昇
- 年間利用額100万円以上:翌年のポイント付与率が1.8倍に上昇
- 年間利用額200万円以上:翌年のポイント付与率が2倍に上昇
たまったポイントは、ANAマイレージクラブのマイルや、楽天ポイント、dポイントといった他社ポイントへ移行できます。銀行口座へのキャッシュバックや、ギフトカードへの交換なども可能であり、実用的な選択肢がそろっているので、保有を検討してはいかがでしょうか。
さらに、プログラムの条件達成で最大20,000円のキャッシュバックを受けられる特典も用意しています。これからクレジットカードを作る場合は、ぜひチェックしてください。
計画的にクレジットカードのボーナス払いを利用しよう
ボーナス払いとは、夏冬のボーナス期に手数料なしで一括払いできるクレジットカードの支払方法です。
名称に「ボーナス」という単語が含まれますが、実際にボーナスが支給されるかどうかは関係ありません。クレジットカードがボーナス払いに対応していれば、誰でも利用可能です。計画的にボーナス払いを選択すれば、大きなお買い物の支払いを先延ばしにできます。
クレジットカードを選ぶときは、ボーナス払いに対応しているかどうかもチェックしましょう。ライフカードは、ボーナス払いに対応しています。また、ポイント制度があり、おトクにお買い物を楽しめます。クレジットカードを利用する際にボーナス払いを選択すれば、すぐに一括での支払いが難しい状況でも、購入を諦めずに済むでしょう。ぜひ計画的にクレジットカードをご利用ください。
