クレジットカードの乗り換え方法は?タイミングも解説
クレジットカードを乗り換えたい(切り替えたい)けれど、
「手続きがめんどくさい」と後回しにしている方もいるのではないでしょうか。
しかし、現在のライフスタイルに合ったクレジットカードに乗り換えることで、利便性が高まったり、
ポイントがたまりやすくなったりする可能性があります。
本記事では、保有中のクレジットカードを別のクレジットカードに乗り換える方法とおすすめのタイミングを解説します。
クレジットカードを乗り換える前に確認すべき点も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
クレジットカードを乗り換える(切り替える)際の手続き方法
クレジットカードの乗り換えとは、今使っているクレジットカードから別のクレジットカードに変更することです。一般的な流れは以下のとおりです。
- 1乗り換え先のクレジットカードを申込む
- 2各種サービスの支払先を変更する
- 3必要に応じて元のクレジットカードを解約する
なお、明確な区分はありませんが、他社のクレジットカードに変更することを「乗り換え」、同じカード会社内でクレジットカードを変更することを「切り替え」と使い分ける場合もあります。
①乗り換え先のクレジットカードを申込む
乗り換えたいクレジットカードの申込手続きを行います。
カード会社によって異なりますが、インターネット・店頭・郵送などで申込めることが一般的です。中でもインターネット申込みなら、24時間いつでも手続きを進められます。
申込後、カード会社による審査が実施され、通過するとクレジットカードが発行されます。発行にかかる日数はクレジットカードによって異なるため、急ぐ方は申込前に確認しましょう。
②各種サービスの支払先を変更する
クレジットカードを乗り換えると、カード番号や有効期限、セキュリティ番号などが変わります。そのため、固定費の支払先を元のクレジットカードから乗り換え先のクレジットカードに変更する手続きが必要です。
インターネットや窓口、郵送などで手続きすることが一般的ですが、サービスによって異なるため、一つずつ確認しましょう。
なお、支払先の変更を忘れると各種支払いを滞納してしまい、サービスが利用できなくなる可能性があります。
③必要に応じて元のクレジットカードを解約する
クレジットカードの乗り換え後、元のクレジットカードが不要な場合は解約手続きをしましょう。カード会社によって異なりますが、会員専用サイトやアプリ、電話などで手続きができます。
ただし、各種サービスの支払先を乗り換え後のクレジットカードに変更しても、反映されるまでには一定の日数を要することが一般的です。
解約の手続きは、支払先の変更が完了したことを確認してから行いましょう。また、解約の際は「クレジットカードを乗り換える際の注意点」もご覧ください。
クレジットカードを乗り換える(切り替える)のに適したタイミングは?
クレジットカードを乗り換えたいと考えているものの、手続きが面倒で後回しにしている方もいるのではないでしょうか。クレジットカードの乗り換えには、適したタイミングがいくつかあります。
より便利かつおトクにクレジットカードを利用するために、乗り換えを検討したい主なタイミングを解説します。
- クレジットカードの更新が近づいたとき
- 年会費が引落される前
- クレジットカードの枚数が多くて整理したいとき
- ライフスタイルが変わったとき
- 新規入会キャンペーンを活用できるとき
クレジットカードの更新が近づいたとき
クレジットカードには有効期限があります。有効期限の1~2カ月ほど前になると、自動的に更新後のクレジットカードが届く仕組みです。
更新によってクレジットカードが新しくなっても、基本的にカード番号は変わりませんが、有効期限やセキュリティコードが変わります。したがって、別のクレジットカードに変更したいと考えているなら、更新される前に乗り換え手続きをするのが良いでしょう。
年会費が引落される前
年会費有料のクレジットカードをお持ちの方は、年会費が引落される前に乗り換えを検討しましょう。
一度支払った年会費は、解約しても返金されません。つまり、年会費引落し後すぐにクレジットカードを乗り換えると、約1年分の年会費を余計に支払うことになってしまいます。
クレジットカードによっては、「年会費請求後」に解約した場合も引落しを停止できない場合があるため、いつまでに解約すれば年会費を支払わなくて良いかを事前に確認しましょう。
クレジットカードの枚数が多くて整理したいとき
クレジットカードの枚数が多くてうまく使い分けられないと感じたときは、クレジットカードの見直しをするのがおすすめです。
クレジットカードを複数枚持つと、国際ブランドや付帯サービスを使い分けられるほか、1枚が使えない場合にも別のカードで対応できるなどのメリットがあります。いっぽうで、保有枚数が増えるほど管理が煩雑になったり、ポイントが分散してたまりにくくなったりする傾向があります。
一般社団法人日本クレジット協会によれば、2024年3月時点のクレジットカードの平均保有枚数は3枚です。
(クレジットカード発行枚数に対する20歳以上の人口比)※
保有枚数が多いと感じている方は、現在のライフスタイルなどに合ったクレジットカードに乗り換えて、保有枚数を減らすことも検討しましょう。
【関連記事】「クレジットカードは何枚持つのがベスト?選び方も紹介」
- ※出典:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード発行枚数調査結果の公表について」
ライフスタイルが変わったとき
