クレジットカードの作り方は?発行までの流れを解説
クレジットカードを初めて作るときは、
「どうやって作ったら良いのだろう」「選ぶ基準はどうしたら良いのか」など疑問や不安を感じることがあるかもしれません。
本記事ではクレジットカード発行までの流れ、申込条件、必要なものを解説します。
クレジットカードを選ぶ7つのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
クレジットカードの作り方
クレジットカードを作る大まかな流れは以下のとおりです。
- 1クレジットカードを選ぶ
- 2クレジットカードを申込む
- 3審査結果を待つ
- 4クレジットカードを受取る
- 5クレジットカードを利用する
各手順をステップごとに紹介します。
①クレジットカードを選ぶ
初めに、利用したいクレジットカードを選びましょう。クレジットカードを選ぶ基準は、年会費や国際ブランド、ポイントのためやすさなどが挙げられます。
後述する「クレジットカードを選ぶ7つのポイント」では基準ごとの選び方を紹介しているので、あわせて参考にしてください。
②クレジットカードを申込む
利用したいクレジットカードが決まったら、申込みを行います。申込方法は、オンラインや郵送、窓口などカード会社によってさまざまです。オンラインで申込む場合は、スマホやパソコンで申込みたいクレジットカードのウェブサイトにアクセスし、必要情報を入力しましょう。
本人確認できる書類(免許証やマイナンバーカードなど)や金融機関の口座情報がわかるもの(キャッシュカードや通帳など)を用意しておくと手続きがスムーズです。
③審査結果を待つ
申込みが完了すると、カード会社で審査が行われます。審査内容や審査期間はカード会社によりさまざまです。オンラインで申込んだ場合、結果はメールで通知されるケースが一般的です。
④クレジットカードを受取る
審査完了後、カード会社からクレジットカードが送付されます。カード受取時に本人確認をする場合は、顔写真付きの証明書を提示しましょう。
なお、クレジットカードの中にはカードが発行されないタイプのサービスもあります。その場合は、専用アプリをダウンロードするなど所定の手続きを踏むと、クレジットカードの機能を利用できるようになります。
⑤クレジットカードを利用する
クレジットカードが届いたら、店舗やオンラインでのカード決済に利用できます。カード裏面の署名欄へのサインやカードの会員サイトへの登録を忘れずに行いましょう。
また、ご利用可能枠や手数料についても、カードが届いたときに確認することが必要です。契約関連の文書すべてに目を通し、クレジットカードを便利に利用できるようにしておきましょう。
クレジットカードの申込条件
クレジットカードを申込む際には、申込条件の確認が大切です。クレジットカードの申込条件はカードにより違いがありますが、主に年齢や収入に関する条件が設けられています。
年齢に関する条件
クレジットカードは基本的に年齢に関する条件が設定されています。たとえば、ライフカードの申込資格は以下のとおりです。
ライフカードの申込資格 |
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「日本国内にお住まいの18歳以上で、電話連絡が可能な方」 |
上記の条件であれば、住民票を日本国内に置いている18歳以上の方なら誰でも申込みが可能です。カードによっては、「20歳以上」のように下限年齢が高いことや、「18歳以上39歳以下」のように下限年齢と上限年齢の条件が設けられている場合もあります。
なお、18歳未満が利用できるクレジットカードは一般的ではありません。18歳未満でキャッシュレス決済を利用したいときは、デビットカードや電子マネー、スマホ決済などを検討してみましょう。
収入に関する条件
クレジットカードによっては、収入に関する条件が設定されていることがあります。申込む前に条件を満たしているのか確認しておきましょう。
なお、具体的に年収が決められていることはあまりなく、「安定した収入があること」といった条件が一般的です。
収入がない専業主婦(主夫)や学生は、世帯収入による審査が可能なケースもあります。
そのほかの条件
学生向きなどの特定の対象者向けのカードは、年齢・収入以外の条件が定められていることがあります。たとえば、学生専用ライフカードでは、以下のように申込資格を定めています。
学生専用ライフカードの申込資格 |
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「満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方 進学予定で満18歳以上の高校生の方は、卒業される年の1月以降お申込みいただけます。」 |
申込条件を満たしていないと、クレジットカードの申込自体ができません。ご自身の属性が求められる条件を満たしているか、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードを作るために必要なもの
クレジットカードの申込みで必要となる主な書類は以下のとおりです。
- 本人確認書類
- 金融機関の口座情報
- 本人に連絡のつく電話番号
- メールアドレス
