学生のクレジットカードの作り方は?条件や手順を解説!
大学や大学院、専門学校に通っている方は、「学生でもクレジットカードを作れるのだろうか」と疑問を感じているかもしれません。
条件を満たせば、学生であってもクレジットカードを申し込むことができます。
本記事では、クレジットカードの保有を検討している学生に向けて、事前に用意するものや作り方を徹底解説します。
学生がカードを作るメリットや、カードを選ぶ際にチェックするべきポイント、
利用するうえで注意するべき点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
条件を満たせば学生もクレジットカード発行を申し込める
多くのクレジットカードは、「支払能力(安定的な収入)」があれば学生であっても申し込めます。また、収入のない学生も申込可能で、その場合は世帯収入による審査を実施します。
一般社団法人日本クレジット協会が2020年8月に公表した「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(令和元年度)」の結果報告書によると、大学生のクレジットカード所持率は61.1%でした。
「学生だからクレジットカードを保有できないのではないか」という不安をお持ちの方がいるかもしれませんが、実際には数多く学生がクレジットカードを利用していることが分かります。
クレジットカードの作り方
ここからは、クレジットカードの保有を検討している学生に向けて、申込みから受取りまでの手順を以下の3段階に分けて紹介します。
- 事前に用意するもの
- 申込みから発行までの流れ
- クレジットカードが手元に届いたら確認すること
初めてクレジットカードを作る方は、ぜひ参考にしてください。
事前に用意するもの
クレジットカードを申し込む前に、以下のものを準備しておきましょう。
- 本人確認書類:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 年収(見込み)に関する情報が記載されている書面:源泉徴収票、支払明細書など
- 引落口座(支払口座)の情報(カード申込者と同一名義のもの)
アルバイトをしておらずご自身に収入がない方は、世帯収入で審査を受けることができるカードを選ぶと良いでしょう。
申込みから発行までの流れ
手続きの流れは、カード会社ごとに異なります。詳細は各社の公式サイトでご確認ください。ここでは、ライフカードを例に、申込みから発行までの大まかな流れを示します。
- 1オンラインで申込内容を入力する
- 2オンラインで支払口座を設定する
- 3審査が完了すると「審査結果メール」が届く
- 4審査に通過した場合は、ご自宅にカードが郵送されるので受け取る(カードを受け取ったら、会員専用Webサービス「LIFE-Web Desk」にログインが可能になる)
なお、申込時に金融機関の口座を持っていない場合は、あとから口座振替依頼書で設定することも可能です。ただし、その場合は、カード受取時に「顔写真付きの本人確認書類」を配達担当者に提示しなければなりません。
クレジットカードが手元に届いたら確認すること
クレジットカードが手元に届いたら、券面に名前が正しく印字されているかどうかをチェックしましょう。そのうえで、カード裏面の署名欄へのサインも忘れないようにご注意ください。
通常、クレジットカードが不正利用された場合、一定の期間内にカード会社に通知をして所定の手続きをすれば損害が補償されます。しかし、署名されていない状態でカードが不正に使用されてしまうと、クレジットカードの補償を受けられません。カードが届いたら必ず署名をしましょう。
また、締め日および支払日を把握しておくことも大切です。下表に、ライフカードの締め日・支払日をまとめました。なお、支払日が金融機関休業日(土・日・祝)の場合、翌営業日の引落しとなります。
ショッピング |
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キャッシング |
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カードのご利用可能枠も正確に把握しておきましょう。ライフカードの場合、会員向けWebサービス「LIFE-Web Desk」で確認できます。スマートフォン用のアプリもあるので、ぜひご活用ください。
学生がクレジットカードを作るメリット
以下は、学生がクレジットカードを作るメリットです。
- 多額の現金を持ち歩く必要がない
- ECサイトでのお買い物やサブスク料金の支払いが可能
- 優待特典を利用できたり、ポイントがたまったりする
- 留学や海外旅行で役立つ
- 旅行傷害保険が付帯している
- 支払回数・方法を選べる
それぞれについて詳しく説明します。
多額の現金を持ち歩く必要がない
クレジットカードがあれば、多額の現金を持ち歩く必要がなくなり、紛失・盗難リスクを低減できます。また、上述したように、条件はあるものの、紛失・盗難による不正使用で損害が出た場合に補償を受けることも可能です。
ECサイトでのお買い物やサブスク料金の支払いが可能
ECサイトで購入した商品の代金や、各種サブスクリプションサービスの利用料金を支払う際に、クレジットカードがあると便利でおトクに決済できます。たとえば、コンビニ払いの場合、雨や雪が降っている状況では自宅から出るのを億劫に感じる方も多いでしょう。また、代金引換の場合は手数料を負担する必要があり、負担が増えます。
