クレジットカードは収入なしの学生でも作れる?

クレジットカードを持ちたいけれど、「収入がないと発行できない?」と気にしている方もいるのではないでしょうか。
収入がなくても、クレジットカードの発行は可能です。ただし、注意すべき点がいくつかあります。
本記事では、収入のない学生でもクレジットカードを作れる理由や、申込時の年収や職業の申告方法を解説します。
収入のない学生がクレジットカードの審査を受ける際のポイントや注意点、発行できない場合の対処法も紹介するので、
ぜひ最後までご覧ください。
収入なしの学生でもクレジットカードを作れる?
収入のない学生でも、クレジットカードを作ることは可能です。
クレジットカードは、一般的に満18歳以上(高校生を除く)であれば申込みが可能です。
また、従来は、18歳・19歳がクレジットカードに申込む際に親権者の同意が必要でしたが、2022年4月の成人年齢引き下げにより、親の同意がなくても申込めるようになりました。
世帯収入による審査を受けられる場合がある
クレジットカードは「後払い」の仕組みであるため、審査では安定した収入があり、支払能力があるかどうかが確認されます。ただし、収入がなくても、世帯収入をもとに審査を受けられる場合があります。
また、収入はあくまでも審査項目のひとつであり、ほかの項目も含めて総合的に判断されるため、収入がないからといって通過できないとは限りません。
収入がない学生はご利用可能枠が低くなる傾向がある
収入のない学生は、ご利用可能枠が低く設定される傾向があります。収入がある方と比べて支払いに充てられる資金が少なく、貸し倒れのリスクが高まるためです。
また、学生のご利用可能枠が低くなりやすいのは、支払能力を超える利用を防ぐ目的もあります。
一般社団法人日本クレジット協会によれば、18歳・19歳を申込対象としているクレジットカード会社の9割以上が、20歳以上と比較してご利用可能枠を低く設定していると回答しています※。
収入がない学生はキャッシングを利用できない
キャッシングとは、クレジットカードを利用して現金を借りる機能のことです。
キャッシングは「総量規制」の対象であり、法律(貸金業法)により原則として年収の3分の1を超える借入れが禁止されています。そのため、本人に収入のない学生の場合、キャッシングは利用できません。
収入なしの学生は「年収」や「職業」をどう申告する?
クレジットカードに申込む際には、年収や職業などの申告が必要です。アルバイトなどをしておらず、収入がない学生は、年収欄に「0」と記入して申込みましょう。
親からの仕送りや奨学金は、「本人の収入」とはみなされないため、一般的に「年収」には含めません。ただし、クレジットカード会社によって「年収」に含める範囲が異なる場合があるため、分からない場合は公式サイトなどで確認しましょう。
アルバイトなどで収入がある学生は、アルバイト先から交付される「源泉徴収票」や「給与明細書」などを確認し、総支給額(税金や保険料控除前の金額)を記入します。
なお、職業欄は収入の有無に関わらず「学生」を選択します。
収入なしの学生がクレジットカードの審査を受ける際のポイント

収入なしの学生でも、申込条件を満たしていればクレジットカードの申込みは可能です。ただし、発行するためには審査に通過する必要があります。
この章では、審査を受けるうえで押さえておきたい主なポイントを解説します。
- 申込条件を満たしているか確認する
- 正しい情報で申込む
- クレジットカードやスマホ本体代の支払いに遅れない
- 同時期に複数のクレジットカードに申込まない
申込条件を満たしているか確認する
収入のない学生の方がクレジットカードに申込む際は、年齢や収入の条件を満たしているかどうかを事前に確認しましょう。
クレジットカードによっては、「満20歳以上」「本人に安定した収入があること」などの条件が設けられている場合があります。また、年齢条件を満たしていても、「学生を除く」となっている場合は申込みができません。
なお、一般的にクレジットカードに申込めるのは満18歳以上の方ですが、多くの場合、高校生は申込みの対象外です。
ライフカードの場合、以下の条件を満たす方にお申込みいただけます。
| ライフカード | 日本国内にお住まいの18歳以上で、電話連絡が可能な方 |
|---|---|
| 学生専用ライフカード | 満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方(または進学予定で満18歳以上の高校生の方※) |
- ※卒業される年の1月以降お申込みいただけます。
正しい情報で申込む
審査が不安でも、必ず正しい情報で申込みましょう。
クレジットカードに申込む際に申告する年収や勤務先などの情報は、一般的に自己申告制であり、収入証明書類などの提出は求められません。ただし、実際はアルバイトをしていないのに勤務先を偽ったり、年収を多く申告したりすると、虚偽申告として審査に通過できない原因となります。
また、単なるミスでも虚偽の申告かどうかが判断できず、審査に影響することも考えられるため、よく確認したうえで申込むことが大切です。
クレジットカードやスマホ本体代の支払いに遅れない