各書類の詳細を解説します。
本人確認書類
クレジットカードを申込む際は「犯罪による収益の移転防止に関する法律」により、以下のような本人確認書類の提出が義務付けられています。
- 運転免許証または運転経歴証明書
- 健康保険証
- マイナンバーカード
- 特別永住者証明書・在留カード
- 住民票または印鑑登録証明書
なお、オンラインで対象金融機関の支払口座を設定したときは、本人確認書類の提出が省略される場合があります。
金融機関の口座情報
クレジットカードの申込みには、利用料金の引落しに使う金融機関の口座情報が必要です。キャッシュカードや通帳などの口座情報がわかるものを用意しておきましょう。
ネット銀行の口座やWeb口座などで通帳がない場合は、会員サイトや公式アプリで口座情報を確認する方法もあります。
なお、カード会社により、支払口座に利用できない金融機関もあるので注意が必要です。
本人に連絡のつく電話番号
クレジットカードの申込みでは、連絡のつく電話番号の入力が求められます。おトクなサービスの案内や、不正利用の疑いがある場合などにカード会社から利用者に連絡をするためです。
固定電話番号、携帯電話番号のどちらでも問題ないため、準備できる電話番号を入力してください。
メールアドレス
オンライン申込みの場合、受付完了や審査結果の通知はメールが一般的です。そのため、メールを受取れるアドレスを用意しておきましょう。ドメイン指定をしている場合は、カード会社のドメインを受信できるように設定してください。
クレジットカードの申込方法と特徴

クレジットカードの申込方法には以下の3つが挙げられます。
- オンラインで申込む
- 窓口や店頭で申込む
- 郵送で申込む
各方法の特徴を把握し、ご自身が利用しやすい方法を選択しましょう。
オンラインで申込む
クレジットカードの申込みは、近年、パソコンやスマホなどのオンライン経由が主流です。手続きがオンラインで完結し、基本的に24時間いつでも申込めるメリットがあります。
本人確認は、オンラインで支払口座を設定する方法やカード受取時に本人確認書類を提示する方法などがあり、書類のコピーや郵送の手間を省けて便利です。
窓口や店頭で申込む
クレジットカードの中には、店舗の窓口でクレジットカードの入会を受付けているカードもあります。
店頭発行カードを即日で受取れたり、スタッフに相談しながら申込めたりするメリットがあるいっぽう、窓口まで行かなければならない点がデメリットです。
郵送で申込む
郵送は、オンラインで資料請求をして、必要書類を郵送する方法です。オンラインで申込みをすることに抵抗のある方や、近くにクレジットカードを発行する店舗がない方におすすめです。
いっぽう、ほかの申込方法と比較すると郵送に数日かかるため、申込みから発行までに時間がかかる傾向があります。
クレジットカードを選ぶ7つのポイント
クレジットカードを選ぶポイントには「年会費」や「ポイントのためやすさ・使いやすさ」、「国際ブランド」などが挙げられます。以下では、ポイントごとに選ぶ基準を紹介します。
①年会費
クレジットカードは年会費無料のカードのほか、有料のカードがあるので、年会費はクレジットカードを選ぶ重要なポイントです。初めてクレジットカードを作る場合は、維持費がかからない年会費無料のカードがおすすめです。
②ポイントのためやすさ・使いやすさ
クレジットカード決済の魅力のひとつは、現金払いや口座振替と異なりポイントがたまることです。
ポイント付与率や付与の基準はカードにより違うので、ポイントをためやすいカードを選びましょう。また、自分がよく使う店舗・サービスで使えるなど、ポイントの使いやすさも大切な確認項目です。
③国際ブランド
クレジットカードにはVisaやMastercard、JCBなどの国際ブランドが備わっていて、VisaならVisaの加盟店、JCBならJCBの加盟店でクレジットカード決済できます。
国際ブランドにこだわりたい方は、どの国際ブランドが選べるのかもチェックすると良いでしょう。
④特典内容
カード会社やステータスによって付帯する特典内容(割引、優待、ラウンジ利用サービスなど)には違いがあります。利用したい特典がある場合は、その特典の有無を基準に選ぶ方法も選択肢です。
⑤付帯保険や保障内容
クレジットカードには、旅行傷害保険や紛失盗難時のカード会員保障制度など、保険や保障が付帯するカードがあります。
海外旅行や留学、海外研修などを予定している方は、海外旅行傷害保険が付帯するカードがおすすめです。
⑥発行までの日数
クレジットカードの発行日数も、カードの種類やカード会社により違いがあります。発行までの日数が短いカードを選ぶか、余裕を持ってカードを申込むと良いでしょう。
⑦サポートの充実度
電話やメール、チャットや公式アプリなど、サポートが充実しているクレジットカードを利用すると万一のことがあったときもあんしんです。
また、海外アシスタンスサービスのあるカードなら、海外滞在時のトラブルの際にも心強い味方となります。
クレジットカードの申込み・発行に関するよくある質問
クレジットカードの申込みや発行において、よくある質問とその答えをまとめました。以下を参考に、疑問を解消してからクレジットカードの申込手続きをしましょう。
Q.クレジットカード発行までの日数は?
