クレジットカードが使えるか確認する方法・使えない原因
高額なお買い物を予定しているときやエラーで支払いができなかったときなど、クレジットカードが現時点で使えるかどうかを確認したくなることがあります。
本記事では、お持ちのクレジットカードが現在使えるかどうかを確認する方法を解説します。
クレジットカードが使えない原因や対処法も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
クレジットカードが現在使えるか確認する方法
保有しているクレジットカードが現在使える状態かどうかを確認する方法は、主に以下の3つです。
- 会員サイトやスマホアプリで利用可能額を確認する
- クレジットカードの有効期限を確認する
- クレジットカードの支払いが遅れていないか確認する
上記の3つの方法で確認できない場合は、カード会社に問い合わせましょう。
会員サイトやスマホアプリで利用可能額を確認する
会員サイトやスマホアプリ、自動音声サービスなどを利用して、利用可能額を確認しましょう。利用可能額が表示されており、0円でない場合は、その範囲内でクレジットカードを利用できます。
利用可能額とは、現時点でクレジットカードを利用できる金額のことです。利用可能枠(クレジットカードで利用できる上限金額)から利用残高(支払いが済んでいない利用代金)を差し引くことで求められます。
利用可能額 = 利用可能枠 - 利用残高
たとえば、利用可能枠が100万円で、利用残高が70万円の場合、利用可能額は30万円です。
クレジットカードの有効期限を確認する
クレジットカードの有効期限が切れていると、支払いができません。
クレジットカードの表面または裏面に「月/年(西暦)」の順番で記載されているので、期限内かどうかを確認しましょう。たとえば、「05/30」と記載されている場合は、2030年5月末日まで利用できます。
券面に有効期限が記載されていないクレジットカードは、会員専用サイトやスマホアプリなどで確認が可能です。
有効期限が近づくと、通常はカード会社から自動的に更新後のクレジットカードが届きます。券面を確認して有効期限が切れている、もしくは近づいている場合は、新しいクレジットカードが届いているかどうかを確認しましょう。
クレジットカードの支払いが遅れていないか確認する
カード会社で利用代金の支払いが確認できないと、一時的にクレジットカードの利用が停止されます。お持ちのクレジットカードが使えるか知りたい場合は、クレジットカードの支払いに遅れがないかを確認しましょう。
主な確認方法は、以下のとおりです。
- 会員専用ページやスマホアプリで支払状況を確認する
- カード会社から支払いに関する連絡が入っていないか確認する
- 支払日に銀行口座から引落されているかを確認する
上記の方法で分からない場合は、カード会社に問い合わせましょう。
クレジットカードの支払情報はいつ反映される?
前述のとおり、利用可能額が残っていれば、その範囲内でクレジットカードを利用できます。
ただし、会員専用サイトやスマホアプリに表示される利用可能額は、最新の情報とは限りません。クレジットカードの利用後、その支払情報が反映されるまでには一定の時間を要するためです。
クレジットカードの支払情報は、加盟店がカード会社に売上データを送信したあとに利用可能額や利用明細に反映されます。売上データが送信されるタイミングは加盟店によって異なり、即時反映される場合もあれば数日以上かかるケースもあります。
また、支払日に引落された金額が利用可能額に反映されるまでにも、数営業日かかることが一般的です。したがって、会員ページなどに表示される利用可能額は、実際に利用できる金額と一致しない場合があります。
クレジットカードが使えない主な原因

クレジットカードが使えなくなる原因には、さまざまなケースがあります。支払いや再発行などの対応が必要な場合もあるため、お持ちのクレジットカードが使えないときは、まず原因を明らかにしましょう。
- 利用可能枠を超えている
- 支払いが遅れている
- クレジットカードの有効期限が切れている
- 磁気不良やICチップ不良が起きている
- 不正利用検知システムが作動した
- 暗証番号やカード情報の入力を間違えている
- 店頭の決済端末に問題がある
- 加盟店がそのクレジットカードの国際ブランドに対応していない
利用可能枠を超えている
利用可能枠を超えてクレジットカードを利用することはできません。
利用可能枠を超えた場合、次回支払日に引落しが完了した金額分が利用可能額として再び利用できるようになります。たとえば、利用可能枠が50万円で利用可能額が0円の場合、次回支払日に10万円の支払いが完了すると、利用可能額が10万円に回復します。
支払いが遅れている
前述のとおり、支払いが遅れているとクレジットカードの利用が一時的に停止されます。カード会社が指定する方法で速やかに支払いましょう。