すでにクレジットカードを持っている学生や、スマホの本体代などを分割払いで支払っている学生は、期日を守って確実に支払いましょう。
クレジットカードやローン、分割払いの支払状況は、「信用情報」として一定期間登録されます。滞納などの情報が登録されていると、審査に通りにくくなる可能性があります。
心当たりがある方は、信用情報機関に情報開示を請求し、ご自身の信用情報を確かめましょう。なお、スマホの分割払いに関する信用情報は、主にCIC(株式会社シー・アイ・シー)に登録されます。
同時期に複数のクレジットカードに申込まない
クレジットカードを持ちたいからといって、短期間で何枚も申込むのは避けましょう。
クレジットカードの申込履歴は信用情報として一定期間登録されており、各クレジットカード会社が審査の際に確認します。同時期に複数のクレジットカードに申込むと、「お金に困っているのでは」「支払えなくなるリスクがある」とみなされ、審査に通りにくくなる可能性があります。
収入なしの学生がクレジットカードを選ぶ際のポイント
クレジットカードを便利かつおトクに利用するためには、ご自身に合ったものを選ぶことが重要です。
クレジットカードによって年会費やポイント還元率、特典内容などが異なるため、次のような点に着目し、目的やライフスタイルなどに応じて選びましょう。
- 年会費無料のクレジットカードを選ぶ
- ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶ
- 学生向け特典が充実しているクレジットカードを選ぶ
- セキュリティ対策が万全なクレジットカードを選ぶ
以下の記事では、大学生がクレジットカードを持つメリットや選び方を紹介しています。あわせてご覧ください。
年会費無料のクレジットカードを選ぶ
クレジットカードをはじめて作る学生やコストが不安な方は、年会費無料のものを選びましょう。利用頻度が少なくてもコストが発生しない場合が多く、収入がない学生でもあんしんして保有し続けられます。
年会費有料のクレジットカードは特典が豪華な傾向がありますが、学生向けカードは年会費無料でも特典が充実しているケースが多く、十分に実用的です。
ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶ
ポイント還元率とは、「利用金額に対して何円相当のポイントがもらえるか」を示す割合のことです。一般的な相場は0.5%程度ですが、クレジットカードによっては1%程度のものもあります。
また、クレジットカードによっては、特定の店舗やタイミングで利用すると還元率が上がるものや、年間の利用額に応じて還元率が変動するものもあります。そのため、基本のポイント還元率だけでなく、どのようなポイントシステムになっているかを確認しましょう。
さらに、ポイントの使いみちがご自身に合っているか、有効期限に余裕があるかなどの使いやすさも確認しておくとあんしんです。
学生向け特典が充実しているクレジットカードを選ぶ
クレジットカードを選ぶ際は、付帯する特典やサービス内容にも注目しましょう。
特に、学生向けのクレジットカードには学生限定の特典が付帯している場合が多く、一般的なクレジットカードよりもおトクに使える場合があります。
たとえば、学生限定のポイントアップやボーナスポイント、海外旅行傷害保険の付帯などが挙げられます。快適なキャッシュレス生活を送るためには、ご自身のライフスタイルに合った特典・サービスが付帯するクレジットカードを選ぶことが大切です。
セキュリティ対策が万全なクレジットカードを選ぶ
収入の有無に関わらず、学生が安全にクレジットカードを利用するためには、セキュリティ対策がしっかりしているクレジットカードを選ぶことが重要です。主なチェックポイントは以下のとおりです。
- 不正検知システムが導入されているか
- 不正利用に対する補償を受けられるか
- カード利用時に通知を受取れるか
- 手間なく利用明細を確認できるか
- タッチ決済に対応しているか
また、近年増えているエンボスレスカードやナンバーレスカードを選ぶのもひとつの方法です。
| エンボスレスカード | 表面にエンボスがない(クレジットカード情報の記載がない)クレジットカード |
|---|---|
| ナンバーレスカード | 券面にクレジットカード情報の記載がないクレジットカード |
収入のない学生がクレジットカードを利用する際の注意点

クレジットカードは、1ヶ月分の利用代金を後日まとめて「後払い」するシステムです。手元に現金がなくても支払えるため便利ですが、収入のない学生は特に慎重な利用が求められます。
以下の注意点を押さえ、計画的に利用しましょう。
- 使いすぎに気をつける
- リボ払いや分割払いの安易な利用は避ける
- 不正利用の対策をする
使いすぎに気をつける
クレジットカードは後払いのため、お金を使っている感覚が薄れやすく、必要以上に使ってしまうことがあります。特に収入のない学生の場合は、支払いに充てられるお金が限られているため、計画を立てずに使いすぎると支払いが困難になる可能性があります。
消費者庁のアンケートによると、キャッシュレス決済に関するトラブルについて、9.4%の大学生が「使いすぎてしまった」と回答しました※。
クレジットカードを利用する際は、こまめに利用状況を確認し、使いすぎないように気をつけましょう。