カードの種類や審査にかかる時間によって、発行までの日数が異なります。
店頭で入会するカードの中には、審査に通過すれば即日発行可能なものもあります。また、デジタルカードの場合も、審査通過後は当日から発行されます。
ただし、プラスチックカードを自宅で受取る場合は、審査・発行に加えて配送の時間もかかるため、数日から数週間かかるケースがあります。
Q.クレジットカードが発行できない理由は?
クレジットカードに申込んでも、必ずしも発行できるとは限りません。次のような理由で、クレジットカードの発行ができないケースもあります。
- 申込条件を満たしていない
- 信用情報に問題がある
- 在籍確認がとれない
- 借入額が多く支払可能見込額を設定できない など
申込む前に条件を満たしているか確認しましょう。年齢や収入、電話連絡ができるかなどが条件として設定されることがあります。
また、信用情報に問題がある場合も、クレジットカードの発行が難しくなります。たとえば、ほかのクレジットカードの支払いやローンの返済を滞納しているケースや、過去に滞納していた記録が残っているケースでは、信用情報に問題があると判断されるかもしれません。
在籍確認がとれないときも、クレジットカードの発行が難しいことがあります。在籍確認とは、クレジットカードの申込者が申込フォームに記載した勤務先に在籍しているか調べることです。
勤務先の電話番号を間違って記載してしまったり、勤務先でプライベートの電話を取り次いでいなかったりすると、在籍確認がとれない可能性があります。
ローンで多額の借り入れをしているときも、クレジットカード発行に影響を及ぼすことがあります。借入額が多いとクレジットカードの支払可能見込額を設定できず、利用不可と判断されるかもしれません。
なお、カード会社では、発行できない理由については公開していません。もしクレジットカードの発行が却下されたときは、カード会社に問い合わせても理由を教えてもらえないため、上記の理由に当てはまっていないか各自でチェックしてみてください。
Q.同一カード会社でクレジットカードを2枚発行できる?
異なる種類のクレジットカードなら、同じカード会社のものであっても、審査に通れば2枚発行することが可能です。
異なる国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、利用できる店舗やサービスが増えます。また、利用できる特典も増えるため、複数のクレジットカードを持つことも検討してみましょう。
Q.クレジットカードの利用明細書は再発行できる?
クレジットカードの利用明細書は再発行可能です。
再発行の方法は、カード会社によって異なります。
会員ページからダウンロードするケースや、電話やWebページなどから依頼して送付してもらうケースなどがあります。
ただし、紙の利用明細書を再発行・再送付してもらう場合は、手数料がかかることがあるため注意が必要です。
Q.クレジットカードの申込みや発行をキャンセルできる?
クレジットカードを申込んだ後、何らかの事情で申込やカード発行をキャンセルしたいときは、申込者自身でカード会社に問い合わせましょう。カード発行前であれば、通常はキャンセルできます。
すでにカード会社がクレジットカードを発行している場合は、行き違いになり、一旦、カードを受取ることになるかもしれません。その場合はキャンセルではなく解約の手続きが必要になるため、各カード会社の案内に沿って解約手続きをしてください。
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