カード会社側で支払いが確認されれば、クレジットカードの利用を再開できますが、反映まで日数を要することが一般的です。また、利用状況によっては利用を再開できないケースもあります。
クレジットカードの有効期限が切れている
有効期限が切れている場合は、新しいクレジットカードが届いているか確認し、更新後のクレジットカードを利用しましょう。
新しいクレジットカードが届かない場合、登録されている住所が古く、変更手続きがされていないことが原因として考えられます。原因が分からない場合は、カード会社への問い合わせが必要です。
磁気不良やICチップ不良が起きている
クレジットカードの磁気ストライプやICチップに不具合が生じると、クレジットカードが利用できない場合があります。
磁気不良・ICチップ不良が原因の場合、再発行の手続きが必要です。クレジットカードの到着には一定の日数がかかるため、お急ぎの場合は手続き前に確認しましょう。また、再発行に伴い手数料がかかるケースもあります。
不正利用検知システムが作動した
多くのカード会社では、利用者を不正利用の被害から守るために不正利用検知システムを導入して、クレジットカードの利用状況をモニタリングしています。不正利用の疑いがある取引を検知すると、クレジットカードの利用が一時停止されることがあります。
一時停止される例として、以下のような取引が挙げられます。
- 過去の不正利用と類似した取引である
- 高額かつ連続で決済があった
- 同じ店で繰り返し利用された
不正利用でない場合は、カード会社に問い合わせて本人確認を行い、利用制限を解除してもらいましょう。
暗証番号やカード情報の入力を間違えている
暗証番号が誤っていると、クレジットカード払いができません。暗証番号を忘れてしまった場合は、カード会社所定の方法で暗証番号を照会しましょう。
なお、暗証番号の入力を一定回数誤ると、取引が制限されることがあります。この場合、再発行の手続きが必要です。
また、オンラインショッピングでクレジットカードが使えない場合は、カード番号・有効期限・セキュリティコードなどの入力した情報が誤っている可能性があります。
店舗の決済端末に問題がある
実店舗でクレジットカードが使えない場合、店舗側の決済端末に不具合が生じている可能性があります。
店舗側で問題が解消されるまではクレジットカード払いが難しいため、ほかの支払方法を利用するか、別の店舗での購入を検討しましょう。
加盟店がそのクレジットカードの国際ブランドに対応していない
クレジットカード払いができるのは、その国際ブランドに対応している加盟店に限られます。
国際ブランドとは、世界中で利用できるクレジットカードのブランドのことで、ブランドによって利用できる国・地域や店舗が異なります。たとえば、VisaとMastercardのみ対応している加盟店では、JCBやAmerican Expressのクレジットカードなどは利用できません。
この場合は、そのクレジットカードの国際ブランドに対応している加盟店で支払うか、ほかのクレジットカードを利用しましょう。
クレジットカードが使えない場合の対処法
クレジットカードが使えないときは、まずその原因を把握したうえで、状況に応じて対処することが大切です。原因が分からない場合やすぐに解決しない場合は、以下の対処法を検討しましょう。
- カード会社に問い合わせる
- 発行スピードが早いクレジットカードを申込む
クレジットカードが使えない原因が分からない場合はカード会社に問い合わせ、なるべく詳細に現状を伝えましょう。
再発行が必要な場合など、すぐに対処できない場合は、発行スピードが早いクレジットカードを新たに申込むのも手段のひとつです。
複数のクレジットカードを持っていれば、何らかの原因で使えなくなったときにも対応しやすくなります。
また、複数持ちによってより多くの特典・付帯サービスが利用できます。さらに、国際ブランドを使い分けることで利用できる店舗が増えるなどのメリットもあります。
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クレジットカードは利用状況を確認して計画的に利用しよう
お持ちのクレジットカードが現在使える状態かどうかを知りたい場合は、利用可能額や有効期限、支払いに遅れがないかを確認しましょう。
また、クレジットカードを利用する際は、会員サイトやスマホアプリなどで利用状況をこまめに確認することが大切です。利用状況を把握しながら利用すれば、いざというときに利用可能枠が足りなくて支払えなくなったり、支払いが遅れてしまったりするのを防ぎやすくなります。
計画的に利用していても、何らかの原因でクレジットカードが使えなくなることがあります。万が一に備えて、クレジットカードの複数持ちも検討しましょう。