リボ払いや分割払いの安易な利用は避ける
リボ払いと分割払いは、どちらもクレジットカードの支払方法のひとつです。便利な支払方法ですが、特に収入のない学生の間は、安易に利用するのは避けましょう。
| リボ払い | 利用金額や件数に関わらず、毎月ほぼ一定額を支払う方法 |
|---|---|
| 分割払い | 商品を購入する際に支払回数を指定して、分割で支払う方法 |
リボ払いや分割払い(3回以上)を利用すると、リボ払い手数料や分割払い手数料がかかります。また、リボ払いは支払期間が長期化しやすく、総支払額の負担が大きくなる可能性があります。
不正利用の対策をする
クレジットカードはショッピングサイトなどで便利に使える反面、不正利用のリスクがあります。セキュリティ対策がしっかりしたクレジットカードを選ぶことに加え、ご自身でも以下のような対策を行いましょう。
- 利用明細をこまめに確認する
- クレジットカード利用時に通知が届くように設定する
- 推測されにくい暗証番号やパスワードを設定する
- クレジットカードの管理を徹底する
- 不審なサイトにアクセスしない
- クレジットカードを紛失した場合はすぐに利用停止の手続きをする
一般社団法人日本クレジット協会によると、不正利用被害のほとんどを占めるのがWEB取引におけるクレジットカード番号の盗用です※。リスクを正しく理解し、不審なメールを開かない、パスワードを使い回さないなどの基本的な対策を徹底しましょう。
クレジットカードの審査に通過できないときの対処法
一般的に、未成年(満18歳未満)の学生は、クレジットカードを発行できません。また、申込条件を満たしていても、審査に通過できないケースがあります。
未成年の方や、審査に通過できない場合は、以下の対処法も検討しましょう。
- 家族カードを発行する
- デビットカードやプリペイドカードを発行する
家族カードを発行する
家族カードとは、本会員の家族が発行できるカードです。一般的に、「本会員と生計をともにする18歳以上の配偶者・両親・お子さん」が発行対象となります。
家族カードは、本会員の信用力をもとに発行されるため、収入のない学生でも利用可能です。
ただし、家族カードで利用できるのは、本会員のご利用可能枠の範囲内に限られます。また、家族カードにも年齢制限があり、多くの場合、未成年の方は発行できません。
デビットカードやプリペイドカードを発行する
審査のないデビットカードやプリペイドカードを発行するのもひとつの方法です。クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードには、主に以下の違いがあります。
| 項目 | クレジットカード | デビットカード | プリペイドカード |
|---|---|---|---|
| 年齢制限 | 18歳以上(高校生を除く) | 15歳以上(金融機関によって異なる) | 制限のないものもある(プリペイドカードによって異なる) |
| 審査 | あり | なし | なし |
| 支払うタイミング | 後払い | 即時払い | 前払い |
デビットカードやプリペイドカードは、未成年でも発行でき、一般的に審査もありません。ただし、デビットカードは銀行口座の残高、プリペイドカードはあらかじめチャージした金額を超えて支払うことはできません。
「学生専用ライフカード」は留学や海外旅行に役立つ特典が充実
学生のクレジットカードには、年会費無料の学生専用ライフカードがおすすめです。
在学中は海外ショッピングご利用総額の4%がキャッシュバックされるため、留学や海外旅行時に役立ちます※。
- ※キャッシュバック金額の上限は、年間累計10万円となります。
- ※事前エントリーが必要です。
- ※インターネット海外サイト、国内免税店、機内販売は対象外となります。
また、「入会初年度ポイント1.5倍」や「お誕生月ポイント3倍」など、ポイントがたまりやすいサービスも充実しています。
さらに、ライフカードでは、不正検知システム※やカード会員保障制度など、あんしんしてご利用いただくための取組みを行っています。クレジットカードの発行を考えている学生の方は、ぜひ学生専用ライフカードをご検討ください。
- ※お取引の保留にともなう以下のような対応は弊社ではいたしかねますので何卒ご了承ください。
•商品やサービス等の再購入手続き(限定商品・チケット予約等を含む)
•価格変動等による差額の補填
•ポイントの付与
•ライフカードや商品購入先への電話料金の補填
収入がない学生のクレジットカード利用は計画的に
収入がない学生でも、クレジットカードの発行は可能です。申込条件を満たしているかどうかを確認し、正確な情報で申込みましょう。
キャッシュレス化が進み、日々の生活のなかでクレジットカードがないと不便に感じる場面が増えています。審査のポイントや注意点も理解し、計画を立てたうえでクレジットカードを活用しましょう。
学生専用ライフカードは年会費無料で発行でき、卒業後は、手続き不要でライフカード<年会費無料タイプ>に自動で切り替わるため、お手持ちのカードをそのままご利用いただけます。学生限定の特典もご用意しているので、クレジットカードを発行したいと考えている学生の方は、ぜひご検討ください。