しかし、クレジットカード決済なら、支払いに出向く手間がかからず、かつ1回払いであれば手数料の負担もないので便利です。なお、ECサイトや各種サブスクリプションサービスの中には、料金を支払う方法として「クレジットカード」しか選択できないケースも存在します。
優待特典を利用できたり、ポイントがたまったりする
クレジットカードの優待特典を活用すれば、おトクに商品・サービスを購入することが可能です。
また、クレジットカードによっては、支払った金額に応じてポイントを獲得できる場合もあります。ライフカードでは、通常1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当※1)のサンクスポイントがたまり、獲得したポイントはビールやお米、Amazonギフトカードといった特典に交換できるほか、年会費の支払い※2にも充当できます。
- ※11ポイントの価値は、交換いただく商品、サービスにより変動します。
- ※2ライフカードゴールド、デポジット型ライフカードおよび一部カードの年会費は対象外となります。
留学や海外旅行で役立つ
キャッシング枠が設定されていれば、全国のATMでキャッシング(現金の借り入れ)ができることも、クレジットカードの魅力です。
海外でもキャッシングを利用できるので、留学や海外旅行を計画している方は、クレジットカードを作るときにキャッシング枠も申し込んでおくと良いでしょう。学先・旅行先のATMで、必要なタイミングで必要な分だけ現地通貨を借り入れることが可能であり、外貨両替の手数料よりもおトクになるケースもあるので、ぜひご活用ください。
旅行傷害保険が付帯している
クレジットカードによっては、旅行傷害保険が付帯していることがあります。旅行傷害保険とは、海外・国内旅行中に事故に遭ったり病気になったりした場合に補償を受けられる保険です。
なお、付帯の有無や適用条件、補償額は、券種ごとに異なります。詳細は、カード会社の公式サイトでご確認ください。
支払回数・方法を選べる
支払回数や支払方法を選べることもクレジットカードのメリットです。1回払いのほか、分割払いやリボ払いも選択できます。
分割払いやリボ払いなら支払いの負担を時間的に分散できるので、高額な商品・サービスを購入する際に利用してはいかがでしょうか。なお、分割払いやリボ払いをする場合は手数料がかかります。事前に返済金額の合計を把握して、無理なく計画的に利用しましょう。
学生がクレジットカードを選ぶ際のポイント

学生がクレジットカードを選ぶ際には、次の要素をチェックしましょう。
- 年会費
- 国際ブランド
- 優待特典の内容やポイントのためやすさ
- 旅行傷害保険などの付帯の有無・適用条件・補償内容
- 管理のしやすさ
以下でついて詳しく説明します。
年会費
学生の場合、アルバイトをしていても社会人に比べると収入が少ない傾向があります。そのため、維持費が発生しない年会費無料のカードがおすすめです。年会費無料のカードでも、十分おトクに日々の支払いやお買い物ができます。
国際ブランド
店舗によって加盟している国際ブランドは異なるため、頻繁に利用する店舗やサービスに対応した国際ブランドを選ぶと便利です。VISAやMastercardのクレジットカードなら、世界中に加盟店があるので、多くの国・地域で安心して利用できます。
ただし、シェア率が高いからといって全ての国や地域で利用できるわけではありません。たとえば、VISAやMastercardは2022年3月以降、ロシアでの決済事業を停止しています。そのため、海外旅行をする場合は、渡航先の国際ブランドのシェア率を事前に調べておくと良いでしょう。
国際ブランドについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
優待特典の内容やポイントのためやすさ
事前にカード会社の公式サイトで「優待特典」の内容を確認しておきましょう。ライフカードの場合、「引越しサービス料金の割引」「トランクルーム保管料の割引」「清掃サービス料金の割引」といった優待特典を受けられます。
また、ポイントのためやすさをチェックすることも重要です。例えば、年会費無料の「ライフカード」では、通常1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当※)のサンクスポイントがたまりますが、「ライフカードゴールド」の場合、通常の1.5倍のポイントを獲得できます。
- ※1ポイントの価値は、交換いただく商品、サービスにより変動します。
同じカード会社でも、カードの種類によって特典や条件が異なるため、ライフスタイルに合わせて選ぶことをおすすめします。
旅行傷害保険などの付帯の有無・適用条件・補償内容
旅行傷害保険などが付帯しているかどうかもチェックするべきです。なお、保険が付帯していても、自動的に適用される「自動付帯」の場合と、カードで旅行代金などを支払った際に適用される「利用付帯」の場合があることにご留意ください。
また、どのようなケースでどのくらいの補償を受けられるのかもカードによって異なるため、補償の内容も確認しておきましょう。
管理のしやすさ
多くのクレジットカード会社は、会員サイトや専用アプリを提供しており、スマホで利用状況やご利用可能枠を確認できます。家計簿アプリを使っている方は、クレジットカードのアプリを連携させるとさらにお金の管理がしやすくなります。