結婚や出産、就職、引越しなどでライフスタイルが変わったときも、乗り換えを検討したいタイミングの一つです。現在のライフスタイルに合ったクレジットカードに乗り換えることで、より便利かつおトクにクレジットカードを利用しやすくなります。
たとえば、就職して海外旅行に行く機会が増えた場合、海外旅行保険や日本語サービスなどが付帯するクレジットカードを選ぶとあんしん感が高まります。また、引越した際は、現在の生活環境に合ったクレジットカードに乗り換えることで、より効率良くポイントがたまるでしょう。
新規入会キャンペーンを活用できるとき
クレジットカードによっては、ポイント還元やキャッシュバックなどを受けられる新規入会キャンペーンを実施している場合があります。乗り換えを検討しているなら、新規入会キャンペーンが実施されている時期を狙って申込むのがおすすめです。
特典を受けるための条件が決まっている場合もあるため、よく確認しましょう。また、キャンペーン特典だけで選ぶのではなく、長期的な視点でご自身に合っているかどうかを検討することが大切です。
クレジットカードを乗り換える(切り替える)際の注意点

クレジットカードの乗り換え後、元のクレジットカードを解約する方もいるでしょう。解約自体にデメリットはありませんが、注意点を押さえていないと思わぬトラブルや不都合が生じる可能性があります。
乗り換える前に、以下の注意点を押さえましょう。
- 解約する前にポイントを使い切る
- 支払いが残っていないか確認する
- 支払先を漏れなく変更する
- 必要に応じて追加カードも発行する
- 解約したクレジットカードは裁断して処分する
- 短期間で申込みと解約を繰り返すのは避ける
解約する前にポイントを使い切る
一般的に、クレジットカードを解約するとたまっていたポイントは失効します。ポイントの残高を確認し、解約前に使い切る、またはポイント交換などの手続きを済ませましょう。
なお、同じカード会社内でクレジットカードを変更する場合は、ポイントが引き継がれるケースもあります。
支払いが残っていないか確認する
クレジットカードの利用残高があっても解約できますが、解約後も支払いが完了するまでは請求が続きます。特に、リボ払いや分割払いなどの残高が残っていないか確認し、未払いが発生しないよう十分に注意しましょう。
カード会社によっては、希望すれば未払いの利用残高を一括で支払える場合もあります。
支払先を漏れなく変更する
クレジットカードを乗り換える際、各種サービスの支払先変更を忘れると元のクレジットカードに請求が届き、未払いとなってしまうケースがあります。
サービスを利用できなくなる可能性があるため、変更が必要なサービスをリストアップして、漏れなく手続きを済ませましょう。
- 電気・ガス・水道
- 携帯電話
- インターネット回線
- 家賃
- 保険料
- サブスクリプションサービスなど
クレジットカード払いにしている支払いが分からない場合は、元のクレジットカードの利用明細を見れば確認できます。特に、年払いで支払っているものは見落としやすいため注意が必要です。
必要に応じて追加カードも発行する
クレジットカードを解約すると、本カードに付帯するETCカードや家族カードも自動的に解約となります。ETCカードや家族カードが必要な場合は、乗り換え先のクレジットカードを発行する際にあわせて申込みましょう。
また、クレジットカードに付帯していた保険も契約が終了します。
解約したクレジットカードは裁断して処分する
乗り換え後に解約した元のクレジットカードは、裁断してから処分してください。そのまま処分すると、不正利用や情報漏洩のリスクがあるためです。
特に、氏名やセキュリティコード、カード情報が記録されている部分(ICチップや磁気ストライプ)は、確実にハサミを入れましょう。複数回に分けて捨てたり、シュレッダーで細かく裁断したりすると、復元されるリスクを低減できます。
短期間で申込みと解約を繰り返すのは避ける
クレジットカードの申込みと解約を短期間で繰り返すのは、なるべく避けましょう。
クレジットカードの申込履歴は、信用情報として約6カ月間登録されます。
信用情報とは、クレジットカードやローンの利用状況を登録したものです。審査の際に照会されるため、ほかのカード会社にも把握されます。
短期間で申込みを繰り返していると、「お金に困っているのでは」と懸念を持たれたり、支払不能に陥るリスクが高いとみなされたりして、審査結果に影響する可能性があります。
クレジットカードを乗り換えるならライフカードがおすすめ
ライフカードは、ポイントサービスが充実した年会費無料のクレジットカードです。入会後1年間は1.5倍、お誕生月のご利用は3倍のポイントがたまるほか、ご利用額に応じてポイントが最大2倍になるステージ制のプログラムもご用意しています。
また、公共料金などの毎月のお支払いでも、ポイントがたまります。
- 電気・ガス・水道
- 携帯電話・通信料金
- 新聞購読料
- NHK受信料・放送料金
- 国民年金保険料など
さらにライフカードでは、3つのプログラムの条件達成で最大20,000円のキャッシュバックを受けられる魅力的な特典も用意しており、おトクにご利用いただけます。これからクレジットカードを作る場合は、ぜひチェックしてみてください。
乗り換え(切り替え)で快適でおトクなクレジットカード生活を
クレジットカードを乗り換える際は、新たなカードを発行したうえで、各種サービスの支払先を変更する手続きが必要です。
たまっていたポイントが失効したり、変更手続きを忘れて未払いが発生したりしないよう、計画的に進めましょう。
乗り換えを検討するなら、年会費が請求される前やライフスタイルが変わったタイミングがおすすめです。
年会費を負担に感じる方や、ポイントを効率良くためたいとお考えの方は、ぜひライフカードをご検討ください。