ライフカードの場合、「LIFE-Web Deskアプリ」というスマートフォン用アプリで、利用明細をチェックできます。また、他社の家計簿アプリとの連携も可能なので、家計管理にも役立ちます。
学生がクレジットカードを利用する際に注意するべき点
以下は、学生がクレジットカードを利用するうえで注意するべき点です。
- こまめに利用状況を確認し、使いすぎないように心がける
- 支払いを遅滞しないように、引落口座の残高を管理する
- 分割払いやリボ払いで支払う場合は手数料をチェックする
- セキュリティ対策を徹底する
- クレジットカードを他者に貸さない
それぞれについて詳しく説明します。
こまめに利用状況を確認し、使いすぎないように心がける
クレジットカード払いの場合、現金よりもお金を使っている感覚が少なく、つい使いすぎてしまう可能性があります。使いすぎを防ぐためには、会員サイトや専用アプリで定期的に利用状況を確認することが効果的です。
クレジットカードの中には、毎月一定の金額を超えた場合に通知をしてくれる場合があります。
支払いを遅滞しないように、引落口座の残高を管理する
クレジットカードでお買い物をしたら、後日、登録した口座から利用代金が引き落とされます。
口座残高が不足している場合、「カードの利用停止・解約」「遅延損害金の発生」「延滞した事実の信用情報機関への登録」といったペナルティーを被る可能性があるので注意しましょう。支払日に引落金額以上の残高が口座にあるように、しっかりと管理しておきましょう。
分割払いやリボ払いで支払う場合は手数料をチェックする
分割払いやリボ払いを利用すると、所定の手数料がかかります。カード会社の公式サイトを閲覧し、どのくらいの手数料が発生するのかを把握しておきましょう。
リボ払いでは毎月の返済金額を一定にすることができるものの、返済が済んでいないうちに追加でリボ払いをするといつまでたっても返済が終わらず、場合によってはほとんど手数料だけを支払っているような状態になりかねません。リボ払いで支払う場合は、手数料や支払回数を事前に調べて、計画的に利用しましょう。
セキュリティ対策を徹底する
セキュリティ対策を徹底することも重要です。たとえば、暗証番号やパスワードは、使い回さないように注意しましょう。会員サイトや専用アプリのパスワードは、定期的に変更することも大切です。
また、フリーWi-Fi接続時には通信内容を盗み見られるリスクがあるので、カード情報の入力を避けたほうが良いでしょう。
クレジットカードを他者に貸さない
家族間であっても、クレジットカードの貸し借りは禁止されているのでご注意ください。クレジットカードを利用できるのは、名義人である本人のみです。
クレジットカードを貸して何らかのトラブルや損害・損失を被っても、カード会社は補償してくれません。
学生向けのライフカードがおすすめ
ライフカードでは数十種類の券種を発行していますが、中でも学生におすすめなのは「学生専用ライフカード」です。
学生専用ライフカードは年会費無料で、卒業後も無料で利用できます。在学中は海外旅行傷害保険が付帯するのに加えて、海外ショッピング利用総額の4%キャッシュバック機能※も付帯するため、卒業旅行や留学を考えている学生にぴったりです。
- ※キャッシュバック金額の上限は、年間累計10万円となります。
- ※事前エントリーが必要です。
- ※インターネット海外サイト、国内免税店、機内販売は対象外となります。
また、ライフカードでは、カードの紛失・盗難時の手続き案内、病気やケガをしたときの病院の紹介など、海外旅行中に困ったときに必要なサポートを受けられる、海外アシスタンスサービス「LIFE DESK※」などの渡航先で役立つサービスも提供しています。
- ※サービスの内容によっては、有料となります。ご利用代金はライフカードでのお支払いとなります。
- ※「LIFE DESK」は、ツーリスト インターナショナル アシスタンス サービス株式会社(観光庁長官登録旅行業第1173号)への業務委託により提供しています。
通常、ライフカードでお買い物をすると、1,000円につき1ポイント(1ポイント=5円相当※)のサンクスポイントを獲得できます。加えて、以下に示すように、条件を満たした場合にポイント付与率が上昇することも魅力です。
- ※1ポイントの価値は、交換いただく商品・サービスにより変動します。
- 年間利用額50万円以上:翌年のポイント付与率が1.5倍に上昇
- 年間利用額100万円以上:翌年のポイント付与率が1.8倍に上昇
- 年間利用額200万円以上:翌年のポイント付与率が2倍に上昇
さらに、ライフカードでは、諸条件達成でキャッシュバックを受けられる魅力的な特典も用意しており、おトクにご利用いただけます。これからクレジットカードを作る場合は、ぜひチェックしてみてください。
クレジットカードを保有して、充実した学生生活を送ろう
本記事で紹介したように、クレジットカードには多くのメリットがあります。条件を満たせば学生でも保有できるので、留学や海外旅行など、充実した学生生活を送るために申込みを検討してはいかがでしょうか。
「学生専用ライフカード」は、学校生活を充実させるサポートが豊富でおトクがいっぱいのクレジットカードです。これからクレジットカードを作る予定のある学生の方は、ぜひチェックしてください。